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ブログ:ココログ

2008年7月23日 (水)

ホルス

Horus / Amigo / H. Jean Vanaise作
Horusbox200
Horusboard500
 「ホルス
ナイル川流域に自分の土地を広げるゲームです。
手番の最初には、袋の中から、土地タイルを引きテーブルの上に並べます。このとき、すでにあるタイルと、少なくとも辺の1/2接するようにします。そのあとカードプレイです。カードには地形と数字が書かれています。プレイしたカードに描かれているタイルをストックから取り、同様にテーブルの上に並べます。そして、プレイしたカードに書かれた数字と同じ枚数で、同じ種類のタイルが連続して置かれているエリアがあれば、そこに自分のマーカーを置くことができます(必ずしもカードに描かれているタイルと同じ種類である必要はありません)。
ゲームが終了したとき、同じ種類のタイルが連続しているエリアごとに得点計算が行われます。このとき、それぞれのエリアに最も多くのマーカーを置いているプレーヤーにそのエリアに属するタイル枚数分のポイントが入ります。複数のプレーヤーが同じ枚数置いている場合には、それらすべてに同じポイントが入ります。
ゲーム中に各プレーヤーは一度だけ川を伝って自分のコマを移動させることができます。これが大きなエリアでの得点争いに大きな影響を与えます。ただ、コマは空いているタイルの上にしか置けないため、コマを置くタイルを作る必要があります。また、ゲームはサドンデスで終わるため、終了のタイミングも大きなポイントになります。

2008年6月26日 (木)

バタビア

Bataviabox200_3
Batavia / Queen / Dan Glimne & Grzegorz Rejchtman作
3~5人 10歳以上 45-60分
Bataviaboard500_2
 イギリス、フランス、オランダ、デンマーク、スウェーデンの各東インド会社をうまく使って交易をおこなうゲームです
 カードは各東インド会社いずれかひとつを表しているだけです。
 スタートプレーヤーがサイコロを振り出た目と同じ枚数のカードを表にして並べ、それらをまとめてセリにかけます。競り落としたプレーヤーがこのカードを取ります。支払いはそのプレーヤー以外のすべてのプレーヤーに、なるべく均等になるように支払います。つまりお金は全体として増えたり減ったりはしません。競り落としたプレーヤーから順に一巡カードプレイを行います。手番には何枚でもカードをプレイすることができます。プレイしたカードは国ごとに分けて表にして自分の前に並べます。ある国について最大枚数自分の前に並べている場合には、国マーカーを取ります。プレイしたカードにかかわらず、持っている国マーカーが描かれたタイルを取ることができます。ゲームボード上にはタイルがアフリカからはじまってインド経由で極東までの道のりに一列にタイルが並べられています。プレーヤーはそれぞれ自分のコマを持っており、自分のコマの前にあって、取ろうとしている国のタイルで最初のタイルまでコマを移動して1枚取ることができます。タイルには国のほか産物が表示されていますので、対応する産物に自分のマーカーを置きます。
 なお、カードプレイをしない場合には、山札を2枚無償で獲得することができます。
 手番が一周したら、前回競り落としたプレーヤーがスタートプレーヤーとなり、サイコロを振って次のラウンドを始めます。
 なお、プレイされている全体のカード枚数は常にゲームボードに表示されています。これは、それぞれの国のカード枚数と全体の合計枚数です。もし全体の合計枚数が21枚を超えたら、その手番が終了した時点で、一番多くプレイされている国のカードはすべて捨て札となります。そしてその国のプレイされているカードが0となり、全体の合計もそれに伴って減ります。これは、該当する国のカードをほとんど持っていないプレーヤーにとって、国タイルを獲得できるチャンスです。
また、国タイルは獲得した時点で得点に変換することができます。
ゲーム終了時には、それぞれの産物で一番多くのマーカーを置いているプレーヤーに得点が与えられます。またその時点での残金が一番のプレーヤー、最初にコマをゴールさせたプレーヤーおよびその時点で持っている国マーカーにも得点が与えられます。
タイルの初期配列は、基本的にランダムですが、はじめてゲームをする時ように、番号通りに並べれば、バランスよくいろんな産物が獲得できるチャンスがあるようにしてあります。
いかにして国タイルを取るか、とった国タイルをどのようにして取られないようにするかがポイントです。そのために多すぎるカードをプレイしたら、捨てさせられるかもしれないからです。

ブロX

Bloxbox200
Blox / Ravensburger / KRAG Team作
(KRAG TeamとはWolfgang Kramer, Hans Raggan, Jürgen P.K. Grunauのチームだそうです)
2~4人 10歳以上 45分
Bloxboard500
今年の年間ゲーム大賞にノミネートされています。
邦題の「ブロX」は仮称です。ご存じブロックス(Blokus)と混同されないよう原題もBloxとなっていますが、カタカナで書くと同じなので悩んでいます。原題もBlocksを使っていないのも、同じような理由かもしれません。
ブロックの塔を壊したり建設したりして得点を得るゲームです。
手札は常に5枚。手番には何枚でも使えます。そして使った分だけ補充します。
カードは単に4種類の色カードです。
手番でできることは、6種類の内ひとつ。

  1. カードを1枚使って自分のコマをボードの外側から中に入れる。任意の周辺からプレイした最初の色のマスまで移動できます。
  2. カードを1枚使って自分のコマを移動させる。縦横方向にプレイした色の最初のマスまで移動できます。なお、常にコマや塔を越えて進むことはできません。
  3. 塔を壊す。このとき、塔の上に乗っている得点チップ(高さと同じ)を獲得できる。自分のコマの縦横線上にある塔を壊すことができます。このとき塔を構成するタイルと同じだけのカードをプレイする必要があります。また、コマと塔の間に、塔を構成するタイルと同じ色のマスがある場合はこれを行えません。
  4. 塔を建設する。このとき建設した塔の高さと同じ数字の得点チップを塔に乗せるとともに、同じチップを獲得する。破壊した塔のパーツはそのプレーヤーが受け取り、以降の建設に使えます。塔を構成するカードをプレイすることにより、自分のコマがいるマスに塔を建設することができます。
  5. 他のプレーヤーのコマを追い出す。他のプレーヤーのコマが自分のコマの縦横線上にいる場合、そのコマがいるマスの色のカードを3枚以上プレイすることより、そのコマを追い出すことができます。その時プレイしたカード1枚につき1点獲得できます。
  6. 手札の交換。任意枚数の手札を捨てて山札から補充できます。このときジョーカータイルが使用済みになっていたら未使用に戻すことができます。ジョーカータイルはいつでもどの色のカード1枚として使うことができます。使用したら裏にしておき、手札の交換を行った時に、元に戻すことができます。

ゲームは4つのフェイズに分かれており、だんだん大きな塔が破壊できるようになると共に、大きな塔しか作れなくなります。
手札と相談して、効率のよい移動と破壊または建設を考えるゲームです。

2008年6月 6日 (金)

呪いのミイラ

Fluch_der_mumiebox200
Fluch der Mumie / Ravensburger / Marcel-Andre Cassola Merkle作
2~5人 8歳以上 30-45分
Fluch_der_mumieboard500

 ピラミッドの探検家(墓泥棒?箱のイラストからすると観光客?)とそこに眠るFluch_der_mumieboard_backミイラとの闘いです。
 ミイラ役のプレーヤーは、一人ボードの反対側に座ります。残りのプレーヤーは、探検家となり同じ側に座ります。ボードには探検家とミイラの位置を示すマグネットを配置します。ただし、ミイラ側からはミイラの位置しかわかりません。
 ゲームを始める前に、各探検家にはそれぞれ5枚のカードが配られます。それがピラミッド内で見つける宝です。ボードのその位置に自分の探検家コマを移動させることができたら、その宝を獲得できたことになります。
Fluch_der_mumiedice 探検家の手番では、5個の探検家ダイスを振ります。そしてそのうち1個を選び、自分の探検家コマを移動させます。数字が描かれたダイスを選んだ場合は、その数字ぴったりのマス移動させます。もちろん壁を越えて進むことはできません。また、ミイラを越えることもできません。矢印が描かれたダイスを選んだ場合は、自分のコマを直線で壁または他の探検家やミイラに当たるまで移動することができます。ミイラの描かれた目が出た場合には、そのダイスはわきによけておきます。次のプレーヤーは、ミイラの目が出ていないダイスのみを振ることができます。ただし、ミイラの目が出ているダイスの数分ミイラに移動することを許すなら、すべてのサイコロを振ることができます。そして同様に自分のコマを移動させます。もし、発見すべき宝の位置で自分のコマの移動を終えることができたら、その宝を獲得したということで、該当するカードを表にして出します。このときミイラは、その探検家がどこにいるかはっきり分かるのです。
 すべての探検家が1度ずつ手番を行ったら、ミイラの手番です。茶色のダイスを振り、出た目に描かれている数字に、その時点で探検家ダイスでミイラの目が出ていればその数を加えたマス数移動します。もし、ミイラの移動過程で探検家と同じマスに入ったら、探検家のコマは、磁石でミイラのコマにくっつかれてしまいます。こうなった探検家は、ライフポイントを失い、ピラミッドの入り口のマスに戻ります。ゲーム開始時には各探検家は3つのライフポイントを持っており、これをすべて失ったらゲームから脱落します。
 探検家が、自分の見つけるべき宝5個すべてを獲得できたら、その探検家の勝利です。また、プレイ人数により決められたライフポイント奪うことができたらミイラの勝ちです。
 探検家どうしは、ほかのプレーヤーであれライフポイントをたくさん集めれれたら、ミイラの勝ちになってしまいますが、宝を5個すべて集めてしまったら、その探検家の勝ちになってしまうため、ある意味協力し合う必要もありますが、競い合う相手でもあるのです。
 ミイラにとっては、探検家の位置を推理するのが面白いゲームです。宝物を見つけた時には、位置がはっきりしますし、多くのダイスからその1つを選んだ理由が推理の根拠になるかもしれません。 

2008年5月29日 (木)

ロボティクス

Roboticsbox200
Robotics / Pegasus / Mario Coopmann作
3~5人 12歳以上 60分
Roboticsbords500

Roboticscards500    ロボットを作るゲームです。ゲーム中、常に3枚のカードが表にして置かれています。これらはロボットの注文書です。これを完成させることにより、そこに書かれている金額が支払われます。これらのカードには、それぞれ必要なパーツとその数が描かれています。それを胴体のパーツを使ってすべてつながる1体のロボットを作ります。
 手番には2つのアクションが行えます。可能なアクションは3種類です。ひとつは備品を獲得することで、市場から買うことと袋から無作為に取ることができます。袋から無作為に取った場合は、希望の部品が手に入るとは限りませんが、無償です。また、必要のない部品が手に入った場合は、自分の倉庫に保管することができます。3個までは無償で保管できますが、4個以上になると倉庫料がかかります。
Roboticsboard1500_2  市場から買う場合には、市場ボード上のパーツを買います。 市場ボード上には、それぞれ価格表示がされており、その価格で買うことができます。なお、この価格表示はパーツが一つ買われるたびに、時計回りにひとマス移動します。つまり何かが買われるたびに価格変動するのです。その時点で価格が描かれていないマスにある部品は購入できません。また、売り切れになっていて買えないこともあります。また、価格表示の内側には赤いマスに半分の価格が書かれています。これは、横流し品の価格です。この価格で買った場合には、そのパーツの上にマーカーを置いておきます。そのままロボットが完成してしまえば、横流し品を使っていようと、正規の価格で買い取ってもらえます。ただし、だれかが袋の中から部品を補充しようとして、査察官を引いてしまったら、その時点で横流し品をはすべて取り去られます。
 他に行えるのは、組み換えです。自分の倉庫にある部品をすでに制作中のロボットにつけたり、いらない部品を外したりできます。
 手番にできる3種類目は、交渉です。他のプレーヤーから部品を買ったり交換したりすることができます。
 注文カードに描かれたイラストがかわいいゲームです。

2008年5月 9日 (金)

砂漠の王子

Wustensohnebox200
Im Reich der Wüstensöhne / Kosmos / Klaus Teuber作
3・4人 8歳以上 60分
Wustensohneboard500_2 

 各プレーヤーは、砂漠を探検しオアシスを完全な形で発見できるごとに何らかのものが手に入る可能性があります。ゲーム終了時に、手に入れたものの価値の合計が最も高いプレーヤーが勝ちです。

 手番には自分の隊商(ラクダのコマ)を移動させます。茶色のラインが続いていればどこまででも移動できますが、オアシスに通じる白いラインは1つだけ越すことができます。ただし、水を使うことにより、白いラインもいくつでも越すことができます。自分の隊商が止まったタイルの周りに空き地があれば、山からタイルを1枚めくることができます。そして、それが置けるなら(道の色および地形が連続するように)置かなければなりません。そして、配置したタイルに隊商を移動させます。そのタイルにオアシスが描かれていたら、自分のコマを1個置くことができます。オアシスか描かれている場合は、同時にそこで獲得できる商品/ラクダ/水/情報が描かれていることがあります。めくったタイルを置くことができない場合は、自分の前に表にしておきます。なお、ほかの人の前にあるタイルも、タイルをめくる前なら水を1個捨てることにより選択することができます。自分の前にあるタイルなら水を捨てずに使えます。どちらにしてもこれで次のプレーヤーの手番となります。
 なお、オアシスが完全に発見(周りを砂漠またはボードの限界で囲まれたら)できたら、駒を配置しているプレーヤーで、そのオアシスにあるものを分配します。そのオアシスに駒が1個しか置かれていない場合には、そこに描かれているもの1つを受け取るだけです。複数のコマが置かれている場合は、まず1番背の高いコマを置いているプレーヤーが問題になります。このプレーヤーは、水を1個捨てればそこに描かれている任意のものを取ることができます。水を持っていないまたは捨てたくない場合は、そのコマを何も取らずに引き取ります。それ以降のコマについては、順番に残ったものをとります。
Wustensohnepieces200
 コマの高さはすべて違います。したがって、どの高さのコマを配置するかは問題です。どうしてもほしいものがあるオアシスなら、高い駒を配置して水を支払っても獲得する必要があるでしょう。水を払いたくないなら、低い駒を配置すればよいのです。ただし、手元の残っていれば。

 各プレーヤーは、最初3頭のラクダを持っています。それぞれのラクダは2個の品物を積むことができます。したがって、ラクダを獲得しなければ6個以上の品物は獲得する権利を得ても捨てることになります。

 情報を獲得した場合には、耳が描かれているタイルを1枚めくってそこに書かれている数字「-2~+2」を見てから、伏せて商品価格表のいずれかに置きます。すべての商品は+4の価値がありますが、この情報タイルにより価格が変動するのです。

 このゲームは、新しいタイプの「エントデッカー」だとの触れ込みがあります。ただ、エントデッカーの船より、隊商のほうが機動力があります。もちろんコマの高さのシステムなど、今までにないアイデアがいくつも入っています。
  
 

2008年5月 7日 (水)

ケルト

Keltisbox200
Kelits / Kosmos / Reiner Knizia作
2~4人 10歳以上 30分
Keltisboard500

 第一印象は、4人でできる「ロストシティ」です。
カードは5色、それぞれ0~10が各2枚。
手番には、カードを1枚プレイするか捨てるかして1枚補充します。
カードをプレイした場合には、対応する色の自分のコマを1マス進めます。なお、プレイする場合には、自分の前に色別に分けて表にしておきます。なおプレイするカードは、色別に昇順または降順に並んでいる必要があります。つまり、2の次に8をプレイしたら、その色の7以下はプレイできません。また、8の次に2をプレイしてしまったら、3以上のカードはプレイできないのです。
カードを捨てる場合には、表にして色別の表向きの山に捨てます。補充は山札からまたは捨て札の山から1枚補充します。
なお、ボード上のマスの一部にはランダムに3種類のタイルのいずれかが置かれています。
 1.最初にそのマスに入ったプレーヤーが獲得できる得点。
 2.最初にそのマスに入ったプレーヤーが獲得できる石のタイル。このタイルをゲーム終了時に1枚も持っていないと‐4点になりますが、2枚以上持っているとプラス点になります。
 3.そのマスに入ったら、自分のコマ一つを1歩進めることができるタイル。このタイルだけは、取り除かれることなく、置かれたままになります。
ゲームが終わった時に、自分のコマの位置によりそれぞれ得点が与えられます。スタートしていない色については0点です。しかし1~3歩しか進んでいないコマにはマイナス点が与えられます。4歩以上に関しては、それぞれプラスの点が与えられます。

 ロストシティからの改良点は、3・4人で遊べるだけでなく、数字がそのまま得点になるのではなく、枚数が重要になったため、大きな数字だけが貴重なカードでなくなったことです。また、途中に置かれたタイルにより、プレイの優先権を考える必要ができたことです。

2008年4月24日 (木)

ストーンエイジ

Stone_agebox500
Stone Age / Hand im Glück / Michael Tummelhofer作
2~4人 10歳以上 60-90分
Stone_ageboard500

プレーヤーは、5人の家族を持つ原始人です。5人の力を合わせて食料や資材を集めて、家族の繁栄を目指します。
ラウンドごとに、プレーヤーはゲームボード上に家族を配置します。狩場では食料、森では木材、山ではレンガ、石切り場では石材、川では金が取れます。また、村に残っても仕事はあります。開墾を行えば、その後コンスタントに食料が得られます。道具を作れば狩場での食料や資材の獲得に有利です。また、二人に力を合わせれば子供を作って、働き手を増やすこともできます。
狩場や、資材を獲得のために配置した場所では、人の数と同じ数のサイコロを振ります。そして、狩場では目の合計2に対して1つの食料が手に入ります。木材は3に対して1つです。レンガは4:1、石材は5:1、金は目の合計6に対して1つしか手に入りません。その分貴重です。なお、サイコロを振る場合には、道具を持っていればその数の応じて、さいころ目を増やすこともできます。素手より、道具を使ったほうが効率が良いということでしょうか。
このほか、カードを獲得できる場所もあります。ここに家族を配置したら、指定された数(種類は問いません)の資材を捨てることにより、カードを獲得できます。それぞれのカードには、2つの特典があります。カードを受け取った時点で得られるものと、ゲーム終了後にボーナスポイントが得られるものです。
建物タイルに家族を配置したプレーヤーは、指定された資材を使うことにより、勝利点がえれれます。
ラウンドの最後には、家族の人数分の食料を捨てる必要があります。もし不足したら、資材や勝利点を失います。
ゲーム開始時は、食料も少なく、道具もないため資材を獲得することもたいへんです。しかし、将来を考え、子供を作って働き手を増やすのが良いのでしょうか。あるいは、コンスタントに食料を確保できるように、開墾に精を出すべきでしょうか。道具もほしいところです。しかし、当面の食料の確保のため、狩に出ることなることになるでしょう。また、余裕があればより簡単な資材から確保するようになります。
こうして、だんだん家族が増え食料も豊富になり、多くの道具を持つようになると、より高価な資材を目指すことができます。そして得られた資材で建物を建て、勝利点を得るのです。
プレイ感としては、当初の飢餓状態からだんだん豊かになってゆきます。これが文明の発達でしょうか。
ゲームシステムとしては、「大聖堂」を中心に「カタン」や「サンクトペテルブルグ」などの、名作をちりばめたといった感じで、満腹感のあるゲームです。今回は3人でプレイしました。インスト込みで2時間かかりましたが、あっという間に終わった感じでした。

2008年4月19日 (土)

おんぼろ橋

Wachkelbruckebox
Wachel Brücke / Schmidt / Steffan Bogen作
2~5人 5歳以上 20分
Wackelbruckeboard500

 騎士たちが城にとらわれているお姫様を助けに行きます。しかし、城にたどり着くには「おんぼろ橋」を渡る必要があります。この橋の橋脚が1本おきに互い違いについているだけです。また、橋の右側を渡り始めた騎士は、最後まで右側しか通れません。左側も同じです。橋脚のない部分に止まると橋がバランスを崩して騎士は川の中に落ちます。ただし、橋脚のある側にほかの騎士がいたら、バランスを保ってくれるかもしれません。しかし、よく注意してください。その騎士が先に進んだら…。
 また、川には2匹のドラゴンが住んでおり、橋脚を倒して、上にいる騎士を川に落とすのです。

 手番にはサイコロを2個振ります。黒いサイコロには1と2の目しかありません。この目で、自分の騎士を進めることができます。ただし、進めたくない場合はしなくてもかまいません。白いサイコロは、ドラゴンを進めたり、巣に戻したりします。これは必ずしなければなりません。ドラゴンは移動の際に、そばにある橋脚を跳ね飛ばしてしまいます。その時上に騎士がいれば川に落ちてしまいスタート地点に戻されます。なお、橋脚はドラゴンが進んだ後ただちに補修されます。

 簡単なすごろくゲームですが、ギミックの面白さは格別です。

2008年4月18日 (金)

お先に失礼します

Osakinibox500
2~4人 8歳以上 20分
Osakinitiles500

 もうすぐ終業時間です。帰り支度をはじめようとしていたら、社長や部長だけでなく派遣社員まで残業仕事を持ってやってきました。何とかほかの社員に、これを押し付けて早く帰りたいところです。同じ人から頼まれた仕事や、同じ種類の仕事なら「ついでにお願い!」といって、頼み込めそうです。
 キャラクターは、「社長」「専務」「部長」「係長」「先輩」「派遣社員」の6種類、そしてそれぞれが持ってきた残業仕事は「電話版」「書類整理」「コピー」「在庫整理」の4種類です。
 24枚のタイルをキャラクター面(キャラクターだけが書かれた面)を上にしてよく混ぜ、各プレーヤーはそれぞれのキャラクターを1枚ずつ受け取り裏面を見ないようにして自分の前に並べます。
 手番は時計回りに行います。手番で行えることは2種類だけ。

1)キャラクター面になっているタイルを仕事面(キャラクターが仕事をしている面)に返す。(仕事面になっているタイルをキャラクター面に返すことはできません)

2)すでに仕事面になっているタイルどうしを重ねる。
 同じキャラクターか同じ仕事どうしなら重ね合わせることができます。この場合、自分の前のタイルどうしを重ねてもかまいせんし、ほかのプレーヤーのタイルに重ねてもかまいません。他のプレーヤーの前にあるタイルどうしはできません。
 いったん重ねられたタイルをまた他のタイルに重ねることもできます。この場合は重ねられた状態で移動し、一番上のタイルどうしが同じキャラクターか仕事なら重ね合わせることができます。途中のタイルは考慮されません。

 ゲームが進むにつれて、重ねあわされて、大きな塊が増えてゆきます。最後にどのようにしてもそれ以上重ね合わせることができなくなったらゲーム終了です。この時自分の前に残っているタイルの枚数(塊の数ではありません)が少ない人が勝ちです。
 完全にタイルがなくなったプレーヤーは、残業なしで帰れます。「お先に失礼します」といって、勝利を喜んでください。

 このゲームは、幻のゲーム「皿洗いゲーム」をメビウスゲームズがリメイクしたものです。イラストは、古川めらおさん作です。
 ゲーム序盤は、ほとんどなにをしても同じですが、中盤から一気に思考型のゲームになり、最後は詰将棋のようになります。それでも短時間に終わるゲームです。

Tomote500

2008年4月17日 (木)

魔法にかかったみたい

Wie_verhextbox200
Wie verhext! / alea / Andreas Pelikan作
3~5人 9歳以上 30~60分
Wie_verhextboard500

魔法の薬を作るカードゲームです。
各プレーヤーは、12枚のキャラクターカードをそれぞれ持っています。各ラウンドの初めにそのラウンドで使用する5枚のキャラクターカードを選び手札として持ちます。残りのキャラクターカードはそのラウンド使用することはできません。
スタートプレーヤーは手札から1枚キャラクターカードを表にして出します。これは、このキャラクターの能力をつかうという宣言です。そのあと時計回りに同じキャラクターカードを持っているかどうか順番に宣言します。もちろん持っていないプレーヤーはパスです。しかし、持っているプレーヤーには、2つの選択肢があります。
ひとつはカードを出して、そのキャラクターの能力をつかう宣言をします。これで、先に能力をつかう宣言をしていたプレーヤーは何もできなくなります。逆にあとのプレーヤーが能力をつかう宣言をした場合、このプレーヤーも何もできなくなります。
二つ目は、同じくカードを出して、キャラクターの能力をつかうといったプレーヤーを支持するのです。これにより、そのキャラクターの能力より少し劣った能力をつかうことができます。これは、あとのプレーヤーの行動により邪魔されることもありません。
どちらにしても、同じキャラクターカードを持っている場合には必ず出して、どちらか一つを選択する必要があります。
一巡して、キャラクターの能力を使えるプレーヤーが決まったらそれを実行します。
キャラクターの能力は、魔法の薬を作る材料が手に入ったり、手持ちの材料を使って薬を作ったり、材料を金に変えたり、金を勝利点に変えたり、魔法を使えたりします。なお、魔法の薬を作ると勝利点になります。
キャラクターの能力を獲得したプレーヤーが、次のスタートプレーヤーとなり、手札から1枚出してゲームを続けます。
すべてのプレーヤーのすべての手札がなくなったら、ラウンド終了です。それぞれ手札の内容が違うわけなので、各プレーヤーの手札がなくなるタイミングはバラバラです。自分より後のプレーヤーの手札がなくなると、邪魔をされる可能性はなくなります。
また、ラウンドの最初には、12枚のキャラクターカードから5枚を選んで手札として持ちます。これをゲーム終了まで繰り返すのです。
最初にカードを出すプレーヤーは、かなり危険です。ほかのプレーヤーが同じカードを持っていたら、その能力をまったく使えないことが多いでしょう。最初のプレーヤーはいきなり支持することはできないのです。ただ、だれも持っていないようなカードを最初に選択しておけば大丈夫です。また、タイミングよくほかのプレーヤーが、自分が持っているカードを最初に出してくれれば、能力を発揮できるかもしれません。
他のプレーヤーが持っている材料や資金を見て、手札に持っていそうなキャラクターカードを推理するのです。
かなりしっかりしたゲームという感じを得ましたが、時間はそれほどかかりませんでした。内容の濃いゲームという感想です。
また、多くのカードにはドイツ語が書かれていますが、アイコンですべて理解できるため、ゲームに不自由さは感じませんでした。

2008年4月 7日 (月)

フィニート

Finito / Schmidt / Hartmut Kommerell作
Finitobox_500
2~4人 8歳以上 20分
Finitoboard_500_5

SchmidtのEasyPlayです。
1~20の数字が書かれたボード1枚と、1~12が書かれたチップ12枚を各プレーヤーが持ちます。ボードの数字は、5×5に書かれていますが、1~20の数字が一列に並んでいるものとみなします。
チップすべてを裏にしてよく混ぜ、3枚だけ表にしてゲームスタートです。代表者が20面ダイスを振ります。出た目と同じ数字が書かれたボードのマスに、表になっているチップの1枚を置き、裏になっているチップを1枚表にします。出た目が書かれたボードのマスが埋まっている場合には、その直前または直後のマスに置きます。これを9回繰り返すと裏になっているチップがなくなり、12回繰り返すとチップがすべてボードに置かれます。
そのあとも同様に20面ダイスを振ります。今度はすでに置かれている12枚のチップのうち任意の1枚をダイスの目に合わせて移動させます。これをゲームが終了するまで繰り返すのです。
ゲームの目的は、12枚のチップがボード上にだんだん大きな数字が書かれたマスに置かれることです。必ずしも連続しておかれる必要はありません。とにかく並べばよいのです。
EasyPlayらしく、分かりやすいルールで短時間で終わります。その割にちょっと考えさせてくれます。

2008年3月 1日 (土)

ダイスビンゴ

Wurfelbingobox_200
Würfel Bingo / Ravensburger / Heinz Wüppen作
1~4人 7歳以上 所要時間:30分
Wurfelbingoboard_200

 2007年のゲーム大賞推薦ゲームです。
 普通のビンゴに飽きたという人もこれなら燃えるでしょう。
 ただ、ルールさえ知っていたら紙とサイコロ2個で何人でも遊べるので、売り物としてはどうかわかりません。
 サイコロを2個振り、全員が出た目の合計(2~12)をボード上の25マスのうち空いているマスに書き込むだけです。これを25回繰り返すと、すべてのプレーヤーのすべてのマスが埋まります。ここで得点計算。縦横斜めの列で、ポーカーハンドよろしくワンペアー、スリーカード、ストレート(もちろんフラッシュはできません)などにより得点が決められています。合計点が最も高いプレーヤーが勝ちです。
 「7」が出る可能性が一番多いのですが、そうなるとは限りません。可能性の高い目を書く場所を残しておいても、最後まで出なかったりして、なかなか燃えます。

2008年2月28日 (木)

ドラゴンダイス

Drachenwurfbox_200
Drachen Wurf / Schmidt / Wolfgang Panning作
2~6人 8歳以上 所要時間:30分
Drachenwurftiles_500

 SchmidtのEasyPlayシリーズ。
 ダイスを振って、ドラゴンのタイルを獲得するゲームです。ドラゴンは6種類(色)、ドラゴンがいる地形も6種類合計36枚のドラゴンタイルがあります。これらを6個のダイスを振って取りあいます。
 手番になった時に狙えるタイルは、テーブル中央に置かれた3枚のドラゴンタイルのほか、ほかのプレーヤーが獲得はしたが確保できていないドラゴンタイルです。まず6個すべてのドラゴンダイスを振り、狙えるドラゴンと同じ色のダイスをひとつ以上確保します。そして残りを振りなおすことができます。降るたびに少なくともひとつ確保できれば続けて振り直しができます。振るダイスがなくなったり、狙える色のダイスが出なかったらそれ以上振りなおしはできません。
テーブル中央のドラゴンタイルは、少なくともその色のダイスを2個以上確保していれば獲得できます。3個以上でももちろん大丈夫です。各プレーヤーは、それぞれドラゴンの巣を持っています。その4辺には、ドラゴンマークが2~5個描かれており、幾つのダイスで確保したかにより、獲得したドラゴンタイルをその辺に沿って置きます。
他のプレーヤーがドラゴンの巣に置いているドラゴンタイルを奪う場合には、そこに描かれているマークより少なくともひとつ多いダイスが必要です。奪ったらやはり自分の巣に同じようにして置きます。奪われたプレーヤーは、ストックからドラゴンの卵をひとつ受け取ります。ドラゴンの卵は、ダイスを振って確保するとき卵の上に置くことにより、その目のダイスが2個あることになります。
なお、手番の最初には、まず自分のドラゴンの巣にあるドラゴンタイルを確保します。確保されたドラゴンタイルは他のプレーヤーに奪われることはありません。しかし、確保したドラゴンタイルはグループにして置く必要があります。もちろんバラバラでもかまいませんが、あとからグループにはできないのです。以降の手番で確保したタイルもいずれかのグループに入れるか、新しいグループを始めるかにします。途中で組み替えはできません。グループとは、同じ色のドラゴンまたは同じ地形にいるドラゴンです。2つのグループに属すことができるドラゴンも、確保した時点で、どちらのグループにするか決めます。ゲームが終わった時、グループの枚数の二乗が得点となります。つまり2枚のグループらな4ポイント、5枚のグループなら25ポイントです。
すべてのドラゴンタイルが、いずれかのプレーヤーによって確保されたらゲーム終了です。
 

2008年2月25日 (月)

勝利への道 拡張セット2

Verflixxthoch2box_200
Verflixxt hoch2! / Ravansburger / Wolfgang Kramer & Michael Kiesling作
2~6人 8歳以上 所要時間:30-45分
Verflixxthochboard_500_2 
この拡張セットのもっとも大きな特徴は、サイコロの代わりにカードを使います。各プレーヤーは2枚のカードを持ち、それをプレイしてコマまたは番人を進めます。なお、カードは黄色とオレンジのカードがあり、黄色のカードはそれをつかった後、続けてもう一度手番行えます。なお、カードの補充は手番の最後ですので、追加手番を続けることはできません。また、バリエーションとして、同じカード2枚を同時にプレイできた場合には、少なくとも自分のコマがひとつあるタイルから、ほかのプレーヤーのコマと番人のコマを強制的に移動させることができます。
 プラス点とマイナス点の両方が書かれたタイルは、リスクタイルと呼ばれます。ゲーム終了時にリスクタイルを偶数枚持っていれば、それらはすべてプラス点となります。しかし、奇数枚だと、マイナス点になります。
 コマにかぶせる帽子が、赤と緑の2色各1個あります。緑の帽子をかぶったままゴールすると10点ですが、赤い帽子をかぶったままゴールするとマイナス10点です。帽子は、ほかのコマがいるタイルに入ることにより、取ったり、与えたり、交換したりできます。
 自分のコマや、番人を数字を余らさせずにゴールさせると、ゴールチップのボーナスポイントが与えられます。

2008年2月22日 (金)

勝利への道 拡張セット1

Verflixxtnochmalbox_200
Verflixxt Nochmal! / Ravensburger / Wolfgang Kramer & Michael Kiesling作
2~8人 8歳以上 所要時間:35分
Verflixxtnochmalboard_200
 拡張性は4種類。
 まず、2人多く8人まで遊べます。そのためのコマが二人分。
 フリクシーという、変な鳥のコマが登場。この鳥のためにもうひとつアクションサイコロがあります。プレーのときは、通常のサイコロと一緒にこのアクションアクションサイコロを振ります。サイコロの目がフリクシーなら、通常のサイコロの目分フリクシーを進めます。このとき、フリクシーが単独でいるタイルから移動したら、そのタイルを取ります(取らされます)。アクションサイコロの目が、「?」なら、通常通りのルールで、自分のコマか番人のほか、フリクシーを進めてもかまいません。フリクシーも番人同様、それがいる限りほかにコマがなくてもタイルをとれません。「×」なら、フリクシーを進めることはできません。自分のコマか番人です。フリクシーをうまく利用することが重要です。
 この拡張では、獲得したタイルを順番に積み重ねて置きます。そして、

 

2008年2月20日 (水)

メイクンブレイク ミニ

Makenminibox
Make'n'Break / Ravensburger / Andrew & Jack Lawson作
2~4人 8歳以上
Makenminiboard
初代メイクンブレイク発売以来、メイクンブレイクライト、メイクンブレイクExと続き、今回はミニです。面白いゲームなので、かなり売れているのでしょう。
箱の大きさはあやつり人形と同じ大きさで、木製のブロック8個と問題用のカードが入っています。また、タイマーの代わりにサイコロがひとつ。これが、アナログゲームらしい味をより一層出しています。サイコロの目は3・2・1のほか3面は無地です。手番プレーヤー以外が、交代でこのサイコロを振り続けます。そして、サイコロの目の合計が30を超えたら手番終了なのです。
メイクンブレイクは、時間内に問題カードに描かれている形をブロックをつかってできるだけ多く作るというシンプルなゲームです。問題カードには、難易度に応じて、それができた時に獲得できる点数が描かれています。もちろんその合計が最も多いプレーヤーの勝ちです。

2008年2月19日 (火)

カルカソンヌ追加キットⅨ

Carccassonneexp9box
Carcassonne / Hans im Glück / Klaus Jürgen Wrede作
2~6人 8歳以上 30-45分
Carcassonneexp9board
 カルカソンヌの追加キットも9種類目です。そろそろ打ち止めでしょうか。なお、この箱には6番目の追加キットと書かれています。メビウスでは、途中に出た3種類の小さな箱の追加キット(追加キットのⅢ,Ⅳ,Ⅵ)を加えたので9番目になっています。
 実は、この9番目の追加キットは、その途中に出た3種類の小さな箱の追加キットに、もうひとつ新しい追加を加えたものです。
 追加キットⅢは、最も大きい都市を完成させたプレーヤーに、ゲーム終了後完成している都市の数だけ得点が入るもの。同様に最も長い道を完成させたプレーヤーに、ゲーム終了後完成している道の数だけ得点するものです。なお、元のセットには、「カルカソンヌ2 -原始の営みー」用の追加タイルもありましたが、今回のセットには入っていません。
 追加キットⅣは、得点計算を発生させながら、自分自身には得点が入らない場合は、自分の配下ゴマを、別に用意された「カルカソンヌ」の任意の場所に置くことができます。そして、それ以降どこかのエリアが確定し、得点計算されようとするとき、対応する所に置かれている配下ゴマを、得点計算がされようとしているところにいきなり移動できます。たとえば、城に配置された配下ゴマは、都市が完成させたときに移動可能ですし、鍛冶場にある配下ゴマは道が完成した時に、その道に移動可能です。
 追加キットⅥは、一般に「川」といわれる追加キットです。
 新しい、追加は「礼拝所と異教徒」ということで、礼拝堂は修道院と同様の能力ですが、修道院と異教徒の礼拝所が隣接する場合には、戦いが起こります。先に完成した方は通常通りの得点が入りますが、負けた方には得点が入らず、配下ゴマが戻ってきます。
 このほか、特殊な形の地形タイルが入っています。

2008年2月18日 (月)

サメ警報

Haialarmbox
Hai-Alarm!!! / Drei Magier / Anja Wrede & Chiristoph Cantzler作
2~5人 8歳以上 10-15分
Haialarmcards
 サメカード32枚と、イルカカード32枚だけを使ったカードゲームです。64枚のカードはすべて違うイラストが描かれていますが、サメとイルカの違いだけです。
 手番でできることはたった3種類。
 1.手札から1枚、自分の前に伏せて置き、1枚山から補充する。
 2.自分の前に伏せて置かれているカードを1枚表にする。
 3.自分の前に、サメが少なくとも1枚表になって置かれている場合は、他の人の伏せてあるカードを表にすることができます。表にしたカードがサメだった場合には、そのサメカードを取り、自分の前に表向きのまま置きます。そして山札から伏せたまま、1枚カードを取り、表にしたプレーヤーの前に伏せたまま置きます。表にしたカードがイルカだったら、このカードを取り自分の前に置きます。そして、代わりに自分の表になっているサメカードを表にしたプレーヤーの前に表のまま置きます。
 これを順番に繰り返すだけです。
 イルカカードを自分の前に7枚表にして並べることができたら勝ちです。また、ほかのプレーヤーの誰よりも、サメカードを3枚多く並べることができたら、サメ警報発令になります。このとき、ほかのプレーヤーは、自分の前のあるカードを順番にめくり、5枚続けているかカードを表に出きれば勝ちです。誰もこれができない場合には、サメ警報を発令したプレーヤーの勝ちです。
 すごくシンプルですが、手札から1枚伏せて置くとき、サメにするかイルカにするかは、結構悩みますし、ほかのプレーヤーが伏せているカードを推理するのも楽しいゲームです。
 Drei Magier社は8種類のカードを使う「ごきぶりポーカー」、4種類のカードを使う「ごきぶりサラダ」に続いて、2種類のカードを使うこのゲームを発売しました。1種類のカードを使うゲームを期待しましょう。

2008年2月16日 (土)

郵便馬車拡張セットⅡ ~すべての道はローマに通ず~

Thurntaxisex2_box
Thurn und Taxis -Alle wege führen nach Rom- / Hans im Glück / Raren & Andreas Seyfarth作
2~4人 10歳以上 60分
Thurntaxisex2_board
 郵便馬車の拡張第二弾。拡張は2種類です。
 追加で1アクションした場合。それに対応するタイルを取ります。たとえば、2枚目の手札補充をした場合は、郵便局長のタイルを取り、手札から2枚プレイした場合には、御者のタイルを取るわけです。そして、いずれか1種類のタイルがなくなったら、そのタイルによる処理が行われます。各プレーヤーは、タイルを持っている限り少なくとも1枚のタイルをストックに戻す必要があります。そのとき1種類のタイルを戻しても何も得るものはありません。2種類のタイルを戻せれば、カードを1枚補充できます。3種類ならここで1ポイント獲得です。4種類すべて戻すことができたら、任意の都市にコマを置くことができます。そのため、あまり行われなかった、群長の効果による、場のカードの交換が結構行われるようになりました。
 もうひとつの拡張性が、「すべての道はローマに通ず」なのでしょう。ゲームの開始前に、各プレーヤーは1~5の5種類の聖職者タイルを、馬車のスタート地点である5つの街に伏せて配置します。この馬車は、プレーヤーが郵便網を完成させたとき、カードはプレイしているが、置けない家がある場合、それに対応する地区の馬車を進めます。そして、馬車がローマに到着したら、その出発点にある聖職者タイルを表にして、対応する所に置きます。もし、あとからローマに着いた馬車に同格の聖職者タイルがあれば、それまであったタイルを除いて、あとから来たタイルを配置します。もちろんゲーム終了までに、ローマに到着しなかったタイルは、配置されることはありません。ゲーム終了時に、ローマに置かれているタイルはそのまま得点となります。どの馬車がどのタイミングで到着するかを予想して、聖職者タイルを配置します。1回だけのプレイですが、結局2つの馬車しか到着しませんでした。ゲーム展開によっては、もっと多くの馬車が到着するのかもしれません。

2008年2月13日 (水)

上海港

Shanghaien / Abacus / Roman Pelek & Michael Schacht作

Shanghaienbox

2人用 8歳以上 20分

Shanghaiencards_2

 Abacusのゲームですが、箱のサイズは、Kosmosの2人用ゲームと同じ。このサイズが、2人用の新しいスタンダードになるのでしょうか。
 カードは、8色各5枚のほかにアクションカードが8枚で、合計48枚。ラウンドごとに6枚のカードを表にして一列に並べ、これの争奪戦。8ラウンド行って得点を競う。
 手番には、サイコロを2個振って、そのうちひとつを並べられたカードの自分の方に置きます。カードは6枚並んでおり、それぞれの位置により1~6の目が与えられています。これを交互に繰り返します。自分の番にサイコロを振る代わりに、決済を宣言することもできます。また、手番にサイコロが2個以上残っていない場合には、決済を宣言しなければなりません。
 ひとりしかサイコロが置かれていないカードは、その人がカードを取ります。(この場合、赤が黄色と緑のカードを取り、青が赤のカードを取ります)、同じ数のサイコロを置いている場合は、その左右の隣のカードに置かれているサイコロの数を比べます。(オレンジと茶色のカードには同じ数のさいころが置かれていますが、左右の隣に置かれているサイコロの数はどちらも赤いほうが多いので、これらのカードは赤が取ります。青いカードには同じ数のさいころが置かれており、隣にも同じ数のサイコロが置かれているので、どちらのプレーヤーも取れません。)
まったくサイコロが置かれていないカードや、引き分けになったカードはゲームから取り除かれます。
 8ラウンド行ったら、それぞれのプレーヤーは色ごとに点数をチェックします。自分だけが持っている色は、そのまま得点になります。両方が持っている色は、ポイントの合計を比べます。そして、勝った方は負けたほうが持つポイントを獲得します。つまり、自分が7ポイント持っている色の場合、相手が0ポイントなら7ポイント獲得できますが、相手が1ポイント獲得すれば、1ポイントになってしまいます。また、相手が8ポイント以上獲得すれば、相手の7ポイントになってしまうのです。
 振った2つのサイコロのどちらを選択するか、それにより、どの色のカードを狙うかが、決められます。しかし、両方の目が同じなら選択肢はありません。
 また、イベントカードにより、振りなおしたり、さいころの目を調整したりすることもできます。

2007年10月28日 (日)

アルタミラ

Altamira / Zoch / Peter-Poul Joopen作

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有史以前の狩のゲームです。
各プレーヤーはそれぞれ2人の狩人を持っています。
ラウンドの最初には、この二人をどのエリアに送り込むかを決めます。各エリアには、それぞれ決まった動物がすんでいます。またそれぞれ決まった武器の採取所でもあります。まず、送り込んだエリアに応じて、武器が手に入ります。そのあと、順番に狩が行われます。狩を行うことができる動物はカードで示されています。動物カードがボードに並べられており、対応するエリアに狩人を送り込んでいれば狩ができます。
それぞれの動物の狩に必要な武器は決まっています。

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また、並べられたカードの位置により必要な武器の最低数が決まります。列の先頭(右端)はそれぞれの武器が1個ずつあれば狩ができますが、最後尾(左端)の動物の狩にはそれぞれ4個ずつの武器が必要です。
自分の狩人だけがいるエリアでの狩の場合には、必要数の武器を捨てることにより、その動物カードが取れます。他の狩人がいる場合は、競により誰が狩に成功するかが決まります。この競は必要最低数の武器を表にして並べたほかに何枚かの武器カードを伏せて行われます。ブラフがあったり、相手の武器カードを減らすためのフェイクであったりするわけです。
自分の手番では、最大限自分の2人の狩人による狩しかできませんが、同じエリアにいる他のプレーヤーの狩人が狩をする場合には、何度でもそれに挑戦することができます。
こうして、必要数の動物の狩に成功したプレーヤーの勝ちです。
武器の補給にはランダム要素はありません。誰がどのくらいの武器を持っているかは、ちゃんと見ていればわかるかもしれません。後は、競にどのぐらいつぎ込んでくるかを読むだけです。

ヒンデンブルグ

Giganten der Lufte / Queen / Andreas Seyfarth作

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飛行船開発競争のゲームです。プレーヤーは、アメリカ・ドイツ・フランス・イタリアのいずれかの開発チームです。
「王への請願」に似た、能力積み上げ方のダイスゲームです。
使われるダイスは、3種類(白・赤・黒)各3個です。
白いダイスの目は1~3、赤いダイスの目は2~5、黒いダイスの目は4~8です。
ゲーム開始時には、白いダイス2個振る能力しかありません。
開発カードには、振るダイスの種類と数、およびその結果出す数字が書かれています。目標以上の目を出せれば、その開発カードが手に入ります。それぞれの開発カードには、何らかの特典が書かれており、新たに振るダイスが増えたり、ダイスを振らなくても、すでに大きな目がでたことにできたり、出た目におまけが付いたりなどです。手番には、表になって置かれている開発カード1枚を選びそれに挑戦します。
開発カードは、6種類の分野に分かれています。後半になるほど、強力な開発カードが出てきますが、同じ分野の開発カードは1枚ずつしかもてません。
ある程度、開発カードがたまったら、飛行船の建設カードに挑戦です。成功すれば勝利ポイントが得られますが、これによる新たな能力の追加はありません。
もちろん、勝利ポイントが一番多いプレーヤーの勝ちです。

エケトープ

Eketorp / Queen / Dirk Henn作

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ヴァイキングの戦いです。ヴァイキングたちは、それぞれの砦を建設中です。資材が取れる場所で、建設中の砦で戦いが起こります。
ラウンドごとにプレーヤーは、手持ちのヴァイキングをどこに派遣するか、秘密裏にプロットします。派遣先は、7つある資材が取れる場所、他のプレーヤーの砦を攻める場所、そして自分の砦です。
資材が取れる場所に送ったヴァイキングは、ひとり1個の資材を持ち帰ることが出来ます。ただし、ヴァイキングの数が資材の数より多ければ、戦いが発生します。砦を攻める場所は、それぞれ3箇所ずつあります。一箇所に複数のヴァイキングがいたら、砦を攻める前に、それらのヴァイキングが戦って、誰が砦を攻めるかを決めます。もちろん砦の攻防もあります。
手番ごとに、自分が戦うヴァイキングをひとり指名して、戦いを仕掛けます。戦いは、カードで決着です。カードは1~6の数字が書かれただけです。互いに同時に公開して、勝った方が残ります。負けたほうは入院です。数字の差に応じて入院期間が変わります。大差で負けると、しばらく娑婆に戻れません。なお、プレイしたカードは、交換してから自分の捨て札の山を作ります。手札は元々4枚ですが、4枚すべてプレイしたら、交換して得た捨て札の山を、新たな手札とします。
砦を巡る戦いでは、攻めるほうが勝った場合、プレイしたカードの差により、砦の資材を持ち帰ることができます。
こうして、誰かが砦を完成させたらゲーム終了です。その時点で、砦を作っている資材による得点などを計算して、勝負が決まります。
どこに、どれだけのヴァイキングを投入するかと、誰と戦うか、どのカードを出すかなどがポイントです。戦いに負け続けたプレーヤーの手札はよくなっているかもしれませんが、多くのヴァイキングが入院中でしょう。戦いに勝ち続けているプレーヤーは、多くのヴァイキングが現役で戦っていますが、手札は弱いかもしれません。

2007年10月25日 (木)

ダージリン

Darjeeling / Abacus / Günter Burkhardt作

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プレーヤーは、お茶の仲買人です。各地を歩き回ってお茶を仕入れて出荷するというものです。
ゲームボードは、タイルを敷き詰めて作ります。形は、[インド][中国][セイロン(スリランカ)]の3種類が用意されています。
手番に、プレーヤーは、自分のコマを移動させます。移動距離が長い場合には、それの応じて得点を減らす必要があります。そして、移動元のタイルを取ります(そこには、すぐにストックからタイルを補充します)。つまり、移動した先のタイルは次の手番でしか取れません。
タイルには、お茶箱の半分が、いくつか(1~3個)描かれています。そしてお茶の種類は4種類です。
同じ種類のお茶箱のタイルを幾つか集め、すべてお茶箱が完成した状態で、タイルを置くことができたら、そのお茶を(手番ごとに最大一種類)出荷することができます。
このゲームには、得点を取るための仕掛けが2つ用意されています。そのひとつは積み出しようの船です。船の横には、×1、×2、×3と書かれています。手番の最初には、自分のマーカーが置かれている船がある場合には、そのマーカーの数に横に書かれた数字を掛けた得点が入ります。この船は誰かが出荷をするたびに、一段ずつ下がり、最下段の船に置かれていたマーカーは持ち主に返され、新たに出荷したプレーヤーのマーカーを乗せて最上段(×3と書かれている場所)に置きます。
つまり、自分がまとめて出荷したあと、しばらく誰の出荷もない場合、手番ごとに高得点が入るのです。だから、あまりしたくもない細かい出荷も必要かもしれません。

Photo

もうひとつは、需要バロメーターです。ボード上のスロープには、4色のコマが2個ずつ置かれています。いずれかの色のお茶を出荷したら、その色の下にあるほうのコマを取り、一番上に移動させます。そして、同色のもうひとつのコマとの間にあるコマの数が得点になるのです。写真の例では、黒を出荷してもこの得点は入りませんが、赤なら3点、白なら4点入るのです。また、白は赤と緑が出荷するのを我慢できれば、最大6点まで延ばすことができますが、待つと他のプレーヤーが出荷してしまうでしょう。
ゲームのシステムとしても楽しいし、ギミックも見るべきものがあるゲーム