急がないと、一月遅れになりそうなので、思い出しながらエッセンで遊んだゲームの感想を書きたいと思います。
なお、これを書くにあたってTable Game in the wordを参考にさせていただきました。
何しろ、ほとんど一緒にプレイさせてもらったものですから。
Yahtzee
ブラフ、グリードと並ぶダイスゲームの最高峰。5個のサイコロを2回までの振りなおしで、13種類の役を作って得点します。2回まで振り直したら、いずれかの役に割り当てなければなりません。そして、一度割り当てたものには、後から割り当てられないのです。サイコロゲームなので、運の要素はかなりありますが、どの役を狙うか、どの役に割り当てるかなど、それなりの判断力が必要です。さびしいですが、一人でも遊べます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%BC
歴史はかなり古いようです。日本にも何度も入っていますが、今は少し忘れられようとしている存在かも。
面白いのですが、商品としての欠点は、ルールさえ知っていればサイコロが5個あればできるので、買う必要がないのです。私は、これのLCDゲームを持っていました。それで、飽きるまで遊んでしまいました。
LEXIO / Dagoy社
夏休みが始まったころ、韓国のゲーム会社の人が店に来ました。日本のゲーム事情調査と情報交換が目的だそうです。2時間近くいろいろな話をして、最後にお土産といって、置いていったゲームです。
LEXIO 3~5人 8歳以上 所要時間:20分
タイルは、重さ大きさともほとんど樹脂製麻雀牌と同じです。4スートで1~15までのランクがあります。このほかにポーカーチップが入っています。
牌は全て配りきりです(4人のときは14・15は使わない)。スタートプレーヤーは、1,2,3または5枚の牌を表にして出します。2枚および3枚のときは同じ数字で2または3枚です。5枚は、ストレート、フラッシュ、フルハウス、フォーカード、ストレートフラッシュのいずれかです。左隣から順に、同じ枚数でより強い牌を出すか、パスをします。連続してパスをし、自分が最後に出したなら、新たに任意の1,2,3または5枚の牌を出します。牌を全てなくした人の勝ちです。
なんだか知っているゲームのような気がしますね。
じつは、数字が大きいほど強い牌なのですが、一番強いのは2で、その次が1、あとは数字が大きいほうが強いのです。そして一番弱いのは3です。
やっぱり知っているゲームのようですね。
韓国では、これをトランプで遊ばないのでしょうか。香港ではトランプで遊ぶ姿をよく見かけました。牌を使っているのですばやく配れます。また、枚数が多くても持つのに苦労しません。ゲームもスピーディに進みました。トランプより大掛かりですが、連続して遊ぶ場合には、楽だろうと思います。
UNOに類するゲームは、昔からたくさんあります。私自身UNOをプレイする以前、「ページワン」という名前で、トランプで遊んでいました。
もちろんドイツにもあります。
noris製は、mau mau!!。Drei Magierのものは、mau mausと名づけられています。norisの箱には、originalと書かれていますので「元祖 マウ・マウ」なのでしょう。
ドイツゲームなので、工夫があるかと期待しましたがまったくのUNOです。違いは、残り一枚になったら「マウ」といい、上がったときに「マウ・マウ」(Drei Magiel版では「マウ・マウス」)というだけです。
そのほかAmigo社からでているSoloもこの類だったはずです。
シンプルに楽しめるよいゲームですが、ちょっと出すぎかな。