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2019年12月17日 (火)

街のアライグマ

Totoro Tonne / Amigo / Alex Cutler作
2~10人 8歳以上 15分

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 街のアライグマはゴミ箱あさりで生きています。
 各プレーヤーは3枚のカードを持っています。
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  ゴミをあさる

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お前がやった

6

 のんきもの


 各プレーヤーはこのうち1枚を選んで伏せで出し、みんなが揃ったところで、「お前がやった」カードを出しているプレーヤーはまずこれを表にします。そして、これらのプレーヤーは一斉に残っているプレーヤーひとりを指名します。指名されたプレーヤーが「ゴミをあさる」カードを出していたら、その場でゲームから脱落です。しかし、「のんきもの」を出しているプレーヤーを指名してしまったら、指名したプレーヤーが脱落します。残ったプレーヤーの中で、「ゴミをあさる」カードを出しているプレーヤーはゴミカードを1枚獲得します。
 脱落しなかったプレーヤーで、また同じことを繰り返します。一人を除いて脱落するか、ごみかーをを3枚集めたプレーヤーが出たらゲーム終了です。簡単なゲームですが、他のプレーヤーの心理を読んでください。 

ムシがいっぱい

Voll Verasselt / Zoch / Carlo A. Rossi作
2~5人 8歳以上 30分

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Voll_verasseltcards カードは4種類の虫、ダイスは7個で、ムシの面が各色1つと「二」が描かれた面が2つです。
 ゲーム開始時には、各プレーヤーは自分の前に各色1枚の虫カードを持っています。場には10枚の虫カードが色別に置かれています。
 そして、ダイスはすべて二の面が上になっています。
 このゲームでは、手番の途中及び次のプレーヤーに変わるときも、出ている目をそのままにして、振ると決めたダイスのみ振りなおすことが特徴です。
 プレーヤーは手番の最初に自分の前にあるムシカードを場のカードに加えることができます。そのあとで、少なくとも4個のダイスを振る必要があります。出たムシの目(降らなかったダイスにあった場合はそれも含めて)カードの列に色を合わせて置きます。
 もし、カード枚数よりダイスの方が多かったら、バーストです。そのプレーヤーは何も獲得できず手番を終了します。この時ダイス目を変えないように注意。もし、ダイス目の数がカードと同じか少ない場合は、、ダイスの数だけ、場のカードを離して置きます。残った場のカードに対して、また、少なくとも4つのダイスを振りなおすこともできます。もし成功すれば、先によけたカードと一緒にすることもできます。また、手番を終了することもできます。
 もし、前のプレーヤーがダイス振りに成功している時点で、手番を終了させたら、次のプレーヤーは2つのオプションがあります。前にプレーヤーが離しておいているがードに対してダイス振りをするか、残った場のカードに対してダイス振りをするかです。前のプレーヤーが離しておいているカードに対してダイス振りをする場合にも、手元にあるカードを付け足すことができます。もし成功した場合は、残ったカードだけを前のプレーヤーが確保できます。失敗した場合は、前のプレーヤーがすべて確保できます。
 もし、残った場のカードの挑戦する場合は、前のプレーヤはよけたカードすべてを確保できます。場のカードに挑戦する場合は、その時点で二の目のダイスの数×2枚のカードを山から取って、場に加えてからプレイします。
 いずれの場合にも、振りなおすダイス以外の目を変えてはいけないし、ふった結果は降りなおしていないダイスの目も有効だということがポイントです。
 勇気をもってチャレンジしない問えるものは少ないのですが、無謀になると何も獲得できません。

パニックアイランド

Panic Island / Zoch / Antonin Boccara作
1~8人 8歳以上 2分

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 協力ゲームです。
 火山が爆発しそうです。島の住民、島にすむ鳥ドード、そしてドードのたまごをみんなで協力して助けるゲームです。ただし、時間がありません。たった2分の間にできるだけ多くのものを助けてください。
 プレーヤーは手番になったら2枚のカードを表にします。同色の住民とドードをめくることができたら、そのドードが救出されます。表にして別の場所に置きます。同色のドードとドードの卵をめくったら卵が救出されます。ただ、これだけでは住民を助ける方法がありません。そこで、島の守り神グーガに頼ります。グーガに頼ると決まったら、全員で「グーガ」と叫んだ後、順番に一人ずつカードを1枚めくります。めくる前に、住民、ドード、たまごのいずれかを宣言して、めくります。宣言通りなら救出成功です。もし間違ったら、グーガは終了です。まだ時間が残っていたら、通常通りの救出を続けます。
 なお、救出には筏とパドルを見つけておく必要があります。2分経った時点で、どれだけ救出できたかによりプレーヤーの成績となります。住民、ドード、たまごの合計で16ありますが、半数は助けたいものです。
 なお、カードの中には、障害物カードが含まれており、火山をめくったら一発アウトです。そのほか、いろいろのアクションをさせられ時間を無駄にするかもしれません。
 どこにどのようなカードがあったかよく覚えて置いてお互いに助言しながらすすめます。ただし、時間は2分だけです。のんびり助言を聞いている暇もないかもしれません。
 障害物カードなどにより、いくつかのレベルでプレイできるようになっています。

ロボット工場

Ausser Rand & Band / Zoch / Holger Schmidt作
2~4人 7歳以上 30分

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Ausser_rand_und_bandboard ロボット工場組み立て工場で、部品を集めてロボットを作るゲームです。
 手番には、まず自分のサイコロを2個振出ための位置(ベルトコンベアーの両サイドには数字が書かれており、この数字に出た目を合わせます)に置きます。そのあと、自分のダイスを1つ取りベルトコンベアーの両サイドにあるアクションマスの開いているところにおいてそのアクションを行います。
 アクションは、自分または他のプレーヤーのダイスを前後のタイルに移動させるものや、ベルトコンベアーの一番先のタイルに自分のダイスを置くもの、すでにダイスが置かれているアクションと同じものを行うものなどがあります。
 そのあとで、ストックからロボットタイルを取り、ベルトコンベアーの後ろから差し込んでタイルを前に押し出します。この時このタイルに乗っていたダイスも一緒に落ちます。落ちたロボットタイルを獲得するのは、一緒の落ちたダイスの目の合計が一番多いプレーヤーです。最大のプレーヤーが複数いる場合には、だれもここでは獲得できません。次のタイルを獲得できたプレーヤーが一緒に獲得します。
 ロボットの部品は、頭・胴・足に分かれており、それぞれ3色のいずれかまたは2色が描かれています。同色でロボットを完成できたら7ポイント、色がそろっていないロボットは5ポイント、ロボットが完成できなかった部品に1ポイントが与えられます。
 アクションを使って、ダイスを移動させできるだけ有利にタイルを獲得しようとしますが、最後はダイス目です。


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