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2019年9月17日 (火)

壁をぬけて

Ab durch die Mauer / Zoch / Jurgen Adams作
2~4人 7歳以上 20分

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 おばけを完成させるゲームです。オバケは頭・顔・胴・足・手の5つの部分からなっています。おばけカードを裏にしてよく混ぜ、それぞれの部分が1枚ずつ入るセットを作りそれぞれ山にしておきます。
 最初のオバケの5つのカードをそろえた人が勝ちです。
 自分の番になったら、まず自分のオバケを3アクションまで使って移動させます。使えるアクションは、4種類です。
 ・隣のマスに移動する。ただしこの場合は、ボードに書かれている壁を超えることはできません。
 ・スライダーを1マス分移動させる。スライダーの一部には磁石がついており、その効果によりオバケが移動するかもしれません。この場合は壁を越えて移動できます。
 ・ゲームボードをどちらかの方向に90度回転させる。スライダーについた磁石の影響により、オバケが移動したり移動しなかったり思わぬ方向に移動したりします。この場合も壁を越えて移動できます。
 ・スライダーを入れ替える。スライダーを入れる場所は5カ所で、3本のスライダーがあります。オバケがいない列のスライダーを抜いてオバケがいない別の列にスライダーを入れることができます。
 3アクション以内の移動が終わったとき、ゲームボードのイラストが描かれたマスに自分のコマがいたら、いずれか一つのおばけカードの山をすべて見ることができます。もしここに、自分のオバケがいるマスに描かれたイラストと同じカードがあったらこのカードを取って自分の前に表にして置きます。すでに自分が取って表にしている部分と同じ分のイラストや、他のプレーヤーが既に取っているカードのイラスト部分に止まった場合は、おばけカードを見ることはできません。
 

 

 

レッドピーク

Red Peak / Ravensburger / Carlo A. Rossi作
2~6人 8歳以上 20-30分

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 協力ゲームです。
 探検隊が火山のふもとでキャンプをしていました。その時、突然火山の噴火が始まりました。探検隊は、急いで海岸まで行ってそこにあるボートに乗って脱出する必要があります。全員協力して脱出が成功すればプレーヤー全員が勝利となります。
 ゲーム開始時に通路タイルが7枚表にして並べられています。そのほか、装備カード12枚がプレーヤーに均等になるように配られています。ただ、まだこれを見ることはできません。装備カードにはいずれかの装備が3つ描かれています。また、通路タイルには、そこを通過するために必要な装備が2~4つ描かれています。ここに描かれている装備が描かれている装備カードを1枚ずつ捨て札にすることにより初めてここに進むことができるのです。
 まずここで、配られた装備カードを見ずにどの通路タイルを置くか相談しておきます。通路タイルには通過のために必要な装備のほかに、そこを通過すると獲得できる、新たな通路タイルや装備カードの数や万能装備タイルなどがかかれています。それと同時に噴火する火山タイルの数も書かれています。そのため、どの通路タイルを使いたいかおおよその相談をしておきます。
 相談がまとまったら、一日の始まりです。ここで約90秒の砂時計を反転させます。そして、配られた装備カードを見ます。互いに、使える装備を言い合って配置する通路タイルを決めて配置を始めます。配置がすべて終わったら、予定された装備カードを捨てて探検隊コマを通路タイルに沿って進めます。予定通り進めなかったら、残りのタイルは元に戻されます。ここで、昼の部分は終了です。
 ここからは夜の部分で、時間制限はありません。進んだタイルに書かれている通路タイルを表にしたり、装備カードを獲得したりします。ただし、装備カードの内容は次の昼まで見ることができません。もし通路タイルに火山マークがあったらその分の火山タイルをめくります。火山タイルは3種類です。噴火なしはラッキーです。しかし、通常の噴火のほかにダブル噴火もあります。ダブル噴火をめくったら、それを通路タイルの配置したのちもう1枚火山タイルを配置する必要があります。
 これを、昼夜数日かけて、ボートで脱出できたら勝利で、通路タイルに沿って溶岩が探検隊に追いついたら全員敗北です。
 互いの装備カードを見せ合うことはできませんが、3つ描かれている装備をどこで使うかすばやい判断と相談が必要です。

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