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2019年4月19日 (金)

魔女となかまたち

Hexe, Tier... wer fehlt denn hier? / Amigo / Haim Shafir作
2~4人 4歳以上 10分

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 24枚のカードを各プレーヤーに均等になるように配ります。配られたカードは自分の前に表向きにして並べておきます。それぞれのカードには魔女とそのなかまたち(カエル・フクロウ・ネコ・にわとり・ネズミ・クモ)のうちいくつかが描かれています。
 ゲームでは、二つのサイコロをふり、それぞれの目の両方が描かれたカードを見つけ裏にします。同じ目が出た場合にはそれが1つ描かれているカードを裏にします。
 だれかが、自分の前にあるカードをすべて裏にしたら、そのラウンドが終了となります。次のラウンドを始める前に、すべてを裏にしたプレーヤーは他のプレーヤーのまだ表になっているカードをすべて受け取ります。
 そこで、すべてのカードを表にして次のラウンドを行います。これを3ランド行い、最後に一番多くのカードを持っているプレーヤーが勝ちです。
 特に急ぐ必要はありません。サイコロと自分のカードをよく見てプレイするゲームです。

おばけキャッチジュニア

Geistesblitz Juinor / Zoch / Jacques Zeimet作
2~6人 4歳以上 15分

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 おばけキャッチの導入編です。
 カードをめくり、色と形があっているコマをキャッチします。色と形の組み合わせが合わないカードはありません。また、キャッチするべきコマが複数ある場合もあります。

フランチャイズ拡張セット

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 フランチャイズ(Franchise / Queen / Christwart Conrad作)の拡張3つ組です。

 マイルストーン:7種類あるマイルストーに示されたタスクを達成するたびにボーナスタイルを受け取ることができます。(初めから配られるわけで張りません。)

 
 ブーム:手番の最初に町や得点計算済みの都市を通過して直接つながっている未得点計算の都市にブームマーカーを移動させることができます。そして、ブームマーカーのある都市で得点計算が発生したら得点が倍になります。

 エリアボーナス:エリアボーナスタイルを基本のもの一部または全部取り換えてプレイします。新しいエリアボーナスタイルはボーナスアクションを得られます。

 

ゴーゲッコゴー

Go Gecko Go / Zoch / Jurgen Asams作
2~4人 6歳以上 20分

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 レースゲームです。各プレーヤーのコースには、ワニ・カメ・カエル・イモリの高さが違うコマがあり、これをすべて反対側のゴールに入れることが目的です。
 手番になったら、押すかサイコロを振るかができます。
 押すためには、自分のコマのうち少なくともひとつが障害物になっている橋の手前のマスにいる必要があります。橋は高さが違う4つが用意されており、ゲームを始める前にどの高さの橋を使うか決めることができます。押すことにしたら、川のタイルを自分のコースに1枚差し込んで押します。すると、少なくとも一つのコマが橋の向こうに進むことができます。まとまって複数のコマが橋の向こうに進むこともありますし、一部が引っかかって元の位置に残ってしまうかもしれません。
 サイコロを振ることにしたらまず、まず天気のサイコロを振ります。晴れの目が出たら、すべてのプレーヤーの影のマス(両サイドが青くなっているところ)のコマが前に進みます。雷の目が出たら、手番プレーヤーが自分のコマ一つを自分の進んでいるコマの後ろのマスまで進めることができます。ただしこのアクションを取った場合は、カラーダイス(2個)を振ることはできず手番が終了となります。
 虹の目が出たらラッキーです。雷の目が出てのそのアクションをした場合以外は、2個のカラーダイスを振り、出た目のいずれかの色のコマを、出た数だけ進めます。虹の目はどの色のサイコロにも使えます。
 ただし、サイコロのアクションでは決して橋の下をくぐって進むことはできません。2カ所ある橋の下をくぐるためには押すアクションを取る必要がります。
 簡単ですが、ちょっと考えるかわいいゲームです。
 
 

リスのお仕事

Purzelbaum / Zoch / Harald Fecher & Thomas Liesching作
2~4人 4歳以上 15-20分

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 秋になりました。木の実がたくさんなっています。リスたちは冬に備えて食料を確保します。
 自分の番になったら、地上にある穴のふたを1つ開けます。ふたは緑の秋と、白い冬の違いがあります。開けるのは緑の秋のものです。そして、その上にある葉っぱをひとつ慎重に取り除き、その時、木の実をあけた穴に落とすようにします。うまく入ったら、冬のふたにして、その葉っぱを自分の前に置きます。もし入らなかったら、落ちた木の実に一番近いふたを開けて、そこに入れます。そしてその上に使った葉っぱをのせます。
 木からすべての木の実と葉っぱがなくなったら、前半戦の終了です。そのあと、順番にふたを1つずつ開けてゆきます。中に木の実があったらそのプレーヤーのものです。
 こうして、木の実と葉っぱをたくさん集めたプレーヤーの勝ちです。

2019年4月18日 (木)

カルカソンヌ最強マッチ「王者たちの選択」

 ゲームマーケット2019春の「メビウスゲームズとテンデイズゲームズ」のブースで、カルカソンヌ最強マッチ「王者たちの選択」を行います。

 2014年に日本人として初めてカルカソンヌ世界チャンピオンになり、翌年は準優勝を飾った「望月隆史氏」と、昨年世界チャンピオンに輝いた「藤本巌郎氏」が会場で本気対決をいたします。
 会場では、「カルカソンヌ最強指南書」の著者である「久保賢一朗氏」の実況解説だけでなく、試合中に本人たちからコメントや、重要なポイントでは行われたタイル配置に対する解説も聞くことができます。
 世界チャンピオンのハイレベルな競技プレイをお楽しみください。

2019年4月 2日 (火)

スカイランド

Skylands / Queen / Shun & Aya Taguchi作
2~4人 8歳以上 30分


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 各プレーヤーは自分のスカイランドを建設して、高得点を目指します。
 プレーヤーは、手番になったら、4つアクションのうち1つを選びます。そして、手番プレーヤーを含めたすべてのプレーヤーが同じアクションを行います。アクションを選択した手番プレーヤーは少し特典があります。なお、同じプレーヤーが続けて同じアクションを選択することはできません。
 選択できるアクションは次の4種です。
 島の発見:伏せた島タイルをプレー人数+1枚表にし、手番プレーヤーから順に1枚とって自分のスカイランドに置きます。手番プレーヤーは最後に残った1枚もとることができます。
 住民の配置:完成しているエリア一つに対して、可能な限りの住民を配置できます。手番プレーヤーは完成しているエリア2つに住民を配置できます。
 島の発展:ゲーム開始時の表にして並べられている島タイル1枚を取ります。ただし、そこに描かれているコストの支払いが必要です。コストは住民であり、支払ったコスト分の住民はストックに戻されます。手番プレーヤーは一部のコストの支払いを免除されます。ここで獲得できる島タイルは特殊能力や得点源にもなります。
 エネルギー変換:完成しているエネルギーエリア1つの住民を完成している都市1つに移動させることにより、住民1つにつき1勝利ポイントを得ます。手番プレーヤーは、エネルギーエリアまたは都市を2つ選択でき、おまけに2勝利ポイントを追加で得ます。
 ゲーム終了時に、スカイランドの空きエリアはマイナス点、残っている住民と完成しているエリアのマス数がプラス点。そのほか島の発展で得た島タイルによる得点などを加えます。

 このゲームは2013円ゲームマーケット秋に出品された「開拓王」のリメイクです。

 


 

キャッチ

Vollpfosten / Zoch / Antony Proietti作
3~8人 7歳以上 20分

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 アクション型のパーティーゲームです。サイコロを振って、その目が示すより価値の高い柱を素早くキャッチすることが目的です。
 振るサイコロは白とそのほか数個です。白はキャッチすべき基本となるものを示しています。サイコロの目が大きい、アルファベットの先頭に近い、より多くの線が描かれている、より長い柱、より足の数が多い動物が描かれている、より角の多い多角形が描かれているなどです。
 オレンジのダイスは、それに条件を加えます。利き手と反対の手でキャッチする、条件が反転する、両手の甲を合わせてキャッチする、などです。
 青いダイスは、それに動きを付けます。手をたたいたり、立ち上がったり、一回転したりしてからキャッチします。また、ダイスによっては、何か特定のことを言ってからキャッチしたり、左右の人と指定されたことをしてからキャッチしたりします。
 キャッチは1度だけで、途中でやめたり戻したりできません。
 とりあえず、すべてのプレーヤがいずれかの柱をキャッチしたら、まず、白いダイス以外の条件を満たしているかチェックします。条件を満たしているプレーヤーの中で、白いダイスの条件が一番いいプレーヤーが茶色のスティックを1本受け取ります。2番目が灰色、3番目が白です。
 これを繰り返し、茶色のスティックがなくなったらゲーム終了です。受け取ったスティックを1列に並べ一番長い人が勝ちです。
 混乱がひどくなるので、いきなり多くのサイコロを使うことはお勧めできません。初めは白とあと1つぐらいにするべきでしょう。それでも、盛り上がるパーティーゲームです。

 

失われた鉱山 (お邪魔者ボードゲーム)

Saboteur The Lost Mines / Amigo / Frederic Moyersoen作
3~9人 10歳以上 45分

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 2つのチームに分かれて、鉱山を目指します。ただ、仲間を簡単に信じてはいけません。
 まず、各プレーヤーはドワーフカードを1枚ずつ受け取ります。このカードは自分だけで確認して他のプレーヤーに見せてはいけません。ドワーフカードの裏面には見かけのチームが描かれいます。しかし、表面には実際の立場が描かれているのです。もちろん裏面と同じチームが描かれているドワーフカードもあります。逆に裏切り者で相手チームが描かれているものもあり、また、独立した自己中ドワーフもいます。
 ゲームが終了するたびに、チームになっているプレーヤーはチーム全体で得た宝を分配します。裏切り者も、そちらのチームの一員となります。自己中ドワーフは自分が得た宝だけを得ますし、他のプレーヤーに分け与える必要はありません。
 手番になったら、道カードまたはアクションカードを1枚プレイするか、手札を1または2枚捨て札にしてその分補充するかをします。そのあとで、自分のコマをカード3枚分進めることができます。こうして、鉱山のカードにたどり着いたら、それを表にし、対応する宝を得ます。ただし、4つある鉱山のうち1つはドラゴンが守る鉱山で、ここに入ると失点になります。
 自分の本当の味方を推理し、協力して鉱山を目指すゲームです。

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