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2018年7月26日 (木)

スピード計算

Unter Spannung / Amigo / Maureen Hiron作

2~4人 8歳以上 15分

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 1~10のカードがあり、それぞれ3色のカードがあります。青には中央に±1、黄には±2、赤には±3と書かれています。
 73枚のカードはよく混ぜて各プレーヤーに同じ枚数配り、残った1枚をテーブル中央に置きます。配られたカードは自分の前に山にして置いておき、そこから4枚とって見ずに伏せておきます。開始の合図で全員同時に自分の前にある4枚を見て出せるカードがあればそれを出します。このゲームには手番はありません。先に出せばいいのです。
 出せるカードは、中央に置かれたカードに示されたカードです。つまりカードの数字に示された±の数字カードです。出せるカードをテーブル中央に置きます。つぎに出せるカードはこのカードが示す数字となります。手札の補充は自由であり、手札枚数制限はありません。山札と手札を無くしたプレーヤーが勝ちです。

たべちゃうぞ

All You Can Eat / Amigo / Kevin G.Nunn作
3~6人 7歳以上 15分

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各プレーヤーは9枚組のカードセットを持っています。9枚はムシ×3、鳥×2、猫×2、犬×1.ノミ×1です。鳥はムシを食べます。猫は鳥を食べます。犬は猫を追います。ノミは犬にかみつきます。
 各プレーヤーは手札から1枚選んで出し、同時に表にします。鳥を出したプレーヤーはムシが出ていたらそのカードを取り、鳥の下に入れます。猫を出したプレーヤーは鳥が出ていたら、そのカードを取り(ムシを獲得していたらそれも一緒に)猫の下に入れます。
 犬を出したプレーヤーは猫が出ていたら、それを取ります。ノミを出してるプレーヤーは犬が出ていたらそれを取ります。
 自分が足したカードが何かを取りまだ自分の前に残っていたら、それらのカードを得点カードとして自分の前に伏せておきます。自分が出したカードが残っていても何も獲得できていなかったらテーブル中央におき、次のラウンドで取られるカードとして残ります。
 自分が出したカードがとられたら、何も得ることはありません。
 これを9ラウンド行って得点計算です。他のプレーヤーが出すカードを予想して出すカードを決めます。犬とノミは各1枚ずつしか持っていませんので、残り枚数をチェックすることは重要です。

モンスタースラップ

Monster Slap / Ravensburger / Kai Haferkamp作
2~4人 5歳以上 10-15分

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 各プレーヤーはねばねばハンドを1本受け取ります。この先についている手は粘着性がある樹脂です。
 ゲームボードにセットしたルーレットを回して、止まったときに指示しているモンスターをねばねばハンドでたたくゲームです。
 ねばねばハンドの柄の部分も柔らかく伸び縮みするので、手首のスナップを使ってうまくモンスターをたたきます。

メルカド

Mercado / Kosmos / Ruediger Dorn作
2~4人 10歳以上 30分

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 テーブルに並べられている商品をうまく買って得点を得るゲームです。
 各プレーヤーの袋には、金・銀・茶・緑・黒の5色のチップが各5個入っています。黒は贋金で購入には使えません。
 手番になったら袋からチップを3枚引きます。これをいずれかの商品の自分のサイドに置きます。各商品には購入に必要なコインの色と数が描かれています。必要なコインを配置できたら、このタイルを取りそこに書かれた得点と特典を得ます。そして、購入に使ったコインは、自分のタイルの上に置きます。その商品にコインを置いていたほかのプレーヤーは、そのコインを自分の袋に戻します。なお、そこの2番目に多くのコインを置いていたプレーヤーは印章を受け取ります。これを使うことにより、最初に袋から引くコインの数を2つ増やすことができます。
 受け取れる特典には、印章や特権タイルを受け取ったり、ジョーカーになる白のコインを受け取ったり、邪魔な黒コインを捨てたりできるものがあります。
 また、得点ボードには、追加で得点できたり黒コインを捨てたり受け取ったりするますもあります。ちょうどよい得点を得ることも大切です。
 袋に入っているコインの数は分かっているので、どの商品の獲得を目指すのか、よく考える必要があります。

2018年7月14日 (土)

コスプレごきぶり

Party Bugs / Abucus / Martino Chiacchiera作
2~6人 8歳以上 15分

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 各プレーヤーは1~13のカードを1組持っています。これをよく混ぜて自分の山札とします。
 山札の1番上のカードを取って、表にしてテーブル中央に置きます。この時一番小さな数字カードを出したプレーヤーがタイブレイクカードを受け取ります。
 そのあと、各プレーヤーは山札から3枚とって手札とします。そして、任意の1枚を取って出し、そろったら表にします。小さな数字を出したプレーヤーから順に前のラウンドで出されているカードを選んで取り、自分の前に表にして並べます。同じ数字が出ていたら、タイブレイクカードの持ち主またはそのプレーヤーから時計回りに近いプレーヤーが先に取ります。そのあと、手札を補充します。

 これを続けてゆきますが、取ったカードと同じ数字カードがすでに自分がとったカードにあったら、この2枚を捨て札にします。
 最終的に、各プレーヤーがとったカードの合計数字が小さいプレーヤーの勝ちです。つまり、既に取っている数字カードと同じ数字カードを取りたいということです。また、あまり大きな数字カードは取りたくありません。
 なお、一番大きな数字の13のカードを誰かが出したら、このラウンドは13を出したプレーヤーが前のラウンドで出されたカードすべてを取ります。
 なお、手札がなくなった後は、最終ラウンドで出されたカードをタイブレイクカードを持つプレーヤーの右隣から反時計回りに任意のカードを取ります。
 カードのイラストはごきぶりがいろいろなスターのコスプレをしています。イラストも楽しめます。
 

帆を上げろ

Alles an Bord?! / Abacus / Carlo A.rossi作
2~4人 7歳以上 30分

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 瞬間判断を求められるゲームです。

 カードの中から、緑のカード5枚、青いカード2枚、黒と赤のカード各2枚を取りよく混ぜてテーブル中央に伏せておきます。アイテムタイルは、裏表気にせずまとめて中央に置きます。商品コマも適当に置いておきます。
 合図とともに一斉に伏せられたカードを表にし、アイテムタイルと商品コマを自分の船に積み込みます。これには手番順はありません。どんどん自分の船に置きます。一番早く置き終わったプレーヤーが表になったカードをすべてかたずけ、伏せて置いておきます。残ったプレーヤーはゆっくりタイルやコマを取ることができますが、もうカードを見ることはできません。
 全員が船への積み込みが終わったら、まとめたカードを1枚ずつ表にして、決算を行います。必要なアイテムタイルや商品コマを、別の商品コマやお金に変えることができます。
 緑のカードには、アイテムタイルを商品コマやお金に替えることができます。青いカードには、商品コマを別の商品コマに変換すことができます(数が増えています)。黒いカードは海賊です。このカードをめくる前に、海賊と戦うかどうか各プレーヤーが決めます。戦わないと決めたプレーヤーは何もしません。戦うと決めてプレーヤーは、このカードに示されたアイテムタイルを捨ててカードに描かれているものを受け取ります。もし、必要なアイテムタイルを持っていない場合には、2金と商品コマを1つ失います。赤いカードの順番になったら、カードの山の最後にし、最後にこのカードの処理を行います。赤いカードは商品コマをお金に替えます。残った商品コマは1個1金です。アイテムタイルは無価値になります。
 これを2ラウンド行って、お金をたくさん得たプレーヤーの勝ちです。
 表になったカードを見て、必要なアイテムタイルと商品コマを素早く獲得するゲームです。ただ、カード枚数が多く、すべてのアイテムを獲得することはできません。また、海賊対策をどう考えるかです。とにかく素早い判断が必要です。

ルクソール

Luxor / Queen ./ Ruediger Dorn作
2~4人 8歳以上 45分

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 ルクソール探検のゲームです。プレーヤーには手札を5枚配られますが、並び替えることはできません。そして、手番になってプレイできるカードは手札の両端のどちらかのカードです。また、補充するカードは4枚になった手札の中央に入れます。つまり、補充されたばかりのカードは、少なくとも3手番以降でしか使えません。
 通常のカードは、決められた歩数自分のコマを移動させ可能ならそこでのアクションが行えます。探検を進めてゆくとより効果の高いカードを獲得することもできます。宝物のタイルは決められた数の自分のコマをそのタイルに集合させることにより獲得できます。いずれかのプレーヤーに獲得された宝物タイルの後には、特殊タイルが配置されることもあります。
 各プレーヤーは最初2個の探検家コマを使えますが、探検を進めると途中で寝ている自分のコマを追い越すことにより、目覚めさせ入口から移動を開始させることができます。最終的には5個のコマを使って冒険を行います。
 SDJノミネートです。

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