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2017年11月 1日 (水)

ドルイド

Druides / Amigo / Gunter Burkhards & Wolfgang Luhmann作
3~5人 10歳以上 45分

Druidsbox
Druidscards


 トリックテイキングゲームです。多くの得点をとるため、トリックをとる必要がありますが、5種類すべてスートののカードを取ってしまったら負けです。
 カードは5種類1~12とスタートプレーヤーカード、↑と↓のカードがあります。
 ゲームはスタートプレーヤーカードを配られたプレーヤーから始めます。先ずこのカードを出して、いずれかのスートを宣言します。このゲームはマストフォローのトリックテイキングです。そのスートのカードがある限りその中彼選んで出す必要があります。そのスートがない場合は任意のカードを出すことができます。残りのプレーヤーは宣言されたスートのカードを出します。そのスートで最も大きな数字が書かれたカードを出したプレーヤーがこのトリックを取り、取ったカードをスートごとに分けて、自分の前に表にして置きます。この時、同じスートのカードが複数あったったら、その中で一番小さな数字のカードを1番上にして置きます。
 トリックをとったプレーヤーが手札から任意のカードを出して次のトリックを始めます。↑と↓のかーどはスートを無視することができ、いつでも出すことができますが、トリックをとることはありません。また、↑のカードが入ったトリックをとったプレーヤーは、取ったカードを前に置くとき最後に、一番上のカードが最も大きなスートのカードすべてと一緒に捨て札にします。
 ゲームは、誰かが自分の前に5種類のスートを並べた瞬間に終わります。このプレーヤーは0点です。後のプレーヤーは、各スートの山の一番上のカードの数字が得点です。
 手札をすべてプレイした場合も終了で得点計算は同じです。
 得点をとるためにはある程度トリックをとる必要がありますが、後半になると、1つのトリックで複数のスートのカードが入ってしまい、5種類揃うリスクが大きくなります。コントロールが面白いトリックテイキングゲームです。

ギーア

Gier / Amigo / Alexander Pfister作
2~5人 8歳以上 15分

Gierbox

Giercards

 カードは1~7が各10枚と泥棒カードがあります。
 まず、各プレーヤーに泥棒カードを1枚ずつ配り、残った泥棒カードは使いません。
 よく混ぜた数字カードを7枚ずつ配ります。

 ゲームの目的は、いずれか1種類のカードを自分の前に6枚置くことです。
 手番になったら、まず手札から1枚選んで自分の前に表にして置きます。そのあとプレーヤー一人を選びババ抜きの要領でカードを1枚ずつ好きなだけ取り、表にしてテーブル中央に置きます。ただし、同じ数字のカードの2枚目を引いてしまったらこのラウンドとったカードはすべて元のプレーヤーの手札に戻ります。それまでにやめたらそれらのカードすべてを自分の前に並べておきます。この時に同じ数字は少しずらして重ねて置き、どのカードを何枚表にして置いているかすべてのプレーヤーにはっきりわかるようにします。この時に泥棒カードがあったら、このカードを元のプレーヤーに返す代わりに、そのプレーヤーの前に置かれているカードを1枚とって自分の前に置きます。適当なところでやめたら多くのカードを自分の前に置くことができるのです。最後に、自分の前に置かれている数字カード1種類のすべてのカードを捨て札にすることにより、手札が8枚になるように補充できます。
 なお、いくつかのカードには特殊能力があり、ババ抜きで引いたらすぐその能力を使うこともできます。

大漁だ!

Schollen Rollen / Amigo / Reiner Knizia作
2~8人 8歳以上 20分

Shollen_rollenbox
Shollen_rollenparts


  魚をたくさん捕まえるゲームです。
 手番になったら、まず4つのサイコロをすべてを振ります。

 サイコロの2つの面には魚が1匹、1つの面には2匹描かれています。そのほか釣り針が描かれて目と、青色で水が描かれた面と網と×2が描かれた面があります。
 振ったサイコロに魚が描かれた目が1つも出ていないと手番終了です。直ちに次のプレーヤーの番になります。魚の目が出ていたらその分の魚を場から取り下箱(網)に入れます。この時×2の目があったら網に入れる魚の数が倍になります。×2が複数あったらその分倍が続きます。手番を終了するなら箱の中の魚を取って自分の前に置きます。もし続けるなら、青い目のサイコロを脇によけて、振りなおすことができます。この時も魚の目がなかったら直ちに終了で、網の中の魚も場に戻します。魚の目が出ていたらその分網に追加します。その時に振った目あるいはわきによけたサイコロに×2の目が出ていたらその分倍になります。また、釣り針の目が出ていたら、網に入れる魚を他のプレーヤー一人から取って入れることもできます。
 たくさん、魚を取ったプレーヤーが勝ちです。

メモダイス

Memo Dice / Amigo / Haim Shafir作
2~4人 8歳以上 20分

Memo_dicebox

Memo_diceboard
 セットに入っているダイス9つのすべての面には違う目が描かれています。
 スタートプレーヤーがまずいずれか一つのダイスを振り出た目をみんなが覚えて、目と同じ色のカップで隠します。

 次のプレーヤーも同じことを行います。この時すでに伏せて置かれているカップと一列になるように置きます。これを続けてゆき、伏せるために対応するカップがなくなったら、金色のカップをかぶせて、前半が終わります。
 金色のカップをかぶせたプレーヤーから、列の先頭のカップに隠されている目を宣言して、カップを開きます。宣言と目が合っていたらそのカップを獲得して次のカップの目を宣言します。間違っていたらカップは次のプレーヤーが獲得します。そして同様に次のカップの中にあるダイスの目を宣言してカップを開きます。
 最後に金色のカップが開かれたら後半が終わりです。
 獲得したカップ数と同じポイントが得られます。ただし金色のカップは2ポイントになります。
 これを数ラウンド続けて、20ポイントを超えたプレーヤーが出たらゲーム終了です。

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