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2016年11月18日 (金)

ふくろキャッチ

Schnapp den Sack / Amigo / Wolfgang Kramer作

2~5人 8歳以上 15分
Schnapp_den_sackbox
Schnapp_den_sackcards
 カードには4種類の袋のいずれかが1~5個描かれています。
 各プレーヤーには、カードをよく混ぜて同じ数配ります。配られたカードは見るのではなく自分の前に山しておいておきます。
 自分の番になったら、山の一番上ののカードを素早く表にします。そして、すでに袋を囲んで並べられているカードと合わせてその種の袋の数がちょうど6個になるかどうか判断します。ちょうど6個になると思ったら、袋をつかみます。正解だったらその列(種類)の出ているカードすべてをとって自分の得点カードとします。
 ちょうど6個になる方法は2つあります。その列にそのまま付け加える方法、例えば上の図で青い袋が2つ書かれているカードが表になったらちょうど6個にできます。もう1つの方法は、すでに並べられているカードに重ねておくことにより6個にする方法です。例えば茶色の袋が1個描かれたカードが表になったら、そのカードを茶色の袋が4個描かれているカードの上に重ねて置けば見えている袋の数が6個になります。
 したがって、青い袋が描かれたカードは、2個だけでなく3個または4個描かれたカードでも6個にする方法があるのです。
 難易度を上げるために、いろいろなバリエーションも用意されています。メンバーに合わせて変えることができます。

2016年11月 9日 (水)

お姫様を助けるのは誰だコンパクト

Der verzauberte Turm / Drei Magier / Inka & Markus Brand作

2~4人(実質的な人数制限なし) 5歳以上 10-15分
Der_verzauberte_turm_compactbox
Der_verzauberte_turm_compactboard
 ボードゲーム「お姫様を助けるのは誰だ」と同じようなシステムのゲームです。
 魔法使いにつかまったお姫様を助けるゲームです。プレーヤーの一人は魔法使いになり、残りのプレーヤーはお姫様を助ける勇者となります。お姫様を助けることができたら勇者すべてが勝ちとなり、できなかったら魔法使いの勝ちとなります。
 まず、ほかのプレーヤーが目をつぶっている間に塔にお姫様を入れます。そのあとで、12あるマスにチップを置きます。このとき1つのマスには鍵が描かれているチップを置きます。もちろん魔法使いはどこにそれを置いたかわかっています。
 プレーヤーの一人がサイコロを振り、魔法使いが、両面に勇者と魔法使いが描かれたトークンを投げます。サイコロで出た目だけ、勇者と魔法使いのコマを進めます。勇者は赤い丸のいずれかからスタートできますが、魔法使いは6歩後ろの★マークからスタートです。移動は、魔法使いが投げたトークンで表になったほうからです。チップが置かれたマスに到着したら、そのチップを確認します。鍵が描かれたチップなら、金属のカギをとり、塔にある穴のいずれかに差し込みお姫様タイルを上に引き上げてみます。うまくお姫様を出すことができたら勇者の勝ちです。お姫様タイルの下にはスリットが切られており、どの穴が助け出せる穴かわかりません。(魔法使いは知っています)
 もしここで失敗したり、先に魔法使いがカギのあるマスに到着したら、そのカギが書かれたチップをゲームから除外して新たなラウンドを始めます。
 5ラウンド行い、お姫様を助けることができたら勇者たちの勝ちです。でいない場合は魔法使いの勝ちです。
 缶入りのコンパクトなセットでもち運びにも便利です。

魔法のラビリンスコンパクト

Das magische Labyrinth / Drei Magier / Dirk Baumann作

2~4人 2~4人 5歳以上 10-15分
Das_magischie_labyrinth_compactbox
Das_magischie_labyrinth_compactboar
 基本的なゲームのコンセプトは「魔法のラビリンス」と同じですが、同じシステムではありません。
 ゲームボードは4×4のマスに分けれており、マスとマスの間には壁がはめ込まれています。そしてその壁の下側が赤・黄・緑の3色のうち1色で塗られています。
 魔法のチップを裏にしてよく混ぜ、1枚表にしてゲームスタートです。魔法チップと同じ絵が描かれたマスに到着できたらそのチップを獲得します。
 手番になったら、自分のコマがいるマスがある壁1つを指定してその壁の下に描かれている色を宣言します。そして、壁を引き抜き宣言とあっている色が出てきたら壁の向こうのマスに進んで続けて手番が行えます。間違っていたらそのマスにとどまって手番終了です。
 多くの魔法のチップを集めた人が勝ちです。
 缶入りのコンパクトなゲームで、もち運びにも便利です。
 
 

オバケだぞ~コンパクト

Geistertreppe / Drei Magier / Michelle Schhanen作
2~4人 4歳以上 10-15分

Geistertreppebox
Geistertreppeboard
 基本的にはオバケだぞ~と同じゲームです。違いはオバのコマです。通常版はオバケのコマの中にプレーヤーコマが磁石で吸い込まれるようになっていましたが、コンパクト版はオバケのコマの下にカラーシールが貼られており、これと通常コマを取り換えるようになっています。缶入りのコンパクト版なのでもち運びにも便利です。
 

2016年11月 8日 (火)

カルカソンヌの地形タイル構成

7月28日の本ブログにてカルカソンヌJのルールに間違いがるとお伝えしました。

そのうち、地形タイルの構成について出版社のHans im Gluckからの回答です。
List 従来のカルカソンヌでは、Fのタイル(紋章付き)が2枚あり、Iのタイル(紋章なし)が1枚でした。ところが、カルカソンヌ2.0として販売された新しいバージョンはFが1までIが2枚でした。
Carcassonne14box
それで、それに合わせてルールブックを作ったのですが、実際に入荷したものはFが2枚Iが1枚でした。
当初カルカソンヌ2.0が発売になったとき、この紋章付きタイルが強すぎるので、1枚減らしたのではないという憶測も出ました。
 Hans im Gluckからの回答は、カルカソンヌ2.0は間違っていたので、今はカルカソンヌ2.1としてすべてFが2枚Iが1枚のタイプを生産しているとのことでした。
 つまり、故意に変更したのではなく、単なる間違いだったので元に戻したということです。
 ただし、今年のカルカソンヌ世界大会で使っていたセットはカルカソンヌ2.0タイプでした。

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