« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »

2016年1月19日 (火)

ウボンゴミニ新版

Ubongomininbox

Ubongominicards

 ウボンゴミニが大きく生まれ変わりました。旧版は箱中央のイラストが象でした。
 内容的にもかなり違いがります。旧版は決められた形のタイル2または3枚使って目的の場所に埋めるようになっていましたが、新しいバージョンでは、8枚のタイルから3または4枚使って目的の場所に埋めるようになりました。どのタイルを使うかは自由ですが、すべてのタイルの組み合わせに解があるわけではなく、それも見つける必要があります。(ただし、複数の組み合わせで買いがあるようになっています)

 

2016年1月15日 (金)

おしくらモンスター

Push a Monster / Queen / Wolfgang Dirscherl & Manfred Reindl作
2~4人 5歳以上 15分

Push_a_monsterbox


Push_a_monsterboard

 2015年子供年間ゲーム大賞にノミネートされました。
 大きさの違うモンスターが6種類登場します。手番になったらサイコロを振り出た目のモンスターをおしくらまんじゅうをしているエリアにうまく乗せるようにします。この時に乗せたモンスターは完全にエリアの縁の内側に入るようにしなければなりません。また、ほかのモンスターが下に落ちないようにします。もし落としてしまったら、このプレーヤー以外が落ちたモンスターに対応するタイルを受け取ります。大きなモンスターを落としたら大きなタイル、小さいモンスターなら小さいタイルです。
 これを順番に行い、ゲーム終了時に獲得したタイルをつなげて一番長い人が勝ちです。
 誰でも簡単にでき盛り上がるパーティゲームにもなります。

2016年1月14日 (木)

モルタールの入り口

Die Portale von Molthar / Amigo / Johannes Schmidauer-Koenig作
2~5人 10歳以上 45分

Die_portale_von_moltharbox

Die_portale_von_moltharcards

 真珠カードを使ってキャラクターカードを獲得します。キャラクターカードには勝利ポイントともに能力を持っているものがあります。真珠カードには1~8の数字が書かれています。

 テーブルの中央には、真珠カードが4枚表にしておかれています。各プレーヤーは1枚ずつの入り口タイルを持っています。
 手番になった時にできることは、4種類のアクションを3つです。同じ物でも構いません。
  • 真珠カードを1枚取る
  • 表になっている4枚の真珠カードをすべて捨て札にして新たに4枚の真珠カードを表にしておく。
  • キャラクターカードを1枚取り自分の入り口タイルに置く(入り口タイルには2枚までしかキャラクターカードを置けない)
  • 入り口タイルに置いたキャラクタータイルを、真珠カードを使って発動する。(発動したキャラクターカードは入り口タイルから出して横に置く)
 キャラクターカードには、発動させるための真珠カードの条件のほかに、発動させた場合に得られる勝利ポイントと特殊能力が描かれています。
 特殊料力には、手番で行えるアクション数を増やしたり、使い捨てにならない真珠カードであったり、他のプレーヤーの手札になっている真珠カードを見て取ったりできるものがあります。勝利ポイントが多かったり、能力が高いキャラクターカードの発動はなかなか難しいものがあります。ただ、すでに獲得しているキャラクターの能力を使うと易しくなるでしょう。
 
 

チームプレイ

Team Play / Schmidt / Johannes Schmidauer-Konig作
3~6人 8歳以上 30分

Teamplaybox

Teamplaycards

 このゲームはタイトルが示すように、向かい合った2人が1組で戦うゲームです。したがって4人または6人で遊ぶことをお勧めします。3人または5人は遊ぶことができるという程度です。
 jこのゲームには赤・青で1~8の数字が書かれた数字カードと、それ以外の目的カードがあります。
 各プレーヤーには1枚ずつ目的カードを表にして配ります。配られた目的カードは自分の前に置きます。それ以外に共通の目的カードを1枚表にしてテーブル中央に置きます。数字カードは3枚表にして置き、その横に残りを山にして置きます。
 このゲームは、自分または共通の目的カードに書かれた組み合わせの数字カードを作ることです。目的カードは、色を指定しているもの色に関係ないもの、ストレートになっていたりペアーになっていたり、特定の数字であったりします。
 自分の番になったら次の3つができます。

 *表になっているまたは山札から数字カードを2枚取る。
 *目的カードに描かれている組み合わせができたらそれを捨てて目的カードを取る。目的カードを取ったら直ちに新しい目的カードを山札から補充します。目的カードには難易度に合わせて勝利ポイントが書かれています。自分の前の目的カードを補充した場合は1度だけその目的カードを捨てて新たな目的カードを表にすることができます。難しすぎると感じたり、易しいが得点が低すぎると感じたときです。
 *チームのパートナーに手札を1または2枚渡す。しかし、相談することはできません。パートナーの前にある目的カードや、それまでにパートナーが取っているカードを見てほしがっているものを予想して渡すのです。
 こうして、いずれかのチームが合わせて8枚の目的カードを取ったらあと1ラウンドゲームを行い。それぞれのチームが獲得した勝利ポイントの合計が大きいチームの勝ちです。
 カードを補充する場合、自分がほしいもの、パートナーに渡したいもの、相手チームに渡したくないもの(次のプレーヤーの前の目的カードを見る)、をよく考えてゲームを進めます。
 

ツーモルトロイヤル

Tumult Royal / Kosmos / Klaus & Benamin Teuber作
2~4人 10歳以上 40分

Tumult_royalbox

Tumultroyalboard


 カタンの作者で有名なKlaus Teuberが息子Benjaminと協力して作ったゲームです。
 プレーヤーは貴族です。国中に自分の石像を建設することが目的です。その目的達成のため、国民から税を取り立てるのですが、あまり取り立てすぎると暴動を起こされたり国民の支持を失ったりします。
 このゲームには3種類の資材が登場します。食料・石・道具です。いずれも石像を作るために必要なものです。それらは各資材タイルに1~3個描かれています。
 ラウンドではまず、暴動ルーレットを回して国民に残すべき量を決めます。この量以上に残っていないと暴動が起こるのです。まず資材タイルの約30%を内容を見ずに取り除き、残ったタイルを裏にしてテーブルの中央にまとめておきます。これがこの国にある資材すべてです。そして、砂時計を反転させて、すべてのプレーヤーは同時にこの資材を奪い合います。それは、テーブル中央にあるタイルを取り、内容を確認して、自分のボードに置くか戻すかします。いったん自分のボードに置いたタイルは戻せません。そして砂時計が落ち切ったらこのアクションは終了です。そこですべての資材タイルを表にします。テーブル中央に残ったタイルに描かれている各資材について暴動ルールレットで示された数字以上なら暴動は起こりません。しかし、それ未満なら暴動がいずれかの貴族に対して起こります。各プレーヤーは自分が取ったその資材の数を申告します。一番多く取った貴族に対して民衆の暴動が起こります。そのプレーヤーは、民衆の支持を3失うとともに、その資材が描かれたタイルのうち一番少ない数が描かれたタイル1枚のみを残してすべて捨てることになります。取った資材が最も多い貴族が複数いる場合は、より地位の高い貴族に暴動が起こります。
 暴動の処理の後、地位の高い貴族から順に石像の建設が行えます。建設エリアにより、必要な資材の種類と量が違います。また、草原、森、山岳では1個の石像しか建設できませんが、村では2個、街では3個の石像が建設できます。建設は、基本的には自分の石像があるエリアに接するエリアにのみ建設できるので、建設準が早い地位の高い貴族が有利です。この石像の建設時にはそれぞれ資材を使いますが、建設ごとに使いきれなかった資材は国民のものとなり支持が増えます。
 ラウンドの最後には、各プレーヤーの支持者の数を数えて多い順により高い地位を得られます。最も高い地位を与えられたプレーヤーは国王となり、追加で石像が建設できます。その代り支持者を失います。
 こうして、何ラウンドか行い多くの石像を建設したプレーヤーの勝ちとなります。
 資材タイルは3種類同じ分だけありますが、ラウンドごとに30%ほどのタイルをランダムで抜き出すため、いずれかの種類が極端に多かったり少なかったりします。多いものはある程度取ることができますが、少ないものを取りすぎると暴動が起こります。また、国民の要求が多い場合はあまりとると暴動の元です。ただし、自分より多くの資材を取っている貴族がいれば自分は助かるのです。砂時計を反転させて、タイルを取りながら確認して、どのタイルが多いのか少ないのかを素早く判断する必要があります。また、3種類の資材のうち、石がなければどこにも建設できません。かといって、暴動を起こされるほどとるわけにいかないのです。

2016年1月 7日 (木)

2015年販売数量トップ20

                                                                                                                             
順位品名
1ワードバスケット
2カルカソンヌ
3ごきぶりポーカー
4ぴっぐテン
5ハゲタカのえじき
6おばけキャッチ
7ニムト
8お邪魔者
9ガイスター
10ウミガメの島
11ヒューゴ
12お邪魔者3対決
13ボーナンザ
14ゲシェンク
15コロレット
16いかさまゴキブリ
17アブルクセン
18チャオチャオ
19マンマミーア
20ごきぶりキング

2016年1月 5日 (火)

新版「ウボンゴ」

ウボンゴが新版になって少し変わりました。

Ubongonbox
 箱の違いはわずかです。以前のものは中央のイラストがお面でしたが象になっています。

Ubongonboard

 ルール変更に伴い、一部内容物も変わりました。
 ルール変更は、基本的に得点計算がシンプルになったということです。ゲームの本質であるパズル部分に変更はありません。
 以前のバージョンでは、得点源の宝石は同色を集めることが目的だったため、そこにも一工夫ありましたが、今回は色ごとに得点が決められており、早くできるほど高得点の宝石を得るチャンスが増えるというだけです。

スカイライナー

Skyliners / Hans im gluck / Gabriele Bubola作
2~4人 8歳以上 30分

Skylinersbox

Skylinersboard

 各プレーヤーがそれぞれ自分の都市計画に基づいて摩天楼を作るゲームです。
 各プレーヤーは自分の色のビルコマと屋上コマと、公園コマを持っています。
 初めにランダムに中立のビルコマと中央公園を配置してゲーム開始です。
 プレーヤーの手番にできることは、2つのうちどちらか一方です。

  • 建設:任意の位置に手持ちのコマを2個置きます。ただし、公園の上にはビルは建設できません。ビルの上には公園を作ることもできません。屋根はビルの上にのみ置けます。ビルは更地の上またはビルの上に置くことができます。
  • 建築計画:プレーヤー自身の都市計画をカードで示します。ゲームボードに対し、それぞれのプレーヤーの前には5列のビル群ができます。プレーヤーから見てそれぞれのビル群の列で手前の地上の目線からいくつのビルが見えるように作るか(高いビルの背後にある低いビルは見えない)を予想して、都市計画カードの山に置きます。(公園も見えれば数えることができます)
 ゲームが終了したら、都市計画カードの山を取り上下反転させて一番上から(最初にプレイされたカード)順に計画通りになっているかチェックします。計画通りに完成できていれば、その列の見えているビルの数だけ得点します。なおかつ、まだアンテナの刺さっていないその列の見えているビルに自分の色のアンテナをさします。つまり、あとから都市計画カードをプレイした場合には、見えているビルの数を当てるのは簡単ですが、アンテナをさすビルが残っていないかもしれません。
 こうして、最後に各プレーヤーのアンテナの数分の得点を加えて最も多いプレーヤーの勝ちとなります。
 

« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »