« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月17日 (土)

二枚目が好き

3 sind eine zu viel! / Amigo / Christoph Behre & Reinhard Staupe作
2~4人 10歳以上 25分

3_sind_eine_zu_vielbox

3_sind_eine_zu_vielcards


 0,30,60が書かれたスタートカードと、それ以外の7色で1~89のカードがあります。
 スタートカード3枚はそれぞれの列の最初のカードとしてテーブルの上に並べて置きます。それ以外のカードは、よく混ぜて20枚ずつ各プレーヤーに配ります。そのカードは見ずに山にして置き、そこから8枚取って手札とします。
 ゲームは、順番に手番プレーヤーが手札から1枚カードを表にして出してゆきます。そして、手札の残りが2枚になったら、自分の山札から6枚補充します。補充をもう一度すると山札がなくなり、そのあと各プレーヤーの手札が2枚になったらゲーム終了です。残った2枚はゲームに使用しません。
 プレイしたカードの数字が1~29なら0のスタートカードの左に、31~59なら30の、61以上なら60の左の置きます。既にほかのカードが置かれている列なら数字の順番になるように置きます。
 スタートカードを除いて3枚のカードが並んでいる列のカードをプレイしたら列のカードを取ります。3枚より大きな数字のカードをプレイしたらその列の一番小さな数字カードを取ります。それより小さなカードをプレイしたら、その列にあるプレイしたカードより大きな数字カードをすべて取ります。取ったカードは表にして自分の前に色別にしておきます。もし、いずれかの色のカードが3枚になったら、それらのカードは裏にして置きます。
 ゲーム終了時に、1枚だけ表になっている色のカードは1点、2枚なら5点、そのほか裏になっているカードはそれぞれ-1点(3枚まとめて裏になっているので1組-3点)、になります。
 また、プレイ中に7色すべてのカードが表になって並べられたプレーヤーはボーナスカードを獲得します。このボーナスカードはゲーム中各プレーヤー1枚だけです。また、ゲーム終了時に、7色または6色表になっていればボーナスポイントが与えれらます。
 カードを取らないと得点になりませんが、取りすぎるとマイナスです。
 わかりやすいゲームですが、ジレンマの多いゲームです。

8か28

8*28 / Zoch / Michael Hirtle, David Hoyt, Colin Morgan作
3~5人 8歳以上 20-30分

828box

828cards

 ギャンブル+ブラフゲームです。
 最初に各プレーヤーにはよく混ぜたカードから1枚ずつ伏せて配ります。このカードは配られた人だけが見ます。そのあと、まず、ポイントマーカーをストックから1個取りテーブル中央に置きます。そしてスタートプレーヤーが左隣の人から順にカードがほしいかどうか聞いてゆきます。ほしいといった人にはカードを1枚表にしてその人の前に置きます。パスして人には何も配りません。最後に自分自身にがパスするかカードを1枚表にするかです。
一周したら、左隣の人が同様にポイントマーカーを置き順番にカードがいるかどうか聞いてゆきます。一度パスした人もカードを表にしてもらうことができます。
 全員が連続してパスしたらラウンド終了です。最初に裏にして配られたカードを表にして、それぞれの人に配られたカードの合計を見ます。8以下で最も8に近い人と28以下で28に最も近い人が勝者です。この二人でポイントマーカーを分けます。
 全員がパスするまで、再参戦できるので、周りの状況がはっきりするまでパスし続けることもできますが、後に人もパスしたらラウンドが終了してしまいます。また、8と28の2つのターゲットがあるので、だれがどちらを意識しているのかを注意する必要もあります。

2015年10月15日 (木)

バッドバニー

Bad Bunnies / Schimdt / Jacques Zeimet作
2~6人 8歳以上 20分

Bad_bunneisbox

Bad_bunneiscards


 手札をなくすタイプのカードゲームですが、勝てないと思ったらさっさと降りることにより、そのラウンド手札をなくしたプレーヤーのポイントを少なくすることができます。
 すべてのカードをよく混ぜて各プレーヤーに7枚ずつ配ります。手番になったら、カードを1枚プレイするかゲームから降りるかします。降りたプレーヤーは次のゲームまで再参加できません。プレーヤーがカードプレイする場合、次のプレーヤーが出すカードが自分が出したカードより大きな数字か小さな数字が宣言してプレイします。1でより小さいと宣言したり、最大の13でより大きいと宣言することもできます。
 より大きいまたはより小さいと宣言されても、同じ数字のカードを出すこともできます。この場合その次のプレーヤーは、連続して出されたこの数字カードしか出せません。求められたカードが出せない場合や出したくない場合にはゲームから降ります。
 なお、1と7はジョーカーです。大きいまたは小さいの宣言とかかわりなく出すこともができます。
 最初に7枚全てのカードを出し切るか、一人を除いてすべてのプレーヤーが下りたら残ったプレーヤーがそのゲームの勝者です。出されているカード枚数がそのプレーヤーのポイントです。
 改めてすべてのカードを混ぜて次のゲームのスタートです。誰かが目標点を取るとそのプレーヤーが勝者となります。
 配られた手札で、どこまで頑張るかを決めるゲームです。頑張りきれずに降りることになったら、ほかのプレーヤーに多くの得点を与えることになります。また、弱気だけでは勝目がなくなります。

クラウン

Crowns / Schmidt / Benjamin Schwer作
1~6人 8歳以上 20-30分

Crownbox

Crownboard

 各プレーヤーはゲームボード1枚と同色のチップ18個を持ってゲームスタートです。手番になったらサイコロ6個をまとめて振り、自分のゲームボードの対応するところにチップを置くことができます。複数の場所にチップを置くこともできますし、全くチップを置かなくてもかまいません。
 ゲームボードにはそれぞれの目が1~6個の数で置けるようになっています。置くのは最大個数とは限りません。多く出ていても少ない数に置くこともできます。また、大きな目が出ていている場合、出ている目なら大きな目を小さな目として扱うことができます。上記の写真の場合、すべて3の目として3が6個のところに置くこともできます(1や2は出ていないので1や2が出ていることにはなりません)。また、4が5個でもよいし、6が1個+5と4が2個+3が1個と4カ所にチップを置くこともできます。
 ただし、すでにチップが置かれている所に重ねて置くことはできません。6の目と、それぞれの目が6個のマスはそれだけで得点となります。それ以外の灰色のマスは縦または横または斜めに5個揃えないと得点になりません。
 チップの数に限りがあるので、いい目が出るまで置かずに我慢することもできますが、一人のプレーヤーが18個すべてのチップを置いたらそのランドが最後のラウンドになってしまいます。どの列を狙うかがポイントです。

 

チャッカラッカ

Tschakka Lakka / Kosmos / Rudger Dorn作
2~4人 8歳以上 20分

Tschakka_lakkabox

Tschakka_lakkaboard

 サイコロを振って、ゲームボード上の宝を集めるゲームです。
 ゲームボード上に置かれている宝は4色で各3種類の財宝と黄と赤の宝石です。円柱の財宝はそれぞれ3種類の高さがあり、高いほど獲得の難易度と価値が上がります。
 手番の最初に、スタート位置を決めます。これはゲームボードの4隅または財宝がなくなっているマスです。スタート位置にマーカーを置いたら7個のカラーダイスを振ります。サイコロの目は4色各1個とジョーカーの目と、ドクロの目です。ドクロの目が出たダイスは直ちにわきによけます。このダイスはこの手番ではもう使えません。残ったダイスから1色+ジョーカーを選んで、財宝の獲得を目指します。スタートマーカーと縦横で接するマスにある財宝の1つの上に対応するサイコロを置きます。低い財宝には1個、中間には2個、高い財宝には3個置けます。残ったサイコロを振りなおすことができます。そして、ドクロを除き1色+ジョーカーをどれか1つの財宝の上に置きます。この時、すでに必要な数のサイコロが置かれている財宝と縦横で接する財宝に置くこともできます。その後も同様にサイコロを振りなおすことができます。もし、どこにも置けないかすべてドクロだった場合には、その手番では何も獲得できません。サイコロをすべて置くか、振りなおすことをやめたら必要な数が置かれた財宝を獲得できます。また、宝石はその4方に置かれている財宝すべてが取られたら、その最後の財宝を取ったプレーヤーが獲得できます。
 こうして、より多くの財宝を獲得することを目指すゲームです。

ルミス

Lumis / Kosmos / Stephen Glenn作
2または4人(4人がおすすめ) 10歳以上 30分

Lumisbox
Lumisboard

 2人または2人組2チームのゲームです。(チームプレイのほうがおすすめです)
 カードプレイにより自分の(自分のチームの)コマを置いてゆき向い側の辺までつなげるゲームです。
 手番できることは4種類です。①カードを補充する②パートナーにカードを渡す。両チームの前には、チームの色で書かれた数字カードが2枚置かれています。数字カードは1の裏には4,2の裏には3が書かれています。表になっている数字のどちらかの枚数伏せた自分たちの山から補充するか、パートナーに手札を枚数のカードを渡すことができます。パートナーとはどのカードを渡すかや、何をするかなどの相談はできません。カードを補充するか渡したらその数字カードをひっくり返します。つまり4のカードを使って4枚補充したら、そのカードは1になってしまいます。
 ③塔を建設する。ゲームボードには塔を建設できるマスが少し大きめのマスとして描かれています。対応する色のカードをプレイすることにより、そこに自分の色の塔を建設することができます。また、相手の色の塔を自分の色の塔に代えることができます。それには、相手が建設に使ったカード枚数より1枚多くプレイすることでできます。何枚プレイすればよいかはその塔の高さであらわされています。なお、自分の色の辺の任意のマスに塔を建設することができます。この場合任意のカードを1枚プレイするだけで建設できますし、相手に取り換えられることもありません。
 ④自分の色の塔を自分の色のコマでつなぐ。自分の任意の塔のコマ2つの間を自分のコマでつなぐ場合は、ゲームボードで示されたカードをそれぞれプレイすることにより、つなぐことができます。ただし、途中まででやめることはできません。必ず2つの塔がつながっていなければなりません。ゲームボード上に置かれたコマは後で取り除かれることはありませんし、繋げられた塔は相手にとられることはありません。
 こうして、自分たちの辺をコマでつなげたプレーヤー組の勝ちです。
 チーム戦の場合は、自分のペアーが何をしようとしているのか、何をほしがっているのかを推理して互いに助け合って勝利を目指します。


« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »