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2014年11月19日 (水)

カルカソンヌ14

Carcassonne / Hans im Gluck / Klaus-Jurgen Wrede作
2~5人 7歳以上 35分

Carcassonne14box

Carcassonne14tiles

 基本的に「カルカソンヌ」です。タイルの表面のデザインが変わりました。裏面は同じなので、追加キットも同様に使うことができます。ただし、都市のデザインがかなり違うので違和感があります。
 そのほか、川と修道院長の追加キットが入っています。


2014年11月18日 (火)

カルカソンヌ ゴールドラッシュ

Carcassonne Goldrausch / Hans im Gluck / Klaus-Jurgen Wrede作
2~5人 8歳以上 35分

Carcassonne_goldrauschbox
Carcassonne_goldrauschtiles 
 ゲームの基本システムはカルカソンヌです。
 道の代わりが鉄道です。完成した鉄道に列車が1つだけある場合は得点が倍になります。なかったり2つ以上あったら通常得点です。
 街(タイル1枚に描かれている)から出ている3または4つの鉄道線路すべてが完成したら、その街にコマを置いているプレーヤーが完成した路線あたり3点得ます。
 金山は少し特殊です。金山が描かれたタイルを配置したらそこに描かれている金の数だけ金トークンを伏せて置きます。その山にテントを配置しているプレーヤーは、その金トークンをとるチャンスがあります。
 通常のカルカソンヌと同様にタイルを配置した後、コマを配置するほかにテントを配置または移動することができます。そのほか、配置してあるテントがある山から金トークンをとることができるのです。この3つから1つが可能です。
 金山が完成したら、テントは関係なくなります。そこにコマを置いているプレーヤーが残った金トークンをすべてとり、描かれている金のマーク分の得点を得ます。
 ゲーム終了時には草原の得点があります。これは、置かれた草原に描かれているインデアンテントと野生馬により得点します。


2014年11月 7日 (金)

よくばりハムスター

Hamsterbacke / Amigo / Fracesco Berardi作
3~5人 8歳以上 20分
Hamsterbackebox

Hamsterbackcards かわいいハムスターのゲームです。カードの種類は1,2,3のカードがそれぞれ2種類と4のカード1種類の7種類のカードです。
 120枚全てのカードよく混ぜ、各プレーヤーに手札として2枚ずつ配ったあと8枚を表にしてまるく輪になるようにテーブル中央に並べます。
 順番にプレイしますが、手番になってできることは3種類のうち1つだけです。

  • カードをとる:中央に置かれている8つの列から1つの列をとります(初めは1枚ずつしか置かれていません)。そのあと、山から3枚取り、取った列から初めてカードを1枚ずつ各列に置いてゆきます。
  • セットを出す:全く同じカードをカードに書かれている数字枚数分まとめて表にして自分の前に置きます。この時全く同じセットなら何組でも出すことができます。また、すでに自分の前に出している場合は、その上に重ねて置くことができます。ただし、他のプレーヤーの前に置かれている一番上のカードと同じカードはセットとして出すことはできません。つまり、自分が出している限り同じものはほかのプレーヤーがセットとして出せないのです。
  • 得点化する:自分の前に表にして足しているカードの山をすべてひっくり返して得点化します。この時、最も手札を多く持っているプレーヤーから、ひっくり返す前に置いてあったカードの一番上と同じ枚数のカードを獲得することができます
 ゲームが終わった時に、得点化したカードが一番多いプレーヤーの勝ちです。セットを出すタイミングと、得点化するタイミングがポイントです。


ビースティーバー

Beasty Bar / Zoch / Stefan Kloss作
2~4人 8歳以上 20分
Beastybarbox

Beastybarcards

動物をバーに送り込むゲームです。
 各プレーヤーは、12枚1セットのカードを持っており、これをよく混ぜて裏向きの山とし、ここから3枚取って手札とします。
 各プレーヤーは順番にカードを1枚表にして、ゴリラが入口を守っているバーに並べます。そして自分の山札から1枚補充します。
 このバーに入って一杯飲むためには、5枚のカードが並ぶ必要があります。5枚並んだら先頭の2枚がバーに入ることができます。そして、最後の1枚が列から叩き出されてしまいます。
 ただ、それぞれの動物の能力により、列から叩き出される動物が続出してなかなか5枚のカードが並びません。
 各動物の能力です。

  1. スカンク:列に並んでいる動物のうち数字が最大の動物2種類を列から叩き出します。
  2. オオム:任意の動物カード1枚を列から叩き出します。
  3. カンガルー:プレイした瞬間に列の前に1歩または2歩進みます。
  4. さる:列に猿が1枚だけなら何にもおこりませんが、2枚以上になるとサルの群れが列の先頭に進みます。
  5. カメレオン:列に並んでいるすべての動物と同じ能力を持ちます。ただし、能力を使った後は、普通のカメレオンに戻ります。
  6. アシカ:列の方向が変わります。つまり今まで最後尾だったところが先頭になるのです。
  7. シマウマ:ワニとカバが列の前に進むことを阻みます。
  8. キリン:列の前に1歩進みます。これは他のプレーヤーがプレイした後にも起こります。
  9. ヘビ:列を数字の順番[大きい数字が先頭]に並び替えます。
  10. ワニ:自分より小さな数字の動物を順番に叩き出しながら列を進みます。ただし、シマウマがいるとそれより先に進めません。後からプレイしたカードにより、順番が変わった後も可能なら進みます。
  11. カバ:カバのように自分より数字が小さな動物を抜かしながら前へ進みますが、列から叩き出すことはありません。
  12. ライオン:プレイした瞬間に列の先頭に進みます。この時列に猿がいたら列から叩き出されます。また、すでにライオンがいる列にプレイしたら、その瞬間に叩き出されます。
 多くの動物カードをバーに送り込むことができたら勝ちです。

ライスラ

La Isla / alea / Stefan Feld作

2~4人 10歳以上 45-60分
Laislabox

Laislaboard

 孤島でいろいろな動物を集めるゲームです。
 各プレーヤーは3枚のカードを手札として受け取ります。それぞれのカードは3つの使い道があります。3枚ぞれぞれ別々の使い道にしなければなりません。そして、その使い道を示す場所に伏せておきます。
 Aのところに置いたカードは、特殊アクション用です。通常より有利なアクション能力が授かります。特殊アクションによる能力は、ゲームが進むに従って増えますが、基本的には最大3つまでです。4つ目からは、それまでの能力のいずれかと交換になります。
 Bのところに置いたカードは、そのカードが示す資材を1個獲得できます。
 AとBが終わったら、探検隊の派遣です。ボード上の派遣したい場所と同じ色の資材が2個あればそこに探検隊を派遣できます。そして、動物タイルがある場所の周りをすべて自分の探検隊で囲むことができたら、その動物タイルをとることができます。
 最後にDに置いたカードを表にして、そこに描かれている動物のマーカーを1歩進めます。この時、自分が持っているその動物のタイルの数だけ得点できます。
 これを繰り返すゲームです。
 最後に、ボーナスポイントを加えて勝者が決まります。
 特殊能力をうまく使って、必要な動物や勝利ポイントをたくさん集めます。
 3枚それぞれのカードをどの能力に使うかがポイントです。

エッセンザゲーム

Essen The Game-Spiel'13 / Etienne Espreman, Frederic Delporte, Fabrice Beghin作
2~5人 10歳以上 75分
EssenthegameboxEssenthegameboard 毎年ドイツのエッセンで行われる、ゲームの祭典Spielの興奮を再現しているゲームです。
 プレーヤーは、とにかくゲームを購入することが目的です。ただ、重いゲームをたくさん買うと動きが鈍くなります。駐車場にとめた車に積み込んで身軽になってまた買い物を続けます。
 ゲームの人気は刻々と変化します。人気の高いゲームをゲットするほど高得点です。また、会場の奥で販売しているゲームや高価なゲームも高得点に設定されています。一番は自分がほしいゲームです。ウイッシュリストにあるゲームをたくさん購入している場合は、ボーナスポイントがあります。
 混雑する会場をうまく移動して、たくさんのゲームを買いましょう。所持金がなくなったら駐車場近くのATMで引き出すこともできます。ただし、余分なお金は引き出しすぎない方がいいようです。
 ゲーム終了時の得点が同じ場合には、所持金が少ないほうが勝ちです。Spielではお金を残して帰るのは恥だそうです。
 エッセンに参加したことがある人はなるほどと思い、参加したことのない人はその騒ぎを実感できるゲームです。



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