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2014年4月17日 (木)

ごきぶりダンス

Kakerlakentanz / Drei Magier / Jacques Zeimet作
2~6人 6歳以上 10-20分

Kakerlakentanzbox

Kakerlakentanzcards

 Zeimetのごきぶりシリーズです。基本ルールは「ごきぶりサラダ」に近い物があります。
各プレーヤーにすべてのカードを配り切ります。そしてプレーヤーはそれを見ずにまとめて山にして置きます。プレーヤーは順番に自分の山のいちばん上のカードをめくって中央の捨て札の山に表にして置き、そのカードに描かれた絵により声を出しながらアクションを行います。
 上のカードの写真では左から順に

  • 「フラップ・フラップ」と言いながら両手を上げて手をたたく
  • 「ミープ」と言いながら自分の鼻をつまむ
  • 「バズ」と言いながら指を回す
  • 「オウチ」と言いながら立ち上がる

 ただし、捨て札の山の一番上と同じ場合には、それ以外のアクションを行います。
 また、写真上段のように、上に×マークがあるカードの場合は、「ストップ」と言いい捨て札の山に置きます。今後はこのアクションは使えません。このあとは、×マークが出るまで新たな捨て札の山にカードを置いてアクションを行います。
 アクションやセリフを間違えたり、リズムよくできなかったプレーヤーは出されているカードすべてを取り自分の山の下に加えます。
 自分の山のカードをすべて無くしたプレーヤーの勝ちです。

2014年4月 5日 (土)

ガーデン

Gardens / Kosmos / Perepau Llistosella作
2~4人 8歳以上 45分

Gardensbox

Gadenstailes

 タイル配置ゲームです。各タイルに4隅には4つの色の花がいずれか一つずつ描かれています。またタイルの4辺の中央には道または川が描かれています。
 そのほかに、各プレーヤーは1枚ずつ4隅に同じ色の花が描かれたタイルを持っています。
 手番の最初には、伏せた山札または、自分の持っている4隅に同色の花が描かれたタイルを取り、既にあるタイルに接して置きます。この時、道は道と川は川とつながるようにしか置けません。また、ボード上の自分のコマを道を通って置いたタイルに移動できなければなりません。コマは他のコマを越えて進むことはできません。
 なお、各プレーヤーはコマを2個ずつ持っており、手元にコマが残っている場合には、置いたタイルに直接手元のコマを置くことができます。この場合はそのタイルに移動する必要はありません。その後で、移動していない方のコマを道を通って任意のタイルに移動できます。
 そのほか、引いたタイルを置かずに捨てることにより自分のコマを1個回収できます。手番を失うことになりますが、手元にコマがあるとタイルの配置に自由度が増すので作戦として考えられます。
 4枚のタイルの4つの隅が合わさって丸い花壇ができたらそこに単独で最多の色の花があるかどうかチェックします。最多の花があればその色の丸いチップをそこに置きます。こうして、規定枚数の丸いチップを置けたプレーヤーの勝ちです。単独で最多なので、2個2個では誰もチップを置くことができません。また、周りのタイルにより描かれている道や川が邪魔をして置けなかったり、置きたい方向に向けることができなかったりします。また、他のコマが邪魔をして置きたい場所にコマを移動できなかったりして、悩ましいゲームです。
 きれいな花壇を作ってください。

ノルダーヴィント

Norderwind / Kosmos / Klaus Teuber作
2~4人 10歳以上 60分

Norderwindbox Norderwindboard

 各プレーヤーの船には、捕まえた海賊を入れておく牢屋が2つ、商品を入れる倉庫が6つ、専門職の乗組員を雇う場所が5つ用意されています。
 船の目的地は3か所です。それぞれの目的地に必要なものを運べれば勝利点が得られます。
 それぞれの目的地に向かうタイルの山には、目的地タイル1枚を含んだ8枚のタイルが置かれています。残り7枚のタイルの組み合わせはランダムですが、いったんゲームが始まると組み替えることはありませんので、それぞれの目的地のタイルの山にはどのようなタイルが入っているかわかるようになります。
 タイルの種類はアクションタイルとイベントタイルの2種類です。アクションタイルは4種類です。
 交易ができるアクションです。物資の売買ができます。タイルにより価格が違うので、安く買って高く売ることにより、収入を得ます。
 船の装備をするアクションです。帆を補強すれば、一度の手番でめくれるタイルの数が増えます。大砲を装備すれば海賊対策になります。また、専門職の乗組員を雇うこともできます。
 アクションタイルは、手番プレーヤーが必ずしもアクションを行う必要はありません。パスすることもできます。ただし、手番プレーヤーがアクションを行ったら、以上2つのアクションについては、他のプレーヤーも交易許可証を持っていれば、そのアクションを行うことができます。
 残り2つアクションは手番プレーヤー画だけが行えるアクションです。
 難破船を見つけてコインを得る。
 目的地について、必要な物資を降ろし、勝利点マーカーをゲームボードに置く。
 イベントタイルがめくられたらまずイベントダイスを振ります。1つの目はラッキーなことにコインを得ます。残りの5つの目は海賊との遭遇です。海賊も1~3の強さがあります。持っている大砲の数だけ先頭ダイスを振ることができ、命中の目が必要数出れば勝てますが、負ければ手番終了です。この時、専門職の「砲手」を雇っていれば、勝てる可能性が増します。戦いたくない場合は、コインを支払えば海賊が許してくれます。
 手番は、自主的にやめるほか、規定枚数タイルをめくるか2度アクションを行うか、海賊に負けるかしたら終了です。規定枚数は最初は4枚ですが、帆を補強することにより増やすことができます。アクションを0または1回でやめた場合には、交易許可書も得られます。
 ゲームが進むにつれて、各目的地で勝利ポイントを得るために下ろす物資が増えてきます。物資や装備を仕入れるための収入、海賊対策や航続距離を伸ばすための装備や乗組員が役に立ちます。
 豪華な船が楽しいゲームです。


 

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