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2014年3月26日 (水)

グループあわせ

Mein erstes Quartett / Amigo
2~4人 4歳以上 15分

Meinersterquartettbox

Meinersterquartettcards_2

 8色のカードがそれぞれ4枚ずつあります。3または4人で遊ぶ場合には8枚ずつ二人で遊ぶ場合には10枚ずつカードを配ります。2,3人で遊ぶ場合にはカードが余るので伏せた山にして置きます。
 最初のプレーヤーが誰か一人をさしてその人が持っていそうなカードを1枚宣言します。この時、少なくとも1枚宣言したカードと同じ色のカードを持っている必要があります。さされた人がそのカードを持っていたら、そのカードを渡す必要がります。そして、続けてまた誰かをさしてほしいカードを宣言できます。もしさされた人がそのカードを持っていなかった場合には、今度はその人の番となります。この時に山にまだカードが残っていたら山からカードを1枚取ります。このゲームの目的は、同じ色のカード4枚を集めることです。もし4枚集めることができたら、それでも手番は終了となります。この4枚を表にして自分の前に置きます。こうしてたくさんの4枚組を集めた人が勝ちです。
 なお、このセットには2つだけですがカードホルダーが付いています。小さい子供でたくさんのカードを持つことができない場合には、このカードホルダーが使えます。

 

リヌス

Linus der kleine Magier / Drei Magier / Wolfgang Dirscherl作
2~5人 3歳以上 10分

Linusbox

Linustiles

 6種類各3枚の四角いタイルと、同じ絵柄6種類各5枚の丸いタイルがあります。丸いタイルはすべて表にして置いておきます。四角いタイルは重ねて表向きの山にして置きます。
 自分の番になったら、四角いタイルの山の上と同じ絵柄の丸いタイル1枚の上にリヌスのコマを置きます。もしこの丸いタイルが魔法のタイルだったらリヌスにくっつきます。くっついたらその丸いタイルと四角いタイルを合わせて受け取ります。魔法のタイルでない場合はくっつきません。くっついても、くっつかなくても次のプレーヤーの番となります。こうして四角いタイルがなくなるまで続け、最も多くの魔法のタイルを見つけた人が勝ちです。

2014年3月19日 (水)

消費増税への対応及び価格変更

4月1日以降の消費税増税に対し、メビウスゲームズが輸入販売しているゲームは基本的には、標準小売価格(消費税込)は変更いたしません。つまり3月31日まで1500円で販売していたものは4月1日以降も1500円で販売します。

これとは別にここ数年の円安ユーロ高により下記の8種類のゲームは4月1日以降標準小売価格(消費税込)を値上げさせていただきます。
ご了承ください。

値上げ対象ゲーム

品名

旧売価

新売価

アンダーカバー

3200

3800

ウボンゴ

5500

6000

エルフェンランド

3200

3800

ストライク

2400

2800

ニムト

1000

1200

ヒューゴ

2800

3200

ボーナンザ拡張セット

1200

1500

魔法のラビリンス

5500

6000

よろしくお願いします。

2014年3月 8日 (土)

なまけもの

Faulpelz / Kosmos / Rudiger Dorn作
2~4人 8歳以上 30分

Faulpelzbox_2

Faulpelztails_2

 カードプレイによりタイルを取り得点化するゲームです。タイルは6種類の哺乳類と3種類の鳥類があります。獲得を目指すのは哺乳類のタイルですが、鳥類のタイルはジョーカーとしてどの哺乳類のタイルとしても使えます。
 哺乳類のタイルには動物ごとに数字が書かれています。セイウチの2が最低でナマケモノの7が最大です。
 手番には自分のカードセットの中からカードを1枚プレイします。そしてその動物と同じタイルを1枚取ります。この時取れるタイルは外周面だけです。つまり他のタイルや枠タイルで完全に囲まれているタイルは取れません。そしてとったタイルに上下または左右で接しているタイルの内任意の1枚を取ります。そして、動物ごとに分けて置きます。鳥類を取った場合は、いずれかの哺乳類と一緒にします。哺乳類タイルには数字の他にその動物のマークがいくつか書かれています。これが重要です。それぞれの哺乳類についてそのマークの合計が描かれている数字になって初めて得点になるのです。つまりセイウチはマークの合計が2個で得点ですが、なまけものは7個集めて得点です。得点になった塊はまとめて別にして置きます。そして、改めてその動物を集めることができます。ジョーカーの鳥類は常にマーク1個と数えます。
 ゲーム終了時には得点となった哺乳類に描かれている数字の合計で競います。

レミング

Lemminge / Amigo / Sebastian Bleasdale作
2~5人 8歳以上 30分

Lemmingebox

Lemmingeboard_2

 カードを使ったレースゲームです。自分のレミング2匹を最初にゴールさせたプレーヤーの勝ちです。ボード上には平原の他に5種類の地形が描かれています。カードは5種類いずれかの地形カードに0~4の数字が書かれています。ゲーム開始前に各地形カードの2を1枚ずつ表にして並べて置きます。
 プレーヤーは手番にカードを1枚プレイして自分のレミングのいずれか1匹を進めます。この時に表にして置かれている同じ地形カードの一番上のカードに書かれている数字と比べます。プレイしたカードの数字がこれ以下の場合は、同じ地形カードの上にずらして置き、それらのカードに描かれている数字の合計歩数進むことができます。もしプレイしたカードの数字がそれを超えていたら、それまで置かれていたその地形カードをまとめて捨て札にし、プレイしたカードをそこに置きます。進めるのはプレイしたカードに描かれている数字分だけです。ただし、この場合は進む前に同じ地形が描かれたタイルを1枚取り任意のマスに置きます。これは、自分が進みやすくしたり他のプレーヤーが進みづらくするためです。コマを進める場合には、平原およびプレイしたカードに描かれている地形のみ通過点及び到着点にできます。
 また、他のレミングがいるマスには入ることも通過することもできません。ただし、1移動力使うことにより、通過したい場所にいるレミングを1マス前進させることはできます。
 なお、手番にはレミングを移動させる代わりに、任意の枚数手札を捨ててそのあと山札から手札が6枚になるように補充することもできます。
 カードの数字が大きい方がよいとは限りませんし、小さい方がよいとも限りません。また、対応する地形カードがない場合でも、たくさん進めるなら大きく草原を遠回りしてゴールを目指す手もあります。可愛いゲームです。

ラリー

Larry / Schimdt / Ronald Hofstatter作
2~8人 8歳以上 20分

Larrybox200

Larrycards200

 ブラフゲームを行いながら手札を無くすゲームです。
 カードの多くは「-2」~「7」の数字が書かれたカードです。プレイ人数に応じた枚数のカードを配り、順番に1枚ずつ手札をプレイします。
 数字が書かれたカードをプレイする場合には、伏せてカードを出しそのカードに描かれている数字を宣言します。この時ウソでも構いません。次のプレーヤーも伏せて数字のカードを出し、前のプレーヤーが宣言した数に自分が出すカードの数字を加えてものを宣言します。ただし、7がリミットになっており7を超えての宣言はできません。なお、カードを出さずに前の宣言を疑うことができます。その場合、ださているカードをすべて表にし、宣言が正しいかどうかチェックします。正しい場合は疑ったプレーヤー、正しくない場合は最後にカードをプレイしたプレーヤーが山札からカードを2枚補充します。最後にカードを出したプレーヤーが正直にカードを出していたとしても正しくない場合はこのプレーヤーがカードを増やすことになります。
 アクションカードは、4種類あります。これらは表にしてプレイします。表にしてプレイしたとしても、それまでの宣言を信じたということになり、次のプレーヤーがそれまでの宣言を疑い正しくない場合はこのプレーヤーがカードを2枚取ることになります。アクションカードの中に手番の回りが反転するものがあります。このカードがプレイされたら手番順が反転するだけでなく、リミットが5に代わります。その後に数字のカードを出す場合には宣言が5を超えることはできません。また、数字カードの代わりに「ざまあみろカード」を伏せて出すことができます。このカードが入っている場合には、数字の宣言がいくつであろうと正しいことになります。ただしこのざまあみろカードが2枚入っていたらどんな場合も宣言は間違っていることになります。
 誰かが手札を無くしたらゲーム終了です。いい加減な宣言をしても、次のプレーヤーがカードプレイを続けてくれたらもう責任はありません。また、その状態で手番が回ってきたとしても、宣言が間違っているとは限らないのです。うまくウソを見抜きましょう。

ビッグディール

Big Deal / Schimidt / Brent Beck作
2~6人 8歳以上 30分

Bigdealbox Bigdealcards

  10種類+ジョーカー(金と銀)2種類のカードを使って、お金を集めるゲームです。
 よく混ぜたカードを、4枚ずつ配ります。そして残ったカードは伏せたカードの山にし、1枚だけ表にしてその横に置きます。スタートプレーヤーから順に時計回りで一人ずつプレイをします。手番でできることは4種類です。

  • 手札から同じカードを2枚出して自分の前に置く。これがセットになります。すでにセットを置いている場合には、以前のセットとはずらして置き、混ざらないようにします。ジョーカーを使って2枚にすることもできます。
  • 山札の横に表になっているカードの一番上を取り、手札内の同じカードと一緒にして自分の前に置く。これもセットになります。
  • 他のプレーヤーが前に置いているセットの一番上を攻撃してとる。この場合、セットと同じカードまたはジョーカーを出すことにより攻撃できます。攻撃されてプレーヤーは、同様に同じカードまたはジョーカーで防御できます。攻撃・防御を続けどちらかがあきらめたら終了です。勝ったプレーヤーが元のセットに攻撃および防御に使われたカードすべてをひとまとめにして大きなセットにして自分の前に置きます。ここにはたくさんのカードがまとまっているため、次の攻撃目標になってしまうかもしれません。なお、攻撃できるのは一番上に置かれているセットだけなので、新たにセットを置けばとりあえず守られます。
  • 手札から1枚出して山札の横に表にして置く。

 最後に、手札枚数を4枚に戻して手番終了です。
 山札がなくなり、誰かの手札が無くなったらゲーム終了。前に置いてあるセットのカードすべてをまとめ描かれている金額合計の大きいプレヤーの勝ちです。
 攻撃して勝つと大きな利益になりますが、次に攻撃されたとき必要なカードがなくて防御できないことがあります。攻撃と防御のタイミングが楽しいゲームです。

    ニムト 20周年記念版

    6 nimmt Jubilaums / Amigo / Wolfgang Kramer作
    2~10人 10歳以上 45分

    Nimmt20box

    Nimmt20cards

     ニムトが20周年を迎えた記念版です。
     通常のニムトに10枚のジョーカーが加わりました。ジョーカーは0.0から0.9までの数字が書かれており、通常のカードと同じようにプレイします。プレイされたジョーカーは1未満の小さな数字なのでまず最初に配置されます。これは任意の列の最後に置くことができます。こうして列のその前の数字を少しだけ大きくした数字になります。つまり9の次に0.3を置いたらこれは9.3扱いになるのです。列の最後のカードより1大きな数字のカードをプレイしたからと言って、真っ先にその列に置けるとは限らなくなったのです。
     そのほか、バリエーションルールが2種類紹介されています。

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