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2013年4月18日 (木)

ジャッカル

Jackal & High / Zoch / Andreas Schmidt作
2~5人 8歳以上 20分

Jackalhighbox200

Jackalhighcards500

 8面ダイスを使って、得点カードを取り合うゲームです。
 テーブルの上には、よく混ぜたカードをプレイ人数+1枚表にして並べます。Take2カードがある場合には、その上にカードを乗せます。そのほかにハゲタカの谷の上にもカードを置きます。
 各プレーヤーは8面ダイスを3個ずつ持っています。手番には自分の8面ダイスを振り少なくとも1個いずれかのカードの上に乗せます。カードには数字が書かれており、その数字を超えるダイスを置くことはできません。また、複数置いている場合には、その合計がカードの数字を超えてはいけません。1枚のカードの上に自分のダイスを複数置くこともできますし、他のプレーヤーが置いているカードの上にダイスを置くこともできます。どこにも置けない場合は、ハゲタカの谷のカードの上に置きます。
 これを順番に行い、すべてのプレーヤーが3個すべての8面ダイスをいずれかのカードの上に置いたらカードの分配になります。
 それぞれのプレーヤーが置いているダイス(複数置いている場合はその合計)がカードに描かれている数字と同じでない場合は、そこに置いてるダイスをハゲタカの谷カードに移動させます。数字とぴったり合うダイスを置いているプレーヤーが一人の場合は、そこカードを受け取ります。カードに描かれている足跡マークの数が勝利点です。ぴったり合うダイスを複数のプレーヤーが置いている場合には、それらのプレーヤーがそこに置いている自分のダイスすべてを振り、出た目(複数の場合は合計)が大きいプレーヤーがそのカードを受け取ります。
 Lucky8のカードは8ぴったりのダイスを置くことが目的です。このカードには勝利点はありません。しかし、そのラウンド誰も取れなかったカードすべてを取ることができます。
 最後にハゲタカの谷の勝負です。各プレーヤーはそこに置かれているすべての自分のダイスを振ります。一番大きな目(複数なら合計)を出したプレーヤーがそこにあるカードを受け取ります。そして一番小さな目を出したプレーヤーが自分が最後に受け取ったカードをそこに置かなければなりません。
 なかなかぴったりの数字にするのは難しいことです。ただし、最後の1個だけになってダイスを振る場合には、手番では3回までダイスを振ることができます。
 Lucky8は高得点のチャンスです。しかし、8の目のダイスを1個だけ置いても、他に複数のダイスで8の目を作ったプレーヤーがいたら不利です。1個のダイスと2個のダイスの合計では、厳しいからです。
 ダイスゲームなので運の要素が多いゲームですが、それなりに判断が必要なゲームになっています。

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