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2013年1月29日 (火)

メビウス20周年記念パーティーへのお誘い

 おかげさまでメビウスゲームズは本年3月に創業20周年を迎えます。
 つきましては、それを記念してささやかな会費制パーティーを下記の内容で開きたいと思っております。
 なお、今回のメビウス20周年記念パーティーのために特別ゲストとしてケルトやヘックメックなどの作家として著名なライナー・クニツィア氏に来日していただき、講演会も予定しております。

開催日:3月23日(土曜日)
場 所:文京シビックセンター(文京区役所) 26階 スカイホール
     東京都文京区春日1-16-21
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
会 費:3000円
開 場:14時30分
開 演:15時
一 部:15時~18時30分
    ライナー・クニツィア氏による講演ほか。
二 部:19時~21時
    立食形式によるメビウス20周年記念パーティー。

 ご希望の方は、お名前と一緒に参加希望のメールを下記のアドレスに2月15日までにお送りください。
 20thparty@mobius-games.co.jp
 ただ、会場の収容人数に限度があります。参加希望の方が多数の場合は、抽選で決めさせていただきます。抽選結果はメールにてお知らせします。

 よろしくお願いします。

2013年1月26日 (土)

第3回カルカソンヌ日本選手権開催決定

 10月にエッセンで行われる第8回カルカソンヌ世界選手権の出場資格をかけた、「第3回カルカソンヌ日本選手権」が7月28日に、東京都墨田区にある「すみだ産業会館」で行われます。
 参加のためには、各地で行われる予選会で出場権を獲得していただく必要があります。
 予選会の情報は、今後ホームページなどで告知させていただきます。
 日本はまだ2回しか代表選手を送っていませんが、2位・5位と好成績を残しており、今年も期待されます。
 多くの方の参加をお待ちしております。

8th _Carcassonne World Cahmpionships 2013 (英語)

カルカソンヌ日本選手権

ライナークニツィア氏の講演をWEB配信決定

メビウス20周年記念パーティーの一環として行われる、ライナークニッツィア氏の講演をWEB配信することにしました。当日もLIVE配信の予定ですが、ネット環境が安定しない可能性があります。
少なくとも、録画して配信しますので、ご期待ください。
ゲーム制作秘話が効けるかもしれません。

2013年1月11日 (金)

機関車工場

Locomotive Werks / Queen / Dieter Danziger作
3~5人 12歳以上 120分

Locomotive_werksbox200

Locomotive_werksboard500

 鉄道ゲームでありながら、線路敷設がありません。なぜなら、鉄道会社ゲームではなく、鉄道車両を作る工場のゲームだからです。
 ゲームはラウンド制になっており、各ラウンドは4つのフェーズでできています。プレイ順に各フェイズを行います。
 最初のフェイズは車両開発です。これが一番お金がかかります。ラウンドごとに最大1種類の開発ができ、開発したらそのカードを受け取ります。
 次が、生産ラインの増設です。もちろん生産ラインを増やすことにより多くの機関車を生産できるようになります。
 3番目は生産した車両の売却です。それぞれの車種により需要が決まっています。(サイコロの目)需要以上に生産能力があっても、売却できませんし、次のラウンドに持ち越すこともできません。需要は開発されてからだんだん増え(サイコロの数が増える)、同種の上位バージョンが開発されると減って(サイコロの数が減る)、2世代先のバージョンが開発されると全くなくなります。売却も順番に任意の1種類ずつ行うので、自分が生産したどの車両から売るかが問題です。後になると、生産能力があっても需要がなくなっているかもしれないからです。
 最後に税金の支払いです。手持ち資金の10%を税金として納めます。
 これを何ラウンドかおこなって、目標金額以上の手持ち資金を獲得したプレーヤーの勝ちです。
 シンプルですが、細かい資金計画が必要です。また、さいころの目により需要が変動するので、生産ラインの増設や移行がポイントになります。

 

カロ

Caro / noris / Annedore Krebs作
2~4人 8歳以上 15-30分

Carobox200

Carotiles500

 赤・黒・灰・白の4色の木製ブロックを使ったゲームです。
 各プレーヤーは各色3個のブロックを取りゲームスタートです。
 手番には1個ブロックをテーブルの上に置きます。最初のプレーヤーを除き、既に置かれているブロックに辺で接するように置きます。そしてその時得点を得ます。
 最初のプレーヤーだけは、どの色のブロックを置いても10ポイント獲得です。以降は、置いたブロックと接するブロックの組み合わせにより得点します。複数の辺と接する場合には、それぞれの組み合わせを得点できます。
 いくつか置けない場所があります。

  • 同じ色のブロックの隣には置けない。
  • 1つのブロックの周り3カ所以上に同じ色のブロックは置けない。
  • 同じ色のブロックが4つ以上斜めに連続しては置けない。

 なお、各プレーヤーの各色最後の1個を置いた場合には、得点が倍になります。
 シンプルなルールでわかりやすいゲームです。

バナナマッチョ

Banana Matcho / Zoch / Thilo Hutzler作
3~6人 6歳以上 20-30分

Banana_matchobox200

Banana_matchoboard500_2

 手番プレーヤーは、6面に別々のフルーツが描かれたダイスを6個持ちます。手番プレーヤーの隣のプレーヤーは2面にサルが描かれたダイスを3個持ち、2人の間にバナナを置きます。
 スタートの合図とともに、二人でサイコロを振ります。サイコロは何度でもいくつでも振り直すことができます。一旦わきによけたサイコロも振り直すことができます。相手より素早く振り直す必要があるかもしれません。手番プレーヤーの隣のプレーはーは3つのダイスの目がすべてサルの目にすることが目的です。手番プレーヤーはいくつかの組み合わせを作ることが目的です。どちらかができたと思ったら、バナナを力強く押します。すると音がして終了です。手番プレーヤーが押した場合には、組合せによりコマを進める距離が違います。一種類の目が3個出ていれば自分のコマを2歩進めることができます。1種類が4個なら4歩、5個なら8歩、6個すべて同じだったら10歩進めます。そのほかいくつかの組み合わせにより、進める距離が違います。サルの目が3つそろっている場合は、こちらのプレーヤーが1歩進み、手番プレーヤーは進めません。つまり、さるのダイスの出具合を見ながらよりいい組み合わせを作るのが手番プレーヤーなのです。これを順番に繰り返し、最初にコマがゴールしたプレーヤーの勝ちです。
 単純なゲームですが、だれでもでき盛り上がるゲームです。

カッラーラ

Die Palaste von Carrara / Hans im Gluck / Wolfgang Kramer & Michael Kiesling作
2~4人 10歳以上 60分

Carrarabox200

Carraraboard500

 資材を集めて、色々な街に建物を建てるゲームです。
 手番にできることは3種類です。

  1. 資材の購入。資材は回転ボード上のものを購入します。購入する場合は、まず回転ボードを1ブロック時計回りに回してから、Ⅰに資材を補充します。その後、いずれか1つのブロックから任意の数の資材を購入できます。購入単価は、色によって違いがあり、先のブロックほど安くなっています。白が一番高く、黄・赤・緑・青・黒の順で安くなります。
  2. 建物の建築。ボード上に置かれた建物を資材を使って取ることができます。建物には数字が書かれており、これは資材の必要数です。色は関係ありません。ただし、どの街の建物にするかは、色が関係あります。Livornoは白の資材しか使えませんし、Pisaは白と黄色しか使えません。Luriciはどの色も使えます。
  3. 決済をする。ゲーム終了までに最大6回まで決済ができます。決済を行わないと収入も得点も得られません。決済は大きく分けて、2種類です。まず、建物の種類の決済が行えます。建物は6種類あり、いずれか1種類の建物ごとに決済できます。決済を行った時点で持っているその種の建物について、収入やポイントが得られます。収入やポイントは、どの街に置かれているかによります。Livornoに置かれていたら、建物に書かれた数字の3倍のポイントが入ります、Pisaなら3倍の収入です。しかし、Luriciは建物に書かれた数字と同じ収入しか得られません。また、同様に街の決済もできます。ただし、街の決済はそれぞれの街について、それぞれ一人のプレーヤーしか決済できません。既に他のプレーヤーが決裁した街ではできないのです。

 こうして、より多く勝利点を挙げたプレーヤーの勝ちです。
 バリエーションルールを加えた、上級ルールも用意されています。

2013年1月10日 (木)

メビウス20周年パーティー

おかげさまでメビウスゲームズは本年3月に創業20周年を迎えます。
よく言われることですが、あっという間の20年のようにも思われます。
創業当時は全くゲームが売れず、いつ廃業してもおかしくなったのに、20年続いたのは奇跡のようにも思います。
つきましては、それを記念してささやかな会費制パーティーを開きたいと思っております。
なお、今回のメビウス20周年記念パーティーのために特別ゲストとしてケルトやヘックメックなどの作家として著名なライナー・クニツィア氏に来日していただき、講演会も予定しております。
興味をお持ちいただける方もいらっしゃると思いますが、会場の収容人数に限りがあります。そのため、予約制にしたいと考えています。
2月初旬には予約受付を開始する予定です。

2013年1月 9日 (水)

2012年販売数ベスト20

品名 2012 2011 2010
ワードバスケット 1 1 1
ニムト 2 2 3
カルカソンヌ 3 4 4
ぴっぐテン 4 5 -
ごきぶりポーカー 5 3 2
ハゲタカのえじき 6 6 5
ガイスター 7 9 7
ミッドナイトパーティ 8 10 -
お邪魔者 9 8 6
おばけキャッチ 10 13 -
コロレット 11 7 8
いかさまゴキブリ 12 -  
ゲシェンク 13 14 14
マンマミーア 14 12 10
ベガス 15 -  
ボーナンザ 16 11 9
呪いのミイラ 17 16 25
ピット 18 25 26
プエルトリコ 19 20 23
サンファン 20 18 11

2012年のメビウスゲームズでの販売数ベスト20です。参考までに2011年及び2010年の順位も掲載しました。

今年の特徴は、2位から5位までの差がほとんどなかったことです。昨年4位の「カルカソンヌ」と5位の「ぴっぐテン」が躍進し、「ごきぶりポーカー」を5位に押し下げてしまいました。

また、6位から8位までは大健闘です。順位の変わらなかった6位の「ハゲタカのえじき」でさえ6割増し、7位の「ガイスター」と8位の「ミッドナイトパーティ」は数が倍になりました。

新顔は12位の「いかさまゴキブリ」と15位の「ベガス」の2点だけですが。今後期待できると思っています。

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