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2012年9月27日 (木)

ナッツ

Auf die Nusse / Amigo / Michael Feldloetter作
2~4人 8歳以上 30分

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 ナッツを集めるダイスゲームです。
 手番には、緑のサイコロ1個と白いサイコロ2個を振ります。そして、緑のサイコロの目と、いずれか一つの白いサイコロの目をたします。ゲームボードの一番下には、2~12のマスが書かれており、足し合わせた数字のところに自分のリスを1個置きます。ここで手番を終了することもできますが、続けてまた3つのサイコロを振り、足し合わせた目のところに自分のリスを置くことができます。これは、自主的に辞めるまで続けることができます。ただし、ひとつの目には1つのリスしか置けません。すでにリスが置かれたところにしか置けない場合は、強制的に手番が終了です。ゲームボード一番下に置かれたリスをすべて回収します。もし、そうなる前に手番を自主的に終了した場合は、1段上のエリアにリスを移動させます。ここは、2~4,5~6,7,8~9,10~12の目に対応した5つのブロックに分かれています。もしここの同じブロックに自分のリスが2個いたら、それを取り除く代わりに、そのエリアに置かれているナッツカードを1枚獲得します。そして、そのブロックにある自分以外のリスを1つ上の段に押し上げます。ただし、7の目に対応したブロックにはカードが置かれておらず、その代わりにほかのプレーヤーのナッツを取ることができます。
 2段目に押し上げられたリスはそこに自分のリスが3個集まったプレーヤーが、この3つを回収し、ナッツカードを1枚獲得します。そして、自分以外のリスを最上段に押し上げます。最上段では、自分のリスが4つ集まるとそれを回収しナッツカードを1枚獲得します。
 獲得したナッツカードは、自分の収集カードのいずれかに置きます。収集カードはそれぞれ2~6個のナッツカードを置くことができます。ただし、1枚の収集カードには、1種類のナッツだけです(ナッツは4種類)。収集カードにナッツがいっぱいになるとボーナスポイントが入るだけでなく、そのナッツをほかのプレーヤーに取られることはなくなります。
 どのナッツがほしいのか、そのためにはどのタイミングでサイコロ振りをやめるかがポイントです。

ドラゴンズ

Dragons / Amigo / Andrew Looney作
2~5人 8歳以上 20分

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Seven_dragonscards  目的カードには、5種類のドラゴンのいずれかが描かれています。この、目的カードを各プレーヤーに1枚ずつ配ります。4人以下でプレイする場合は目的カードが残りますが、その場合は、適当な2人のプレーヤー間に伏せておきます。ゲームの目的は、自分が持つ目的カードのドラゴンが7枚のカードで連続された置かれることです。
 ドラゴンカードには、通常5種類のドラゴンのうち1~4種類のドラゴンが描かれています。そのほかにアクションカードもあります。アクションカードにもドラゴンが描かれています。
 各プレーヤーには、3枚ずつのドラゴンカードが配られ、手番には1枚補充してから1枚プレイします。
 通常ドラゴンカードをプレイする場合には、既に置かれているカードに辺をぴったり合わせておきます。そして、少なくとも1つ同じドラゴンが辺で接するように置きます。もし、2つ以上のドラゴンが辺で接するように置くことができたら、手番の最後に山札から1枚補充します(手札枚数が3枚以上になる)。
 アクションカードは、任意のプレーヤーと手札をそっくり交換したり、目的カードを交換したり、既にプレイされているドラゴンカードを手札に取ったり、別の場所に移動させたりします。
 こうして、自分が持つ目的カードのドラゴンが7枚連続するカードでつながったら勝ちです。

ごきぶりキング

Kakerlaken Poker Royal / Drei Magier / Jacqus Zeimet作
2~6人 8歳以上 15-25分

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 基本ルールは「ごきぶりポーカー」と同じです。
 8種類の嫌な動物カードにはそれぞれ1枚ずつ王冠が描かれたキングのカードがあります。キングが描かれたカードの場合は、その動物の名前のほか「キング」という宣言も正解となります。ただし、キングは危険なカードです。もし、キングのカードを自分の前に表にして置くことになったら、山札から追加で1枚取りこれも自分の前に置きます。この追加用のカードは、ゲーム開始時に山札を作り、一番上のカードを表にして置きます。つまり、次にキングのカードを置くことになったら、どのカードが追加で置かれるかわかっています。
 そのほかに2枚の特殊カードがあります。これらのカードは、自分の前に置くことになってもその必要はありません。手札に戻します。ただし、その代わりに手札から1枚表にして置きます。この時、置くカードは最後に宣言された種類のカードです。もしそのカードが手札になかったり、置きたくない場合は任意のカード2枚を表にして自分の前に置きます。
 ごきぶりポーカーより恐ろしいカードが増えて、緊張感が増すでしょう。

2012年9月15日 (土)

マインス

Meins / Amigo / Andrea Pelikan & Akexandrer Pfister作
2~4人 8歳以上 30分

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 お金持ちたちが、風変わりなコレクションを獲得するゲームです。獲得手段は、コネ・オークション・購入・発掘・盗みといろいろあります。各コレクションカードには、獲得手段が描かれており、その分の獲得手段カードが必要です。獲得手段カードは、表にして3×3に並べて置かれており、手番プレーヤーはここから、任意の縦・横・斜めの一列3枚を取ることができます。そして、4枚が表になっておかれているコレクションカードの獲得を目指します。
 また、各プレーヤの間には、カテゴリーカードが置かれています。各カテゴリーカードを挟む2人のプレーヤーはこのカテゴリーのコレクションをより多く獲得することを目指します。それができたプレーヤーがカテゴリーカードによるボーナスポイントを得ます。
 コレクションカードにはそれぞれ得点が描かれています。得点の高いプレーヤーが勝ちです。
 獲得したコレクションだけではなく、手持ちの獲得手段カードも表にして置きます。多くの情報が公開状態なので、優先順位を付けてカードを獲得する必要があるでしょう。

ワイルドだぜぇ

Bohn to be Wild! / Amigo / Uwe Rosenberg作
1~7人 12歳以上 60分

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 人気のカードゲーム、ボーナンザの新しいバージョンです。
 基本的なゲームは同じですが、色々と違いがあります。一番大きな違いは、豆カードの一部に特殊能力(ワイルド)が付いているものがあります。また、このワイルドマークがカードの上についているものと右下についているものがあります。これらのカードは、手札にある間や、めくられただけの状態では効力を発揮しませんが、畑に植えられると能力を発揮し、そのマークが見えている間は能力を使えます。つまり、カードの上にマークがある場合は、収穫されるまで能力を使えますが、右下にマークがある場合は、次のカードを植えると能力がなくなります。
 そのほか、各プレーヤーが持つ畑の数はプレイ人数により違います。4・5人プレイの場合は各プレーヤー3つです。
 第2フェイズで表にするカード枚数は3枚です。
 最終フェイズのカード補充は、手番プレーヤーだけでなく、すべてのプレーヤーが1枚ずつ行います。
 交渉で拘束力を持った先の約束をすることもできます。手番外のプレーヤーが手番プレーヤーに渡すカードがなく、手番プレーヤーのカードをほしい場合、そのプレーヤーの手番の第2フェイズで、現在の手番プレーヤーがほしいカードがめくられた場合、そのカードを獲得することができるというものです。
 各畑からの収穫は、最大5ターラーになりました。
 畑の数も増え、最大売却益が増え、特殊能力が加わってワイルドな戦いが期待できそうです。
 ソロプレイ及び2人プレイのルールも追加されています。こちらは、通常のボーナンザにも使えそうです。

2012年9月11日 (火)

ヴァンチェン・タンチェン

Wanzen Tanzen / Amigo / Reinhard Staupe作
2~4人 8歳以上 30分

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 5つのサイコロを使って、カードに示された目を出すことが目的です。
 手番になった時に、目的カードが1枚表になっています。そこには、複数の目的が描かれています。目の数字が指定されていたり、「ツーペアー」「スリーカード」「フルハウス」などのポーカーでおなじみの目が指定されていることもあります。
 手番の最初には、すべてのサイコロを振ります。そして、最低1つわきによけて振り直すことができます。いったんわきによけたサイコロはもう振り直すことはできません。ただ、いま振ったばかりのサイコロはすべて振り直すこともできます。ただし、その場合は虫チップを1個受け取ります。こうして、いずれかの目的が達成できたら、その目的を「×」タイルでふさぎます。ここで手番を終了することもできます。また、続けて残っている目的達成のため、すべてのサイコロを振り直すことができます。もしカードに描かれているすべての目的に「×」タイルが置かれたら、そこカードを取って手番終了となります。カードに描かれている数字が得点です。途中誰が「×」タイルを置いたとしても、最後の「×」タイルを置いたプレーヤーがカードを受け取ります。
 もし、どの目的も達成できなかったり、途中であきらめた場合は、虫チップを2個受け取って手番終了です。目的カードはそのままで、次のプレヤーがチャレンジします。
 誰かが虫チップを5個集めたら、マイナスカードを受け取ります。この時すべてのプレーヤーは虫チップを捨てます。
 どの目的を目指すか、リスクを冒してまで得点を取ることを目指すか、他の人の虫チップの数は、などを考えながら進めるサイコロゲームです。

ソーセージダイス

Wurfel Wurst / Kosmos ./ Inka Markus Brand作
2~4人 8歳以上 15分

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 このゲームには、6つのキャラクターが登場します。ウズラ(Wachtel)、カメムシ(Wanze)、スズメバチ(Wespe)、ミミズ(Wurm)、アライグマ(Waschbaer)、イタチ(Wiesel)。すべてドイツ語では、Wを頭文字とします。そこで、サイコロ(Wurfel)と語呂合わせで、ドイツ人の好きなソーセージ(Wurst)がゲームタイトルとして登場しています。
 さいころは2種類、キャラクターサイコロと数字サイコロです。キャラクターサイコロには6つのキャラクターが各面に描かれています。数字サイコロは2~5とソーセージの目です。
 手番になったらまず、7つすべてのサイコロを振ります。そして、最低1個わきによけて残りを振り直すことができます。これを振り直しをやめるか、すべてわきによけるまで続けます。そのあと得点計算です。
 得点は、「得点計算するキャラクターの数」×「出ている数字目の最低(ソーセージは通常1とする)」です。各キャラクターは、ゲーム中に1度ずつしか得点化できません。最初はすべてのキャラクターを選択できるので、たくさん出ている目を選ぶことができますが、後半は残っているキャラクターから選択する必要があります。
 数字の目は最低の目のみを考慮するので、5の目が3つ出ていても、残り1個がソーセージなら×1となります。ただし、数字サイコロ4つすべてがソーセージの目の場合は、×7となり、高得点のチャンスです。もちろん1個でもほかの目になったら×1になってしまいます。6ラウンド行って、すべてのキャラクターから得点したらゲーム終了です。合計点が多いプレーヤーが勝ちです。

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