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Riff Raff / Zoch / Chistoph Cantzler作
2~4人 8歳以上 30分
ボード上の海賊船は、バランスにより前後左右自由にゆっくり、ゆらゆら揺れる仕掛けになっています。
各プレーヤーは、1~10のカード1セットと、木の8種類のコマを各1個持ってスタートです。
ラウンドの初めには、各プレーヤーが手札から1枚選び、全員そろったら同時に表にします。数字の大きいプレーヤーから順番に行います。船本体には1~4の数字が、マストには5~10の数字が書かれており、上ほど大きな数字が書かれています。
プレーヤーは、自分が出したカードに描かれた数字のエリアにコマを置きます。なお、マストに置く場合には、最初に宣言すれば手番で2個置くこともできます。もちろんコマを置くと船はゆっくり揺れ始まます。これを数字の順番で行います。もし、手番中に船の上のコマが落ちたらすばやくこれを受け止めます。途中で受け止めたコマはゲームから取り除きますが、落ちてしまったコマは引き取ります。
すべてのプレーヤーがコマを置いてら次のラウンドです。また手札からカードを選ぶところから始めます。
すべてのコマを船に乗せることができたプレーヤーの勝ちです。
ちょっとしたバランスで、船は揺れ始めます。大きく揺れ始めたらもう大変です。必ずコマが落ちます。今度はコマを受け取ることに集中する必要があるでしょう。カードを出す順番も重要です。あまりたくさん船にコマがない場合は、マストの上部にもコマを置けるでしょうが、多い場合は危険です。ただ、自分の番になった時、コマが乗っていないかもしれません。前のプレーヤーが全部落しているかもしれないのです。
ドキドキハラハラのバランスゲームです。
Piraten Kapern / Amigo / Him Shafir作
2~5人 8歳以上 30分
ダイスゲームです。手番の最初には伏せられたカードの山を1枚めくり、そのあとすべてのダイスを振ります。ダイスは何度でも任意のダイスを振り直すことができます。ただし、2つの条件があります。まず、☠の目が出ていたら、このダイスはわきによけて振り直すことができません。そして☠の目が出ているダイスが3個以上になったらその場で手番終了です。その手番では得点できません。もう一つの条件は、振り直すなら2個以上のダイスを振り直す必要があります。☠の目のダイス以外なら、いったんわきによけて振り直さなかったダイスを後で振り直すこともできます。
自主的に手番を終了した場合には、得点を得ることができます。同じ目のダイス3個で100点、4個で200点、5個で500点、6個で1000点などです。そのほか、金貨の目とダイヤの目は、1個で100点になります。
そのほかに、手番の最初にめくったカードにより、特殊効果があります。
気楽で楽しいダイスゲームです。
Straike / Dieter Nuessle作
2~5人 8歳以上 15分
さいころの目は2~6とXです。サイコロを均等に分け、1個をアリーナ(箱)の中に入れてゲームスタートです。
手番になったら、アリーナにサイコロを1個振りいれます。同じ目のサイコロがない場合には、続けてまた1個振りいれることもできますし、手番を終了することもできます。アリーナ内に複数のサイコロがある場合は、アリーナ内のサイコロにぶつけて目を変えることも可能です。もし、同じ目のサイコロがあったらそれらを取って手番終了です。アリーナ内に複数のサイコロがある場合、複数の組み合わせで同じ目が出ることもありますが、それらも取ることができます。もし、アリーナ内のサイコロすべてが取り去れれたら、次の手番のプレーヤーは、持っているサイコロすべてを振り入れなければなりません。そして、同じ目のサイコロのみを取って手番終了です。もし、すべてのサイコロがバラバラの目ならゲームから抜ける必要があります。
なお、Xの目は例外です。アリーナ内でXの目が出ているサイコロはその場でゲームから取り除かれます。
また、アリーナ内のサイコロの目を変えようと強く投げ入れすぎて飛び出してしまったサイコロもゲームから取り除かれます。
こうして、だんだんみんなのサイコロが減ってゆきます。最後までサイコロを残したプレーヤーの勝ちです。
同じ目がない場合、いくつまで続けるかがポイントの簡単なゲームですが、アクションゲームの要素もあり、ゲームがスピーディーに進むので何度も続けて遊びたくなるゲームです。