« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月27日 (金)

ピタゴラドミノ

Tims Tuftel-Team / Ravensburger / Gunter Baars作
2~4人 5~9歳 20-30分

Timsttbox200

Timsttboard500

 ドミノ倒しの道具になってしまった、ドミノをゲームの道具に戻しました。
 ランダムに置かれたタイルをめくることによりドミノ倒しの出発点とゴール地点が決まります。プレーヤーは手番にサイコロを振り出た目だけドミノを立てます。この時に関係ないタイルをドミノ倒しが通るようにできません。また、ドミノのほかに、一気に長い距離を進めるかも知らない3つの仕掛けも使うことができます。シーソー、卓球の玉、水平に置かれた棒の3種類です。もし、出発地点までドミノ倒しが完成する自信があれば、チャレンジできます。この時に他のプレーヤーはそれが成功するか失敗するかのどちらかに掛けます。そして、出発地点に滑り台をセットして上から円柱を転がします。手番プレーヤーがチャレンジに成功したり、成功するかどうかの掛けに勝てればチップがもらえます。
 卓球の玉は力強さはありませんが、うまく転がれば一気に進むことができます。逆転のチャンスです。

2012年7月21日 (土)

エスケープ

Escape / Queen / Kristian Amundsen Qstby作
2~5人 8歳以上 30分

Escapebox200

Escapeboard500

 さいころを使った協力ゲームです。
 セットにはCDが添付されており、これがタイマー代わりになっています。CDをセットし「エスケープ」の声と共に行動を開始します。各プレヤーはいくつかのサイコロを持っており、サイコロの面には、黒い呪いの面、金色の黄金の面、鍵、炎、脱出者が描かれています。
 振ったダイスは、何度でも任意の組み合わせて振り直しができます。そして目的の目が出たら、それを実行します。実行に使った目は直ちに振り直します。呪いの面が出たら、そのサイコロは使えなくなります。ただし、黄金の面が出たら呪いの面が出ているサイコロ2個を復帰させることができます。
 ゲームの目的はプレーヤー全員が脱出に成功することです。一人でも失敗したら全員負けになります。まず入り口タイルをテーブルの中央に置き、そこに全員のコマを置きます。そしてスタートの合図とともにサイコロを振ります。最初の目的は脱出者の目を2つ出すことです。これが出たら伏せたタイルをを1枚めくり、入り口タイルに接しておきます。この時呪いの面が描かれたタイルを引いたら、タイルを引いたプレーヤーは何らかの呪いを受けます。呪いを解くためには、その呪いタイルに描かれている目を出す必要があります。なお、同じ部屋にいるプレーヤーは、常に助け合うことができます。
 各部屋のタイルには、隣の部屋に移動するためのサイコロの目が描かれています。これを出すことができたら、隣の部屋に移動できます。多くの部屋では捧げものができます。多くの捧げものをすることは脱出に必要です。そこで、できるだけ多くのプレーヤーを集め、目的の目をみんなで協力して出します。そして出した目の数に応じて捧げものをそのタイルに置きます。
また、ゲームの途中に2度、発射音が聞こえます。そうしたら出発のタイルに急いで戻らなければなりません。どらがなるまでに戻れなかったプレーヤーはサイコロを1個失います。
 こうしてゲーム後半に出口タイルが発見されます。ここで、残った捧げものの数だけ目的の目を出したプレーヤーのみ脱出できるのです。終了の銅鑼の音が鳴るまでに全員脱出できたらプレーヤー全員の勝となります。
 プレイ時間は、約10分です。とにかく忙しいゲームで、瞬間の判断が必要です。途中で、すべてのサイコロが呪いの面になってしまったプレーヤーがいたらすぐに同じ部屋に移動し、黄金の面を出して助けなければなりません。また、呪いのより言葉を発することができないプレーヤーがいるかもしれません。周りにもよく気を付けましょう。とにかく協力が一番大切です。

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »