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2012年3月13日 (火)

ジャーマンレールウエイズ

Genman Railways(Iron Horse Collection No.1) / Queen / Harry Wu作
3~5人 12歳以上 60分

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1832年から1872年の間のドイツ鉄道の歴史です。
まず、8社の鉄道の株を1枚ずつセリで販売します。販売代金は各鉄道会社に入り、これが鉄道建設資金となります。各鉄道会社は決められた都市から建設を開始します。この都市により、当初の収益金が決まっています。この収益金は、鉄道網拡大により、新たな都市と結ぶたびに上がってゆきます。また、この収益金により、株主は配当を得られます。収益金が上がるたびに、その会社の収益金を示すマーカーを上昇させるとともに、その会社の株を持つすべてのプレーヤーの収益マーカーも上昇させます。最初は株を買うたびに、買った会社の収益金分自分の収益マーカーを上昇します。これは、配当のたびにそのプレーヤーが得られる収益ということになります。
 8社すべての株が1枚ずつ販売されたらゲームスタートです。ここでこのゲームの最大の特徴が出ます。収益金マーカーが最も進んでいるプレーヤーは、自分のマーカーを1個袋に入れます。2番目のプレーヤーは2個、3番目は3個と入れます。これをよく混ぜて、中からプレーヤー人数分のマーカーを1個ずつ出して並べます。ここにマーカーが出た順番に出たプレーヤーだけがプレイできるのです。1つもマーカーが出ないプレーヤーがいるかもしれませんし、2個以上出て手番を複数回できるプレーヤーがいるかもしれません。
 手番でできることは、3種類から1つです。

  • パスをする。何もせずに手番を終了します。
  • 株をセリにかける。各社の株は元々3枚ずつあります。このうち1枚をセリに出します。ただし、3枚目の株はすべての会社の2枚目の株が売却されたのちでないと競りにかけることはできません。株の売却代金を使って鉄道網を広げるので、株をセリにかけて買うことは、配当金を増やすということのほか、会社に資金を送り込み鉄道網を広げる資金を増やす役目もあります。
  • 鉄道網を広げる。基本的には、1度の手番でヘックス3つ分鉄道網を広げることができます。建設はその地形によりコストが違います。また、都市には複数の鉄道会社が乗り入れることができますが、後から乗り入れる会社は追加のコストがかかります。ただ、これらの建設条件は鉄道会社ごとに少しずつ違っています。この条件の違いは、各鉄道会社の出発都市や歴史的背景にも関係しています。

 鉄道網を広げて手番終了時に、新たに2つ以上の鉄道網がつながった場合に、すべての鉄道会社(つながった鉄道会社だけではない)の株に対して配当があります。各プレーヤーの収益マーカーが示す金額を受け取ります。その上に、鉄道網を広げてつなげた方の鉄道会社の株に対しては、倍の配当があります。これを各プレーヤーが受け取るのです。
 ゲーム終了時に最も多くの資金を持ったプレーヤーが勝ちです。ここでは、株の価値は関係ありません。
 8つの鉄道会社の特徴です。

  • 黒の会社は、一度にヘックス4つ分拡張できます。ただし出発都市が辺鄙です。
  • 茶の会社は、他の会社が入っている都市につなげるときに追加で支払う必要がありません。
  • オレンジの会社は、一度にヘックス2つまでしか拡張できません。しかし、ベルリンに近いので有利です。
  • 青は、建設費が安くなります。しかし、もともと建設費がかかる山岳地帯が出発都市です。
  • 黄色の会社は、1つの都市での収益を倍にできます。
  • 赤の会社は、ヘックス1個は無償で拡張できます。しかし、出発都市は山岳になります。
  • 紫の会社は、一度に使える建設費に制限があるのでそれほど伸ばせません。しかし、周りに都市が多く、収益は確実に伸ばせます。
  • 緑の会社だけは、ベルリンとハンブルグを自社でつなげるまで配当がありません。しかし、資金さえあればこの建設は可能です。

 利益を得ようとする会社の株は、それなりに高額でも手に入れるべきでしょう。そうしないと建設資金が枯渇します。株を独占すると高額な収益が期待できますが、すべて独力です。同じ会社の株を持つ他のプレーヤーにより多くの収益も期待していいかもしれません。会社の特徴と、他のプレーヤーが持つ株のバランスを考えるゲームです。

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