« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »

2011年12月20日 (火)

お姫様を助けよう

Der Kletter Retter / Kosmos / Christoph Behre作
2~4人 5歳以上 15分

Der_kletter_ritterbox200

Der_kletter_ritterparts500

 子供たちが協力してお姫様を魔法使いの城から助け出すゲームです。
 形がよく似た鍵がたくさんあります。カードを1枚めくってそこに描かれているのと同じ鍵をみんなで探します。この時は目で探すだけで、カードと合わせてみることはできません。子供たちはみんながひとつずつ鍵を取ることができます。その後、カードと取った鍵を合わせてみます。誰か一人でもぴったり合うカギを取ることができたら、騎士のコマを一段上に上げます。みんなが失敗したら魔法使いのコマを上げます。また、騎士が見張り番がいる段に上がったら、サイコロを振ります。お姫様の目が出ればいいのですが、魔法使いの目が出たら、魔法使いが上がります。
 魔法使いより先に騎士が、塔のてっぺんに上がることができたらお姫様を助けることができ、子供たちの勝ちです。しかし、魔法使いの方が先に上がったら子供たちの負けです。鍵の違いは少しです。よく見て同じものを探しましょう。

カステリ

Castelli / Queen / Guenter Burkhardt作
2~4人 10歳以上 45分

Casteliboard500

 ボード上に城を建設して得点を得るゲームです。
 ゲームボード上に、正方形のタイルを裏にして20枚置きます。手番には、この内、1枚を表にし、任意の方向に回転させて元に戻します。このタイルの4辺に向かって、各プレーヤーの色の盾に同じ数字が書かれています(例外:カードが書かれた盾)。それぞれの盾が向かっている方向に、そのプレーヤーの影響力がそこの数字です。また資源が描かれたエリアは、1~3つの方向に面しています。それらすべてがめくられて盾の色が決まったら、そのエリアへ向けてある盾に書かれた数字が最も大きいプレーヤーがこの資源を受け取ります。資源は、石・木・砂とカードです。カードはそのまま受け取りますが、それ以外の資源は、マーカーを移動させて持っている数を示します。手番の最後には、城の建設が可能です。石・木・砂を1つずつ使うことにより、1つの城が建設できます。
 ゲームボード上にはあらかじめ、街と村のコマが置かれており、建設した城からみて縦横直線状にある、街からは2ポイント、村からは1ポイント得られます。この城の建設による獲得ポイントが最も大きなポイントです。
 タイルを置く方向で、自分だけではなく他のプレーヤーにも資源が入ります。資源はバランスよく持っていることにより、効率よく城の建設ができます。誰にどの資源が入るかよく考えてタイルを置くことが必要です。

2011年12月 6日 (火)

二次元ポーカー

Poker Carre / Winning Moves / Dario D Toffoli & Giuseppe Bau作
2~4人 8歳以上 15-20分

Poker_carrebox200

 7色でそれぞれ1~7のカードが1枚ずつあります。
 ゲーム開始前に、よく混ぜたカードを3×3に表にして並べます。手札は4枚です。手番には手札を1枚プレイして、1枚補充します。プレイはすでに並べられているカードに接するように置きます。この時、プレイするカードと接しておかれているカードの数字は必ず1差でなければなりません。縦横で、2か所と接する場合は、どちらか1枚との差が1であればいいのです。そして、プレイしたカードの縦横列を見て、ストレート、フラッシュ、スリーカード以上ができていれば、得点できます。
 ゲーム終了時までに最も多くの得点を得たプレーヤーの勝ちです。

ブーレイ

Booray / Winning Moves
3~6人 13歳以上 30-45分

Booraybox200

 アメリカのルイジアナでよくプレイされているというゲームです。
 基本はトリックテイキングですが、ポーカーの要素とギャンブルの要素を持たせています。
 使用するカードは、通常のトランプ52枚です。
 すべてのプレーヤーがアンティを支払った後、各プレーヤーに5枚ずつのカードを配り、残ったカードを1枚めくって、これが切り札のスートになります。
 その後、パスするかプレイするかを順番に決めます。プレイするからといって追加での支払いはありません。プレイすることにしたプレーヤーは、手札を何枚か交換することができます。その後、5トリックのトリックテイキングを行います。
 一般的なトリックテイキングですが、リードだけは時計回りの順で行います。そして、単独で一番多くのトリックを取ったプレーヤーがポットをすべてとります。ただし、単独で最多のプレーヤーがいない場合は、そのまま持ち越しになります。
 このゲームの最大の特徴は、プレイに参加しながら1トリックも取れないプレーヤーがいたら、それらのプレーヤーはポットと同額のアンティを次のラウンド分として支払う必要があるのです。
 持越しが続いたりして、ポットが大きくなると勝てば大きな勝ちになる代わり、1トリックも取れないと大きな出費になるのです。

« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »