Pnatheon / Hans im Gluck / Michael Tummelhofer作
2~4人 10歳以上 60-90分
キリスト教以前、ヨーロッパで多くの神が信じられていた時代です。
ゲームは6つのラウンドで行われ、それぞれの民族の神を巡る戦いです。ゲームには8つの民族が用意されていますが、登場するのはランダムに6つだけです。
ラウンドごとに用意された神様タイルがすべてとられるか、選ばれた民族に神殿の周りに配置されたアクションタイルがすべて取られたらラウンド終了です。ラウンドを終了させたプレヤーには得点が入りますが、次のラウンドでは手番が最後になるので、必ずしも有利とはいえません。
手番になってできることは、4種類です。このうち1つだけが行えます。
- 移動を行う。足のマークが描かれたカードをプレイすることにより、神殿から自分の足マーカーを繋がるようにしておくことができます。これによりアクションタイルが置かれたマスまでつながったら、そのタイルを取り効果が得られます。また、柱が描かれたマスには、柱を置くことができます。これにより得点が得られます。移動のアクションが選ばれたら、順番に他のプレーヤーもカードをプレイして移動のアクションを行えます。移動のアクションを行わない場合は、山札から1枚カードを補充できます。このアクションを選んだプレーヤーの特権は、プレイしたカード+1歩進めることです。
- お金を使ったアクションを行う。お金を使って、ボード上に配置する足マーカーや柱のコマを購入できます。またこれをボード上に配置することもできます。これは移動と似ていますが、他のプレーヤーはできません。また、捧げものタイルを購入することにより、神様タイルが獲得しやすくなります。
- 神様タイルを1枚獲得する。神様タイルに描かれた条件を満たすアクションカードや捧げものタイルがあれば神様タイルを獲得できます。これにより得点と特典が得られます。アクションカードは捨て札になりますが、捧げものタイルはそのまま残ります。
- カードを補充します。
ゲームは3ラウンド終了時と、6ラウンド終了時(ゲーム終了時)に得点計算があります。この時点で、タイルによる得点や柱による得点が得られます。柱は3つ以下なら1つにつき1点ですが、4~7個あれば1つにつき2点、8~11なら3点。12カ所すべての柱建設地に置ければ1つにつき4点で48点になります。
この作者は、サンクトペテルブルグ、ストーンエイジなど、名作を作っており、共通して言えることは、得点の取り方にバリエーションがあることです。