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2011年3月21日 (月)

フレスコ追加セット1 (拡張4・5・6)

Fresco Expantion modules 4,5,6 / Queen / Wolfgang Panning & Marco Ruslowski & Marcel Suesselbeck作
2~4人 10歳以上 60-90分

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拡張4:願いの井戸
 願いの井戸にラッキーペニーを入れることにより、いろいろ利益が得られます。ただし、ラウンドごとに合計で2個のラッキーペニーしか入れることができません。朝早くから働かない親方の元では、ほとんど使えません。

拡張5:金箔
 修復の時に、指定された絵具のほかに金箔を使うことにより、より高得点になります。

拡張6:ガラス工
 天井画の周辺、窓に面した部分を主服する場合には、同時に窓のステンドグラスを修復する必要が出てきました。修復できると加点されますが、同時に修復できない場合には減点になります。

魔法のラビリンス拡張セット

Das Magische Labyrinth Erweiterung / Drei Magiel / Dirk Baumann作
2~4人

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この拡張セットには4つの追加があります。

  • 魔法の壁:一方通行の壁です。片側からは通れますが、反対側から通れません。どちらから通過したのかも覚える必要があります。
  • 魔法の杖:目的地を取り換えることができます。
  • 魔法の薬:手番にさいころを振らず、目的地に到着するか、壁にかかって振出しに戻るかするまで移動します。
  • ナイトキャップ:ほかのプレーヤーの手番がなくなります。

魔法の杖、魔法の薬、やいとキャップはゲーム開始前に1つずつ配られ、ゲーム中に1回ずつ使用可能です。

2011年3月16日 (水)

魔法の釜

Der verflixte Zaubertrank / Drei Magier / Gebrueder Frei作
2~4人 7歳以上 20-25分

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 各プレーヤーは、一部に鏡シールが貼られた釜のタイルを4枚受け取ります。そして、魔法の本を開きます。するとそこに4枚のタイルで示された魔法の薬の材料が描かれています。釜のタイルをうまく組み合わせて、魔法の本に描かれた材料ぴったりの数が見える釜の位置にマーカーを置いたら完成です。これを一早くできたプレーヤーが得点します。鏡シールをうまく利用することにより、より多くの材料があるように見えます。釜の組み合わせと見る位置でちょうどの数が見える位置を探します。

2011年3月 4日 (金)

ゴールド

Gold / Abacus / Michael Schacht作
2・3人 8歳以上 20分

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 シンプルですが、パズルチックなカードゲームです。カードは6色。それぞれ-2のロバカードのほか3~8の金カードがあります。
 各プレーヤーは色違いのロバカードを1枚持ってゲームスタートです。このゲームには手札はありません。プレーヤーが持っているカードは自分の前に表にして置いておきます。
 まず、山札から5枚のカードを表にして並べます。プレーヤーは自分の番になった手できることは3種類です。

  • 表にして並べられている場のカードの中で数字が一番小さいものを1枚取る。複数のカードが一番小さい場合は、その中で任意のものを取る。
  • 自分の前に並べられている金カード1枚を場のカードに出し、より数字が小さい金カードを取る。
  • 自分の前にあるロバカードを場に出し、任意の金カードを1枚取る。

 カードを交換または、獲得して同じ色のカードが3枚になったらまとめて裏にして置きます。これが得点となります。この時、自分の前に並んでいるカードや今得点にしたカード以外の色のカードをほかのプレーヤーが前に置いていたら、その中から1枚取ることができます。
 場に並べられているカードは、5枚すべてとられたら、新たに5枚表にして並べられます。
 山札も場に並べれられているカードもなくなったらゲーム終了です。なお、ゲーム終了時に、まだ前に並べられているカードが残っていたら、それぞれの色について、合計ポイントが一番大きいプレーヤーは、その色のカード1枚を得点したカードに加えることができます。
 得点したカードの合計ポイントが最も大きいプレーヤーの勝ちです。
 新たに場のカードとして並べられるカードは分かりませんが、ほかのプレーヤーのカードと並べられているカードがわかっているわけですから、他のプレーヤーの行動もほとんど読むことができます。最善手を探してください。

 Boardgamegeekには、二人用ゲームの問題が掲載されていました。
http://www.boardgamegeek.com/thread/623900/gold-contest

ペルガモン

Pergamon / Eggert / Stefan Dorra & Ralf zur Linde作
2~4人 10歳以上 45分

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 ペルガモン遺跡で発掘を行い、博物館で展示して得点を得るゲームです。発掘されるものは残念ながら完成品ではありません。それぞれの発掘タイルには、違う遺物の半分ずつが書かれています。発掘される遺物はすべて紀元前のものであり、左に描かれている遺物にはそれが作られた年代の下2桁が書かれています。右側には百の位の年代(紀元前の世紀?)とともに遺物が書かれています。
 各ラウンドには、5枚の遺物タイルが登場し、古いものから程深い位置に置かれます。そして、お金カードが2枚裏にして置かれます。お金カードは2種類で、金袋カードは1~5金入っています。宝箱には5~8金入っています。この時点ではその2枚のカードの種類は分かりますが、金額は分かりません。この金額がこのラウンドすべてのプレーヤーに配られる資金です。その後、前のラウンドと逆の順番で、各プレーヤーはコマを任意の空いているマスに置きます。置くマスにはそのラウンド受け取れるお金の額と発掘できる深さが書かれています。その後で、お金カードを表にし分配が行われます。お金は少ない順に分配され、最も高額の場所に置いたプレーヤーに残り全部が渡されます。ただし、それまでに分配されるお金がなくなったらまったく受け取れないこともあります。
 その後で、発掘ができます。これは希望した金額が少ない順に行います。コマの位置で示された深さまでの発掘ができます。深い場所を発掘するほど高額なお金が必要です。そして、発掘されたものおよび既に持っている遺物で完成させることができるものがあれば、これを博物館に置くことができます。もちろん、古い遺物ほど高価値です。また、複数同時に完成させて、より価値の高いものにすることもできます。展示する前にお金をかけて遺物に磨きをかけることによりより高い価値にすることもできます。展示したら価値に関係なく1勝利ポイント得ることができます。そして、その価値と同じ場所にマーカーを置きます。この時、既に展示されているマーカーで、今展示したものより価値が低いものは、新しい展示により陳腐化し、価値が1ずつ下がります。価値が0まで下がったら博物館での展示は終了です。
 4階の得点計算ラウンドの後に、残っている展示物について勝利ポイントが与えられます。そして、そのあとすべての展示物の価値が下がります。
 したがって、常に発掘を行い展示物を探さないと博物館に展示してもらえないのです。
 お金のマネージメントと、遺物の収集、展示のタイミングなどがポイントです。手軽に楽しめる戦略ゲームといったところでしょうか。

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