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2010年7月20日 (火)

バンパイアの夜

Vampire der Nacht / Drei Magier / Kirsten Beckrer & Jens-Peter Schljemann作
2~4人 6歳以上 20-30分

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普通の部屋でも遊べますが、真っ暗にした部屋で遊ぶともっと楽しいゲームになります。
ゲームボードは、バンパイアの住む街です。ここにバンパイアが苦手なニンニクが大量にまかれてしまいました。プレーヤーはバンパイアの仲間であるコウモリの協力を得て街のニンニクをかたずけます。
ゲームボード中央には、蛍光塗料で輝くバンパイアの塔が置かれています。これをコウモリが付いたスティックで移動させ(塔の先端とコウモリに同極の磁石が付けれれており、この反発を利用して、塔を移動させます。)うまくニンニクをゲームボードの外に落とすとポイントになります。しかし、ゲームボードには多くの穴が開けれれており、そこにニンニクを落としてしまったら失敗です。磁石の反発を利用して移動させるため、思ったようには動きません。また、部屋を真っ暗にしたら、見えるのは塔の先端とコウモリのスティック、それにニンニクのチップだけです。ゲームボードの端も見えづらくなっていますが、ボード上の穴は分かりません。勘を働かせて、うまくチップをゲームボードの外に落としてください。
今年2010年の年間子供ゲーム大賞にノミネートされています。

水晶の森

Schatz der Kobolde / Drei Magier / Dirk Baumann作
2~4人 5歳以上 20‐25分

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目的の場所に行って紫水晶を集めるゲームです。
ゲームボード上は水晶の森です。そこには高価な紫水晶もあります。目的の紫水晶を目指して道を進みます。紫水晶があるところや道の角には、四角のタイルが置かれています。ここを妖精が守っています。どの色の妖精が守っているかを当てることができたら、先に進めたりその紫水晶を獲得したりできます。次にタイルに進む前に、どの色の妖精か宣言します。そして、大きな透明ケースをそこに置くと、守っている妖精の方に、中央からつられた重りが移動します(磁石の効果)。うまく言い当てることができたら、そこを通過して先に行けます。また、一度通ったところはよく覚えておくとよいでしょう。そして目的の場所について、そこを守っている妖精の色を当てることができたら、その宝石を獲得します。
手軽な子供用ゲームです。

2010年7月10日 (土)

UStream

UStreamで遊んでいる状況を公開しています。

http://www.ustream.tv/recorded/8145764

ヘックメックボード

スカンクのぷっすん

グレンモア

今後も、定期的に公開予定です。

2010年7月 6日 (火)

アニマロジック

Animalogic / Huch & frinds / Mark Engelbelg作
これはゲームではありません。パズルです。
7歳以上 10分

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これはパズルです。
付属の問題集には60問の問題が描かれています。問題の通りにゲームボードにコマを並べます。コマは4種類の動物がそれぞれ4色あります。
これらの動物が川を渡ろうとしています。うまく渡れる順番を見つけることが目的です。

  • 川に面している動物が川を渡れます。川との間にほかのコマがある動物はまだ渡れません。
  • 直前に渡ったコマと同じ動物または同じ色のコマ飲み渡れます。

このシンプルなルールに沿って16個のコマを順番に渡る方法を考えてください。渡ったコマは、後でチェックできるように渡った順に一列に並べて置きます。

チョコラトル

Chocolatl / Quined Games(Huch & Friends)  / Gunter Burkhardt作
3~5人 8歳以上 45-60分

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インカの神様をめぐる戦いです。プレーヤーはそれぞれ0~12までの13枚のカードを持っています。このうち1枚は、神への捧げものとしてゲーム開始前にゲームボード中央に伏せて置きます。このカードはゲームを通じて使用できませんが、ゲーム終了時にここに描かれている数字分の勝利点が得られます。また、一番大きな数字のカードをささげたプレーヤーにはボーナスポイントもあります。
ゲームは、残った12枚のカードを6か所へ2枚ずつプレイすることによって行われます。この置き方は3種類あります。

  • 6か所に2枚ずつすべて置いてから1か所ずつ表にして解決する。
  • 一か所に2枚置いたら、そこを解決してから、次の2枚を置いて、解決...。この場合は、ほかのプレーヤーがそれまでに使っているカードがわかる。
  • 6か所すべてに1枚ずつ伏せて置き同時にすべて表にしてから、最初の場所に1枚伏せて置き同時に表にして解決する、次の場所に1枚置いて...

すべての場所では、プレイされた2枚のカードの合計数で、勝負が決まります。

  • 最初の場所で、1番のプレーヤーは、チョコラトルのコマを獲得します。このプレーヤーはこのラウンド中、同数の場合は常に勝つことになります。一番小さな数字のプレーヤーは、このラウンド中出したカードの合計から1引いた数で戦います。
  • 2番目の場所には振ったサイコロが3つ置かれています。カード数の大きいほうから3人はこれらのサイコロの出た目のポイントを順番に獲得できます。
  • 3番目で1番または2番になれば、黒いサイコロまたは+1のタイルが獲得できます。黒いサイコロは、カードを表にしたとき、これを振ることによりその目だけ自分のカードの合計に足すことができます。また、ゲーム終了時に振ってその目をポイントにすることもできます。この黒いサイコロは使い捨てです。+1のタイルを持っていると、ここ以外の場所での戦いで、常にカード合計に+1されます。
  • 4番目は、ピラミッドの建設です。1番目と2番目がピラミッドの建設を行えます。ただし、カード合計に3以上の差がある場合には、1版番だけで行えます。
  • 5番目は得点が入ります。ラウンドごとに入る得点が違いますが、最低のプレーヤーには常に-2点となります。
  • 最後の場所にはカードが置かれています。このカードをは12枚のカードに加えることができます。そして小さな数字のカードを捨てることができるのです。

どこで、どのぐらい力を入れるかがポイントです。また、後からカードを置ける場合にはだれがどのぐらいカードを消費して以下も重要な情報です。
思った以上に気楽に遊べるゲームです。

フィットコンパクト

Fits / Ravensburger / Reiner Knizia作
1~4人用 8歳以上

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2009年に年間ゲーム大賞にノミネートされた「フィット」のコンパクト版です。
いろいろな形のタイルを隙間なく入れるゲームです。
最初の1枚はそれぞれプレーヤーに違ったものを使います(スタートタイルカードを引く)。それ以降はすべてのプレーヤーが同じ形のタイルを使います(代表者がタイルカードを引いてそのタイルを使用)。タイルは、ボードの一番上に任意の方向で置いてそのままボードの枠またはすでに置かれているタイルに当たるまで滑り下ろします。途中で方向転換したり、ほかのタイルを飛び越えて進むことはできません。
こうして、できるだけ途中に穴ができないようにします。ゲーム終了時には横列をチェックして、1つも穴のない列から1ポイント得ます。穴がある列はいくつ穴があっても0ポイントです。
なお、ゲームボードは両面になっており、第2面には、いくつかの場所に同じマークが3か所ずつ描かれています。これらのマークが書かれたところは、得点計算の時に埋まっていなくても埋まっていることとしてポイントできます。また、同じマークの3か所すべてが埋まっていなかった場合には、ボーナスポイントとして3ポイント得れれます。
手軽で、ちょっとした判断力が勝利を分けます。

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