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2009年12月11日 (金)

ネズミのパティシエ

Maus au Chocolat / Kosmos / Christian Fiore & Knut Happel作
Maus_au_chocolatbox200

Maus_au_chocolatcards500

ネズミのパティシエがチョコレートケーキを作ります。このパティシエには怪しいが有能な助手がたくさんいます。これらの助手の助けも借りておいしいケーキを作りましょう。
ケーキの材料はチョコレート、フルーツ、卵、砂糖、ナッツの5種類です。そしてそれぞれ3~7の数字が描かれています。また、それぞれのカードには上の角に別の数字が書かれています。
ゲームの初めには各プレーヤーに5枚ずつ手札として配り、テーブルの中央にはプレイ人数+1枚のカードを表にして並べます。
このほかに助手のカードを1枚ずつ表にして配り、残ったカードも表にしてプレーヤー間に並べます。
ゲームはすべてのプレーヤーが手札から1枚を選びそろったら同時に表にします。この時出したカードの上の角に書かれている数字が大きいプレーヤーから順に手番を行います。テーブルの上に並べられている任意のカード2枚を取って手札にし、自分が出したカードをテーブルの上に並べるのです。これを順番に行うと、最後のプレーヤーが出したカード1枚だけが残ります。
そのあと、プレイ人数分のカードをテーブルの上に表にして、また手札から1枚ずつ出してテーブルの上のカードを取り・・・を続けます。
なおカード取ったときに、手札のカード3枚を出し得点を取ることができます。得点を取ることができる組み合わせは4種類です。

  • 数字が連続しているストレート。この場合は数字が一番小さいカードを取ってそれを得点札として自分の前に置きます。残りのカードは捨て札になります。
  • 色が同じで数字が連続しているストレートフラッシュ。この場合は、数字が一番大きなカードを取ってそれを得点札として自分の前に置きます。残りのカードは捨て札になります。
  • すべて同じ数字のスリーカー。この場合は、1枚を取ってそれを得点札として自分の前に置きます。残りのカードは捨て札になります。
  • すべて同じ色で同じ数字のフラッシュスリーカード。この場合は、2枚を取ってそれを得点札として自分の前に置きます。残りのカードは捨て札になります。

これに手を貸してくれるのが怪しげな助手たちです。助手のカードはラウンドごとにすべて左隣に移動させます。つまり順番に違う助手が助けてくれるのです。助手は7匹います。

  • 1枚のカードの色を任意の色に変えることができる
  • 3枚ではなく4枚のカードを出すことがでいる。この場合は+1枚のカードが得点として取ることができる。
  • ストレートの場合、一番大きな数字を得点として取ることができる。
  • 1枚のカードの数字を1増やすことができる。
  • 1枚のカードの数字を1減らすことができる。
  • カードを取る順番に優先権が与えられる。
  • 手番で1回手札を1枚捨てて山札から1枚取れる。

高得点が得られるように、どのカードを獲得するかも重要です。また、助手はすべて見えており、どのタイミングでどの助手が使えるかわかっています。
シンプルでわかりやすいルールですが、ポイントの多いゲームです。

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コメント

これ、かなり良さげなのでチェックしとこうと思います。
それはさておき3つほど質問があります。
1 プレイ順入札で同じ数字がかぶった場合は、どう解決するのでしょうか?
2 どうなったらゲームが終了するのでしょうか?
3 ゲームセットの時に、「カード自体の数字」以外にボーナスが加算されたりするのでしょうか?
(たとえば、「5色揃えたらボーナス」とかいう具合に)

1 助手のカードに数字が書かれており、同数の場合は、そのラウンド持っている助手のカードの数字を比べます。

2 誰かが目標の得点(確か30点ぐらいだったような)を取ったらそのラウンドを最後まで行って終了です。

3 特になかったと思います。

ありがとうございます!おかげさまでよくわかりました。

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