オオカミと七匹の子ヤギ
nicht zu fassen / Zoch / Fredric Moyersoen作
プレイ人数:2~6人
対象年齢:4歳以上
プレイ時間;20分
グリム童話「オオカミと七匹の子ヤギ」がモチーフです。
子供がオオカミに食べられたり、お母さんヤギが寝ているオオカミのおなかを切り裂いて子供を助け、ご丁寧に石を入れてから、おなかを縫い付けたりする、激しい内容の童話です。
プレーヤーのひとりがオオカミ役となり、残りが子ヤギになります。ラウンドごとに子ヤギはコマをひとつ家具(ベッド、食卓、洗い桶、タンス、ストーブ、ドア)の中または陰に隠します。これをオオカミ役のプレーヤーが探すのです。オオカミ役のプレーヤーは2か所まで探すことができます。このときオオカミの指人形をつかって、鼻でかぐことができるのです。そして見つけた子ヤギはオオカミボックスの中に入れます。見つからなかった子ヤギは隠れ場所から逃げ出すとともに、ポイントコマを1個獲得できます。
ただし、洗い桶の中に隠れていて見つからなかった場合にはポイントコマを2個獲得できます。また、お爺さんの古時計の中に隠れていて見つからなかったら、オオカミボックスの中にいる仲間を助けることができます。
オオカミは、オオカミボックスの中に子ヤギを7匹入れることができたら勝ちです。子ヤギはポイントコマをだれかが7個獲得できたらそのプレーヤーが勝ちです。
隠れ場所で、洗い桶と時計にメリハリが付いているところがゲームです。また、コンポーネントにも凝っており、雰囲気だけのオオカミの指人形が場を盛り上げます。
ただ、隠れ場所によっては上から覗き込めたり横から見えたりするので、「ズル」を許さない教育ゲームにもなるかもしれません。
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