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2009年4月16日 (木)

ビリービーバミニ

Billy Biber / Ravensburger / Kai Haferkamp作
1~4人 4歳以上

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シンプルなバランスゲームです。2枚の板の間に丸太をきれいに並べ、その上にビーバーを乗せます。これがビーバーのダムです。順番に棒を使って、丸太を1本とります。このとき上の列の丸太は取ることができません。もし、ビーバーのダムを崩したり、ビーバーを傾けたら失敗です。失敗したら、チップを失います。チップははじめに2枚ずつ持っていますので、2回失敗したら失格です。
ゲームが終わった時に、一番多く丸太を持っている人の勝ちです。
大きな「ビリービーバー」もありましたら、これで十分楽しめるといった感じです。ただ、小さくなった分、少し難しいかな。

うまく捕まえてね(仮称)

Gelini Catch me! / Ravensburger / Reiner Knizia作
3~6人(箱の表示は2~4人) 6歳以上
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9色のカード各5枚とそれに対応する色のコマが各1個。
プレーヤーは5枚の手札から1枚プレイして、その色のコマを取ります。すでに他のプレーヤーが取っていたら、そのプレーヤーから取ります。取られそうになったプレーヤーがその色のカードを持っていたら、それをプレイして直ちにとり返すこともできます。カードをプレイしたら直ちに山札から補充します。そして、左隣のプレーヤーの手番です。
山札がなくなったら手札だけでプレイします。誰か一人のプレーヤーが手札をすべてなくしたら、その時点でゲーム終了です。ゲームが終わった時に一番多くコマを持っているプレーヤーの勝ちです。
カードをプレイするたびにコマの持ち主が変わる簡単なゲームです。それぞれの色の5枚目をプレイしたプレーヤーがコマを最終的に獲得するというのは大人の考えでしょうか。必ずしもそうではありません。サドンデスでゲームが終わるので、使われなかったカードが結構残ります。
子供と遊ぶ時には気楽に、大人と遊ぶならプレイされたカードのカウンディングが必要かも。

2009年4月 7日 (火)

オオカミと七匹の子ヤギ

nicht zu fassen / Zoch / Fredric Moyersoen作
プレイ人数:2~6人
対象年齢:4歳以上
プレイ時間;20分

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グリム童話「オオカミと七匹の子ヤギ」がモチーフです。
子供がオオカミに食べられたり、お母さんヤギが寝ているオオカミのおなかを切り裂いて子供を助け、ご丁寧に石を入れてから、おなかを縫い付けたりする、激しい内容の童話です。
プレーヤーのひとりがオオカミ役となり、残りが子ヤギになります。ラウンドごとに子ヤギはコマをひとつ家具(ベッド、食卓、洗い桶、タンス、ストーブ、ドア)の中または陰に隠します。これをオオカミ役のプレーヤーが探すのです。オオカミ役のプレーヤーは2か所まで探すことができます。このときオオカミの指人形をつかって、鼻でかぐことができるのです。そして見つけた子ヤギはオオカミボックスの中に入れます。見つからなかった子ヤギは隠れ場所から逃げ出すとともに、ポイントコマを1個獲得できます。
ただし、洗い桶の中に隠れていて見つからなかった場合にはポイントコマを2個獲得できます。また、お爺さんの古時計の中に隠れていて見つからなかったら、オオカミボックスの中にいる仲間を助けることができます。
オオカミは、オオカミボックスの中に子ヤギを7匹入れることができたら勝ちです。子ヤギはポイントコマをだれかが7個獲得できたらそのプレーヤーが勝ちです。
隠れ場所で、洗い桶と時計にメリハリが付いているところがゲームです。また、コンポーネントにも凝っており、雰囲気だけのオオカミの指人形が場を盛り上げます。
ただ、隠れ場所によっては上から覗き込めたり横から見えたりするので、「ズル」を許さない教育ゲームにもなるかもしれません。

2009年4月 2日 (木)

ニムト ジュニア

6 nimmt Junior / Amigo / Wolfgang Kramer作
2~5人 5歳以上 20分

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子供用ニムトということでしょうが、ニムトとは感覚の違うゲームです。
1~4が描かれた小屋カードを1列に並べます。動物カードはよく混ぜて裏向きの山にして置きます。動物カードには6種類の動物が1~3匹描かれています。
手番には、山札を1枚めくっていずれかの列に置きます。
置ける列はめくった動物がまだ置かれていない列ならどこでもかまいません。動物が複数描かれているカードの場合には、その中の少なくとも1種類が置かれていない列なら置けます。すでに4列とも置かれている動物はどの列に置いてもかまいません。
置いたカードにより、その列に6種すべての動物がそろったらその列の動物カードをすべて受け取ります。これが得点になります。

トゥエンティフォー

24 / Kosmos / Debastian Rapp作
2~5人 8歳以上

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トリックテイキングゲームです。
まず各プレーヤーにカードを3枚ずつ配ります。これを見てスタートプレーヤーが切り札(色)を決めます。その後さらに3枚ずつ配ります。そのあとで、手札を0~3枚ずつ山札と交換できます。
これで6トリックのトリックテイキングを行います。ルールは一般的なマスとフォローです。最初は同色なら大きい数字の方が強いのですが、誰かが「1」のカードをプレイしたら、その後のトリックでこれを逆転することができます。つまり小さい方の数字が強くなる(すでに小さい方が強いなら、大きい方が強くなる)。
1トリック取るごとに1ポイントになりますが、まったくトリックが取れないと6ポイント失います。元々6トリックしかないので4・5人で行うとこの失点が大きすぎるかもしれません。
黄色が切り札になったら得点は倍です。また、スタートプレーヤーがカードを見ずに切り札を決めても倍になります。黄色に決めたら4倍?花札の大場や絶場の感覚ですね。
テレビドラマの「トゥエンティフォー」にあやかったのかもしれませんが、24にあまり意味があるとも思えませんでした。
トリックテイキングが好きな方は一度試してください。

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