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Fits / Ravensburger / Reiner Knizia作
1~4人 8歳以上 30-45分
テトリスのボードゲームです。
各プレーヤーは、傾斜が付いたボードと同色のタイルひと組を持っています。まず、ラウンドの最初に各プレーヤーはスタートカードを1枚引き、そこに描かれている図と同じタイルを取り、ゲームボードに置きます。これにより全てのプレーヤーは、違う条件でゲームをスタートすることになります。すべてのタイルには溝があり、ゲームボードにはこの溝用の出っ張りがあります。タイルはゲームボードに一番上の任意の位置に、任意の方向で置きそのまま止まるまで下に滑らせます。途中で方向をかえたり横移動させることはできません。
その後はゲームカードを1枚引いて表にし、すべてのプレーヤーは自分のタイルから同じものを選んでボードに配置します。これをすべてのゲームカードが使われるまで行います。なお、選ばれたタイルを配置したくない場合は、脇によけることもできますが、それぞれのタイルはラウンドごとに1回しか配置できませんので、配置されまないままになります。
すべてのカードがめくられてタイルが配置されたら得点計算です。ゲームボードに描かれている●が見えていたら、1個に付きマイナス1点です。完全にブロックで埋まっている横列は1列に付きプラス1点です。
ラウンドごとに使うゲームボードが違います。最初は「1」と書かれたボードを使い、そのご2・3・4と4ランド行います。
2ラウンド目からは少し得点計算のルールに追加があります。2ラウンド目は書かれた数字が見えていたらその分プラス点になります。3ラウンド目のボードにはマイナス数字が描かれています。これを残すとマイナス点になります。4ラウンド目のボードには、いろいろなマークが2つずつ描かれています。両方とも退こうとプラス点ですが、片方だけ残すとマイナス点です。
4ラウンド行って合計点を競います。
Livingston / Schmidt / Benjamin Liersch作
スタートプレーヤーがプレイ人数の倍の数のサイコロを振り、わかりやすいように目の順番に並べる。そのあと、スタートプレーヤーから順にサイコロをひとつとりそのアクションを行う。アクションの選択肢は4つ。その中から一つ選んで行う。
2順目以降は、それまでに取ったサイコロより大きな目のものしか取ることができない。したがって、必ずしもラウンドごとにすべてのプレーヤーが2回手番があるとは限らない。また、3回以上手番があることもある。
ラウンドが終了したら、建設したテントの位置により勝利点を記録し、船をひとマス進める。なお、テントは船がいる列にしか置けない。スタートプレーヤーを移動させて次のラウンドをスタート。船が一番右に到着したらゲーム終了。
コインは、テントを置くために必要。また、最後に残金が最低のプレーヤーは得点にかかわらず負け。
サイコロ目による各テントの列に最大個数置いているプレーヤーにはボーナス点がある。
どの目のサイコロを取るかが、ポイント。手番回数が多いように取るか、大きな目を初めから取るかは、判断次第。
袋から宝石を取るのは、リスクもあるが一獲千金のチャンス。
Los Banditos / Schmidt / Reiner Knizia
SchmidtのEasy Playシリーズの二人用ゲーム。
手番には、袋の中からサイコロ2個引き、それを振る。そして、4か所置かれているポイントタイルの自分の側のどこかに置く。それぞれのポイントタイルの自分の方には3個までしかサイコロを置くことができない。両側に3個ずつ置かれたらどちらか強いか判定して、勝った方がそのポイントタイルを取る。判定方法は、まず3個で作る役の強い方が勝ち、同じなら目の大きい方が勝ち。
一番強い役は、同色で同じ目3個。2番目は同色のストレート。3番目は、色は関係なく同じ目3個。次は色の関係ないストレート。・・・・・
手番の最中に、タイルを取ったり放棄することができる。たがいに3個置いた場合や、相手が絶対勝てない状態になったらタイルを取れるし、勝てそうもなければ放棄して相手に取らせることもできる。タイルが取られたら新たなタイルが補充される。不利な状態で置くより放棄した方がよいこともある。
同じKniziaのバトルラインを思いっきり手軽にした感じ。
各プレーヤーは、大小二人の荷役作業人を持っている。ラウンドごとにそれぞれの作業人が何歩移動するかカードをプロットし、手番の順番に広げてコマを進める。止まった所に描かれた樽の数だけ樽のコマを受け取り、桟橋につながれている任意の船に自由に積み込む。ただし積載限界を越えて積み込むことはできない。
すでに作業人コマがいるところまで進んだら、元いたコマを向かい側の倉庫の位置に移動させる。そこに壊れた樽が描かれていたら、そのプレーヤーは自分の樽をひとつ船から下ろす。向かい側にもコマがすでにいる場合には、手番プレーヤーのコマがもともと移動できない。
倉庫にはコインが描かれているところもある。ここではコインを受け取る。コインが溜まると臨時雇いの荷役作業人を雇って荷物を船に積み込むこともできる。どういうわけか、この臨時雇いは酔っ払いという設定。
全員が一回ずつ手番を行ったら、先頭の桟橋にいる船が出港する。このとき置かれている樽の数の順位により勝利点が入る。
船により、積載量や勝利点の分配が違い、どの船で得点を得るかが考えどころ。ルールはシンプルでわかりやすい。