Hab & Gut
Hab & Gut / Winning Moves / Carlo A. Rossi作
Hab & Gutとは「全財産」という意味です。
このゲームは株ゲームです。
ラウンドの最初にカードが8枚配られます。それをカード立てに並べて置きます。そして左隣のプレーヤーと二人で見るのです。つまり右取りのプレーヤーが受け取ったカードも見ることができるということです。
手番の最初にできることは、「①株を3枚まで買う」「②株を3枚まで売る」のどちらかです。一度の手番で売ることと買うことの両方はできません。
そのあとで、自分がカード立てに置いたカードを1枚と右隣りのプレーヤーがカード立てに置いたカードを1枚選んで前に出します。これらのカードはゲームに登場する株価を上下させる役目があります。ただし、選んだカードのうち1枚は書かれた数字分のマス価格を上下させますが、もう一枚はその半分だけ行います。そのあとで、手持ちの株券1枚を自分のゲームボードに置くことができます。
これを、カード立てのカードがなくなるまで順番に行います。それで前半が終了です。ここで、自分のゲームボードに置かれている株券を表にし、その時の価格で売却します。ただし売却代金は手元に戻りません。自分のゲームボードに置きます。
後半も同じことを行います。そして、最後に手札にある株券を最後の価格ですべて現金化して手元資金と合わせておきます。
ここでまず、各プレーヤーのゲームボード上に置かれている金額を比べます。この金額が最低のプレーヤーが、まず勝敗から脱落します。残ったプレーヤーのなかで手元にある金額が一番大きいプレーヤーの勝ちです。
価格をコントロールするカードは、自分だけが使うわけではないので、残しておいても相手に使われるかもしれません。また、同じカードでもそのまま使うのか半分の効果にして使うのかでは、大きく能力が変わります。
また、ゲームボードに置くカードも考える必要があります。安い株だと負けになりますし、高い株を置きすぎると手本金が減って勝てません。
株価を上下させるタイミングも重要です。
« パクルー | トップページ | エッセンで遊んだゲーム »
コメント