シカゴエクスプレス〔エッセンで遊んだゲーム2〕
Chicago Express / Queen Games / Harry Wu作
株を扱った鉄道ゲームはたくさんありますが、これはその中でもプレイ時間が短いゲームと言えるでしょう。(表示で60分)
プレーヤーは、鉄道会社のオーナーではありません。あくまでも株主です。手番でできることとは3種類のうち一つです。
- 会社に残っている株券1枚を競りに出す。残っている任意の株券1枚選びを競りに出します。株券を買ったらその代金は、その会社のボードに置きます。本当にその会社を大きくしたいなら、あまり安値で買わない方がよいかもしれません。なぜなら、このお金が鉄道施設のための資金になるからです。
- 鉄道を施設する。少なくとも自分が一株持っている会社の鉄道を施設することができます。施設のための金額はボード上に示されています。そして町など収益が上がる地点まで施設できると、鉄道の価値が上がります。これは配当に直接影響します。
- すでに鉄道が施設されている地点を発展させる。自分が株を持つ会社が鉄道を施設している地点を開発できます。それによりそこに鉄道を施設しているすべての会社の価値が上がります。
なお、各ラウンドで株券競売は3回、鉄道の施設は5回、地点の発展は4回まで行えます。すでにその回数になっているものは選択できません。また、これら3種類のうち2種類の回数が終わったら、その手番の前に配当があります。会社の価値を発行株数で割った収入が株主に入ります。そのあとで、最後の選択したアクションを行います。
そして次のラウンドに進みます。
ゲームは、最後に手持ち現金の最も多いプレーヤーの勝ちです。その時点での株券の量には関係ありません。
このときは、少しルールを間違えてプレイしたため、30分以下で終わりました。実際はもっとかかるでしょう。それでも1時間で楽しめる鉄道ゲームと感じました。
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