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2008年9月 4日 (木)

トレド

Toledo / Kosmos / Martin Wallace作
2~4人 10歳以上 45-60分
Toledobox200
Toledoboard500

 舞台は、鉄生産、特に剣の生産で有名なスペインの街トレドです。この街で立派な剣を作り、アルカサール城にささげることにより大きな名誉を獲得できます。また、この街で活躍した画家、エル・グレコの作品を手に入れることによっても名誉を獲得できます。
 プレーヤーの手番にできることは3種類です。

  • 店を作る。各プレーヤーは8枚ずつの店タイルを持っています。これをアルカサール城への道の空いているマスに置くことができます。店の種類は4種類です。宝石を獲得できる店、鉄を獲得できる店、剣を作る店、剣術指南の店です。それぞれ定員が1つの店と2つの店があります。
  • 自分のコマを進める。手札からカードをプレイして、自分のコマを進めます。1回の手番で、同じ数字のカードなら、何枚でも出して、そのたびに進むことができます。進んだ先で、店の効果を使うことができます。宝石や鉄を獲得したり、材料を提供して剣にしてもらったり、決闘に強くなれたりです。自分の店の場合は、コスト入りませんが、ほかのプレーヤーの店や、中立の店の場合は、カードを支払う必要があります。なお、中立の店ではカードを獲得できたり、エル・グレコの絵を獲得できたりします。
  • パスをする。この場合は山札からカードを2枚獲得できます。

 それぞれの店には、定員が描かれています。定員を超えるコマが入ってその店の効果を得ようとする場合は、決闘を行います。勝てればその店の効果が得られますが、負けたコマは振り出しに戻されます。決闘は山札をめくってその結果をチェックしますので、運まかせですが、剣術指南の店で修業すると勝つ確率が上がります。また、この店では、手番中1回だけ別の数字カードをプレイして進むことができる技も習得できます。
 ゲーム終了までにアルカサール城に運び込んだ剣は、その価値のポイントが得られますが、運び込めなかった剣は半分の価値になります。そのほか絵画と宝石によりポイントが入ります。
 店の配置や、カード使いが楽しいゲームです。

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