ブロX
Blox / Ravensburger / KRAG Team作
(KRAG TeamとはWolfgang Kramer, Hans Raggan, Jürgen P.K. Grunauのチームだそうです)
2~4人 10歳以上 45分
今年の年間ゲーム大賞にノミネートされています。
邦題の「ブロX」は仮称です。ご存じブロックス(Blokus)と混同されないよう原題もBloxとなっていますが、カタカナで書くと同じなので悩んでいます。原題もBlocksを使っていないのも、同じような理由かもしれません。
ブロックの塔を壊したり建設したりして得点を得るゲームです。
手札は常に5枚。手番には何枚でも使えます。そして使った分だけ補充します。
カードは単に4種類の色カードです。
手番でできることは、6種類の内ひとつ。
- カードを1枚使って自分のコマをボードの外側から中に入れる。任意の周辺からプレイした最初の色のマスまで移動できます。
- カードを1枚使って自分のコマを移動させる。縦横方向にプレイした色の最初のマスまで移動できます。なお、常にコマや塔を越えて進むことはできません。
- 塔を壊す。このとき、塔の上に乗っている得点チップ(高さと同じ)を獲得できる。自分のコマの縦横線上にある塔を壊すことができます。このとき塔を構成するタイルと同じだけのカードをプレイする必要があります。また、コマと塔の間に、塔を構成するタイルと同じ色のマスがある場合はこれを行えません。
- 塔を建設する。このとき建設した塔の高さと同じ数字の得点チップを塔に乗せるとともに、同じチップを獲得する。破壊した塔のパーツはそのプレーヤーが受け取り、以降の建設に使えます。塔を構成するカードをプレイすることにより、自分のコマがいるマスに塔を建設することができます。
- 他のプレーヤーのコマを追い出す。他のプレーヤーのコマが自分のコマの縦横線上にいる場合、そのコマがいるマスの色のカードを3枚以上プレイすることより、そのコマを追い出すことができます。その時プレイしたカード1枚につき1点獲得できます。
- 手札の交換。任意枚数の手札を捨てて山札から補充できます。このときジョーカータイルが使用済みになっていたら未使用に戻すことができます。ジョーカータイルはいつでもどの色のカード1枚として使うことができます。使用したら裏にしておき、手札の交換を行った時に、元に戻すことができます。
ゲームは4つのフェイズに分かれており、だんだん大きな塔が破壊できるようになると共に、大きな塔しか作れなくなります。
手札と相談して、効率のよい移動と破壊または建設を考えるゲームです。
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