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2008年6月 6日 (金)

呪いのミイラ

Fluch_der_mumiebox200
Fluch der Mumie / Ravensburger / Marcel-Andre Cassola Merkle作
2~5人 8歳以上 30-45分
Fluch_der_mumieboard500

 ピラミッドの探検家(墓泥棒?箱のイラストからすると観光客?)とそこに眠るFluch_der_mumieboard_backミイラとの闘いです。
 ミイラ役のプレーヤーは、一人ボードの反対側に座ります。残りのプレーヤーは、探検家となり同じ側に座ります。ボードには探検家とミイラの位置を示すマグネットを配置します。ただし、ミイラ側からはミイラの位置しかわかりません。
 ゲームを始める前に、各探検家にはそれぞれ5枚のカードが配られます。それがピラミッド内で見つける宝です。ボードのその位置に自分の探検家コマを移動させることができたら、その宝を獲得できたことになります。
Fluch_der_mumiedice 探検家の手番では、5個の探検家ダイスを振ります。そしてそのうち1個を選び、自分の探検家コマを移動させます。数字が描かれたダイスを選んだ場合は、その数字ぴったりのマス移動させます。もちろん壁を越えて進むことはできません。また、ミイラを越えることもできません。矢印が描かれたダイスを選んだ場合は、自分のコマを直線で壁または他の探検家やミイラに当たるまで移動することができます。ミイラの描かれた目が出た場合には、そのダイスはわきによけておきます。次のプレーヤーは、ミイラの目が出ていないダイスのみを振ることができます。ただし、ミイラの目が出ているダイスの数分ミイラに移動することを許すなら、すべてのサイコロを振ることができます。そして同様に自分のコマを移動させます。もし、発見すべき宝の位置で自分のコマの移動を終えることができたら、その宝を獲得したということで、該当するカードを表にして出します。このときミイラは、その探検家がどこにいるかはっきり分かるのです。
 すべての探検家が1度ずつ手番を行ったら、ミイラの手番です。茶色のダイスを振り、出た目に描かれている数字に、その時点で探検家ダイスでミイラの目が出ていればその数を加えたマス数移動します。もし、ミイラの移動過程で探検家と同じマスに入ったら、探検家のコマは、磁石でミイラのコマにくっつかれてしまいます。こうなった探検家は、ライフポイントを失い、ピラミッドの入り口のマスに戻ります。ゲーム開始時には各探検家は3つのライフポイントを持っており、これをすべて失ったらゲームから脱落します。
 探検家が、自分の見つけるべき宝5個すべてを獲得できたら、その探検家の勝利です。また、プレイ人数により決められたライフポイント奪うことができたらミイラの勝ちです。
 探検家どうしは、ほかのプレーヤーであれライフポイントをたくさん集めれれたら、ミイラの勝ちになってしまいますが、宝を5個すべて集めてしまったら、その探検家の勝ちになってしまうため、ある意味協力し合う必要もありますが、競い合う相手でもあるのです。
 ミイラにとっては、探検家の位置を推理するのが面白いゲームです。宝物を見つけた時には、位置がはっきりしますし、多くのダイスからその1つを選んだ理由が推理の根拠になるかもしれません。 

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