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2008年6月14日 (土)

ドラゴンの川

Fluss_der_drachenbox200
Fluss der Drachen / Kosmos / Inka & Markus Brand作
2~4人 6歳以上 
Fluss_der_drachenboard500

 今年の子供年間ゲーム大賞にノミネートされています。
 いつもながら、ドイツゲームの自由さには驚かされます。このゲームは水を張った中にヨットを浮かべ、蛇腹式の曲がるストローで吹いて進めます。プレイしてみると、この曲がるストローというところが便利です。もちろん席を移動して風下に回ってヨットに息を吹きかけることもできるでしょうが、この曲がるストローの長い方を咥え、短い方をうまく曲げて帆にあてることにより、どの方向にもヨットを進めることができます。
 ゲームボードに当たるドラゴンの川には、5つの船着き場があります。プレーヤーは、それぞれの船着き場に1つずつのドラゴンを配置します。各プレーヤーはそれぞれ5体のドラゴンを持っており、その下にはそれぞれのドラゴンの能力を表すシールが貼っていあります。任意の宝石を1個とれるものが2体、任意の宝石を2個とれるものが1体、ほかのプレーヤーから宝石を1個盗むものが1体、他のプレーヤーにストックの宝石を1個プレゼントするものが1体です。
 手番になったプレーヤーは、その時ヨットがいる船着き場以外の船着き場を指定して、どこまで移動させるかを宣言します。そしてスタートの合図とともにストローで息を吹きかけヨットをその船着き場に向かって進めます。それ以外のプレーヤーは船着き場と同じマークが描かれたサイコロを振ります。そして、目的の船着き場と同じマークの目を出すことを目指します。そして、その目が出る前にヨットが目的地に着いたら、そこにある手番プレーヤーのドラゴンをとり、その指示に従います。もし、目的地に着く前にサイコロでその目が出てしまったら、手番は失敗です。
 どちらにしても、手番は次のプレーヤーに移ります。
 プレーヤーには、1枚ずつカードが配られており、それには宝石が描かれています。もしここに描かれている宝石をすべて集めることができたら、それらの宝石は確保でき、もう他のプレーヤーに取られることもありません。そしてもう1枚カードを受け取ります。2枚のカードの宝石が確保できたプレーヤーの勝ちです。
 水を使うゲームなので、カードはすべて防水性のあるプラスチック製でできています。
 如何にもアナログ的なアクションゲームです。

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