砂漠の王子
Im Reich der Wüstensöhne / Kosmos / Klaus Teuber作
3・4人 8歳以上 60分
各プレーヤーは、砂漠を探検しオアシスを完全な形で発見できるごとに何らかのものが手に入る可能性があります。ゲーム終了時に、手に入れたものの価値の合計が最も高いプレーヤーが勝ちです。
手番には自分の隊商(ラクダのコマ)を移動させます。茶色のラインが続いていればどこまででも移動できますが、オアシスに通じる白いラインは1つだけ越すことができます。ただし、水を使うことにより、白いラインもいくつでも越すことができます。自分の隊商が止まったタイルの周りに空き地があれば、山からタイルを1枚めくることができます。そして、それが置けるなら(道の色および地形が連続するように)置かなければなりません。そして、配置したタイルに隊商を移動させます。そのタイルにオアシスが描かれていたら、自分のコマを1個置くことができます。オアシスか描かれている場合は、同時にそこで獲得できる商品/ラクダ/水/情報が描かれていることがあります。めくったタイルを置くことができない場合は、自分の前に表にしておきます。なお、ほかの人の前にあるタイルも、タイルをめくる前なら水を1個捨てることにより選択することができます。自分の前にあるタイルなら水を捨てずに使えます。どちらにしてもこれで次のプレーヤーの手番となります。
なお、オアシスが完全に発見(周りを砂漠またはボードの限界で囲まれたら)できたら、駒を配置しているプレーヤーで、そのオアシスにあるものを分配します。そのオアシスに駒が1個しか置かれていない場合には、そこに描かれているもの1つを受け取るだけです。複数のコマが置かれている場合は、まず1番背の高いコマを置いているプレーヤーが問題になります。このプレーヤーは、水を1個捨てればそこに描かれている任意のものを取ることができます。水を持っていないまたは捨てたくない場合は、そのコマを何も取らずに引き取ります。それ以降のコマについては、順番に残ったものをとります。
コマの高さはすべて違います。したがって、どの高さのコマを配置するかは問題です。どうしてもほしいものがあるオアシスなら、高い駒を配置して水を支払っても獲得する必要があるでしょう。水を払いたくないなら、低い駒を配置すればよいのです。ただし、手元の残っていれば。
各プレーヤーは、最初3頭のラクダを持っています。それぞれのラクダは2個の品物を積むことができます。したがって、ラクダを獲得しなければ6個以上の品物は獲得する権利を得ても捨てることになります。
情報を獲得した場合には、耳が描かれているタイルを1枚めくってそこに書かれている数字「-2~+2」を見てから、伏せて商品価格表のいずれかに置きます。すべての商品は+4の価値がありますが、この情報タイルにより価格が変動するのです。
このゲームは、新しいタイプの「エントデッカー」だとの触れ込みがあります。ただ、エントデッカーの船より、隊商のほうが機動力があります。もちろんコマの高さのシステムなど、今までにないアイデアがいくつも入っています。
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