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2008年3月13日 (木)

ギズボーン

Gisbornebox_500_2
Gisborne / Clementoni / Carlo A. Rossi作
3~5人 8歳以上 30-40分
Gisborneboard_500
 探検ゲームです。カードを使って、自分のコマを進めます。道はタイルでできており、いずれかのコマが現在あるタイルの先頭のマスを過ぎて始めて次のタイルが公開されます。したがって、先頭のプレーヤーは先に何があるのか分からないところを進むことになります。
 ゲームはラウンドごとに進みます。まず全員手札から任意の枚数のカードを伏せて置きます。カードは金・銀・銅の3種類あり、伏せて置けるカードは一種類のみです。金には4と3のカードがあり、銀には3と2、銅には2と1のカードがあります。つまり金のカードをプレイするとたくさん進めるのです。ただし、金のカードをプレイしたらそのラウンドでのカードの補充はありません。銀なら1枚、銅なら2枚補充できます。これはプレイした枚数とは関係ありません。また、各プレーヤーは1枚ずつテントのカードを持っており、これをプレイした場合は、コマを進めることはできませんが、カードを消費することなく2枚補充できます。
 カードを伏せて出したら、先頭のプレーヤーから順にプレイしたカードに書かれた数字の合計分進みます。ほかのプレーヤーがいるマスに止まることはできませんので、その場合はひとつ先のマスに止まります。
 ボード上のマスには、特殊なマスが幾種類かあります。まず、得点チップが置かれているマスは、最初にそのマスに止まったプレーヤーが、このチップを獲得します。そのラウンド終了後、その時点でのコマの順位によりカードの補充および得点があります。1位のプレーヤーは、3枚カードを補充できますが、この時内容を見ずに補充したカードのうち何枚かを自分の宝箱に入れることができます。この時に入れたカードが得点となります。それ以外の手札は得点とすることはできません。2位のプレーヤーは2枚補充してその中らか宝箱に入れることができます。3位は1枚です。4位は2枚補充できますが、これは宝箱に入れることはできません。通常の手札として使います。
 つり橋のマスでぴったり止まったら、つり橋の対岸にそのまま移動できます。
 村のマスの止まったら、次のラウンドは何種類のカードでも混ぜて使うことができます。
 川を越えたら、その時点で手札を4枚(テントのカード1枚を含む)以下にしなければなりません。
 狼がいるマスに止まったら、得点チップを1枚捨てます。
 沼のマスから進む場合は、プレイしたカードの半分しか移動できません。
 先頭にいると、得点計算が起こるたびに有利となります。また、ラウンドの最初に移動しますので、カードさえあれば希望するマスの止まることもできます。しかし、タイルを超えての移動の場合は、先が見えません。
 手軽なゲームで、冒険の雰囲気が出ていました。
 ギズボーンはニュージーランドの東端の街で世界で一番早く日の出が見られる街(???)だそうです。

2008年3月 1日 (土)

ダイスビンゴ

Wurfelbingobox_200
Würfel Bingo / Ravensburger / Heinz Wüppen作
1~4人 7歳以上 所要時間:30分
Wurfelbingoboard_200

 2007年のゲーム大賞推薦ゲームです。
 普通のビンゴに飽きたという人もこれなら燃えるでしょう。
 ただ、ルールさえ知っていたら紙とサイコロ2個で何人でも遊べるので、売り物としてはどうかわかりません。
 サイコロを2個振り、全員が出た目の合計(2~12)をボード上の25マスのうち空いているマスに書き込むだけです。これを25回繰り返すと、すべてのプレーヤーのすべてのマスが埋まります。ここで得点計算。縦横斜めの列で、ポーカーハンドよろしくワンペアー、スリーカード、ストレート(もちろんフラッシュはできません)などにより得点が決められています。合計点が最も高いプレーヤーが勝ちです。
 「7」が出る可能性が一番多いのですが、そうなるとは限りません。可能性の高い目を書く場所を残しておいても、最後まで出なかったりして、なかなか燃えます。

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