魚河岸物語
Fangfrisch / Queen Games / Andreas Pelikan作
魚市場で、魚を売買するゲームです。プレーヤーは順番に競売人となって魚をセリにかけます。といっても売値は10ユーロに決まっています。ただ、魚の量が違うのです。バナナの叩き売りよろしく、10ユーロで売る魚の量をどんどん増やすのです。
競売人は、カードの山から順番に1枚ずつカードを表にしてゆきます。カードには、いろいろの魚が1~3匹描かれています。競売人以外のプレーヤーは、めくられるカードを見て、満足したらテーブル中央に置かれたベルを叩き、10ユーロ銀行に支払って表になっているカードすべて引き取ります。各プレーヤーは、魚を入れるとろ箱を3つ持っています。それぞれのとろ箱には1種類の魚しか入れることができません(ただし、タコはジョーカーなので、どの魚としても扱えます)。それ以上の魚がある場合には、ごみ箱に捨てる必要があります。ごみ箱の中身はゲーム終了時に失点となります。競売人は買われたカード1枚に付き1ユーロの手数料を手にします。なお、3つのとろ箱にうち1つは氷が入っています。
自分が競売人の順番になったとき、とろ箱の中の魚を売却することができます。魚は売却する量が多いほど、高値で売れます。それぞれの種類について、1~3匹は1匹につき1ユーロですが、それ以降少しずつ高く売れ、10匹なら3倍の価格で売れます。そのとき、同じ魚をとろ箱に入れているプレーヤーは、その魚が腐ります。その魚のカード1枚をごみ箱に移動させます。ただし、氷が入った箱に入れている魚は腐りません。
このほか、カードには泥棒ネコと缶詰があります。泥棒猫のカードは他のプレーヤーのとろ箱の魚を1枚盗むことができます。缶詰のカードを獲得したら、ごみ箱のカード2枚を捨て札にすることができます。腐った魚で缶詰とは・・・
購入と売却を繰り返し、最も設けた人の勝ちです。
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