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2007年6月 1日 (金)

盲目のニワトリ

Blindes Huhn / Kosmos / Heike Risthaus作

Blindeshuhnbox Blindeshuhncards

  カードは大きく分けて3種類です。一番多いのは「ヒヨコカード」で5色あり、それぞれ1~4のいずれかの数字が書かれています。そのほか「盲目のニワトリカード」と「金の小麦カード」があります。
 各プレーヤーは、ヒヨコカード8枚からなるスタートカードセットを1組ずつ受け取ってゲームスタートです。このカードを含め獲得したカードはすべて表にして色別に表にして置いておきます。
 手番プレーヤーは、山札から3枚とってその内容を確認し、そのうち1または2枚を表、残りを裏にしてテーブルの中央に置きます。この3枚の獲得を目指してセリを行います。手番プレーヤーから始めて一巡のみのセリです。競り落としたプレーヤーは、自分が獲得しているカードに書かれた数字を合計して宣言した数字を支払います。手番プレーヤー以外が競り落としたら代金は手番プレーヤーに入ります。手番プレーヤーが競り落としたら、支払い用のカードを、時計回りに1枚ずつ順番に獲得します。
 こうして、山札から終了カードが出てくるまでゲームを続けます。
 ゲームが終了した時点で、獲得しているカードが得点になります。まず、ヒヨコカードについては、それぞれの色についてカード枚数が一番と2番目のプレーヤーにはボーナスポイントが入ります。また、各プレーヤー3色までのヒヨコカードは書かれた数字がそのまま得点となります。盲目のニワトリカードと金の小麦カードは1枚ずつのセットに付き+5ポイントです。セットにならなかった金の小麦カードは1枚に付き+2ポイントです。しかし、セットにならなかった盲目のニワトリカードは1枚に付き-3ポイントです。もちろん合計点が一番多いプレーヤーの勝ちです。
 手番プレーヤーは、どのカードを表にしてどのカードを裏にするか、はじめにつける金額をいくらにするかがポイントです。いいカードと思わせて高く買わせるか、悪いカードと思わせて安く買い取るかです。また、得点になるのは3色までなので、得点にするカードと支払い用にするカードはそれぞれのプレーヤーによって、思惑が変わります。
 シンプルなルールですが、楽しいセリゲームです。

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