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2007年5月18日 (金)

ズーロレット

Zooloretto / Abacus / Michael Schacht作

Zoolorettobox

Zoolorettoboard_1

コロレットのシステムを取り入れたボードゲームです。
プレーヤーは、それぞれ動物園を持っています。その動物園には3つの檻があります。ひとつの檻には一種類の動物しか入れることができません。また、それぞれ入る動物の数が決まっています。それぞれに檻を定数いっぱいの動物を入れると高得点が得られます。
自分の手番になったときにできることは3種類です。

  • 裏になっているタイルを1枚表にし、いずれかの木のボードに乗せる。:木のボードは、プレイ人数分用意され、それぞれ3つのマスがあります。空きマスのないボードに乗せることはできませんし、空きマスがまったくない場合には、これはできません。
  • 木のボードをひとつ取り、そこに乗っているタイルを自分の動物園に配置する。:動物のタイルは、いずれかの檻に配置するか中央の建物に置きます。屋台のタイルは、動物園内に、4箇所配置する場所があります。それ以上は中央の建物に置きます。お金のタイルは、そのままお金として使えます。このアクションを選択した場合は、とりあえずゲームから抜けます。すべてのプレーヤーが抜けたら、改めて次のラウンドをはじめます。
  • お金を使う。:お金を使えば動物を移動させたり、他のプレーヤーの中央の建物にある動物を買うことができます。そのほか、中央に居る動物タイルを捨てることもできます。また、檻を1つ増設することもできるのです。

なお、動物タイルのうちいくつかには、オスまたはメスのマークが描かれています。オスとメスのマークが描かれたタイルが同じ檻に入ったら、自動的に子供が生まれます。
 ゲームが終了したときに、檻に居る動物や動物園内にある屋台はプラス点ですが、中央の建物に残ったタイルは種類ごとにマイナス点になります。
 コロレットと比べて、動物の種類を増やさないようにすることは同じですが、集める動物も多すぎると困ることです。檻に入らないとやっぱり失点になってしまうのです。また、子供ルールがあるため、頭数を増やすこともできますが、増えすぎることもあります。お金をうまく使って、細かい調整をするのも違いです。

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