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2007年3月15日 (木)

トラッパー

Trapper / Clementoni / M. Kiesling & W. Kramer作

Trapperboard

 1999年ティカル、2000年トーレスと20世紀末を2年連続でゲーム大賞(Spiel des Jahres)を受賞した。Wolfgang KramerとMicheal Kieslingの作品です。このゲームの箱の表面に書かれている作者名はKieslingが先に書かれているのは、なぜなんでしょう。若手が伸びたのでしょうか。
 トラッパーとは罠を使う猟師のことだそうです。ゲームには、熊、ヘラジカ、山猫、狼、ビーバー、鮭が登場、これらの動物とキノコと薬草を獲得してカヌーで運ぶと得点になります。
 カードは単純に4色の猟師が描かれたカードです。これらはその色のコマと対応しております。
 まず、タイル64枚を8×8に裏にして敷き詰め、中央の4枚を内容を見ずに取り去って、そこに4個のコマを配置します。そしてコマに隣接している8枚のタイルを表にしてゲームスタートです。
 手番には1色のカードなら何枚でも出すことができます。出した枚数コマを進めて、そのたびにタイルを獲得します。また、コマが進んだ先に隣接するタイルはその時点で表になります。動物およびキノコと薬草のタイルには数字か書かれており、これが得点となります。そのほかにカヌーのタイルがあります。これには一種類の動物が何頭か描かれています。これは、このカヌーにこの種の動物が何頭乗るかを意味します。カヌーとそれに必要な頭数の動物タイルを獲得したら、得点計算に移れます。このときキノコや薬草を一緒に乗せることもできます。タイルの合計数の倍が得点です。手番の最後には、カードを2枚補充します。
 ゲームが終わったときに、定員に満たないカヌーに乗っている動物は、その点数をもらえますが、乗るべきカヌーがない場合には、失点となります。また、まったく動物が乗っていないカヌーが残っても失点です。
 そのほか、得点した動物種類数や、一回のカヌーで取った高得点に対するボーナスポイントなどがあります。
 カヌーと動物のバランスが楽しいゲームです。
 

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