黄金の羅針盤
Der Goldene Kompass / Kosmos / Michael Rieneck作
「指輪物語」「80日間世界一周」「ベーオウルフ」「大聖堂」と続いた、Kosmosの原作本のゲーム化版です。
原作はPhilip PullmanのThe Golden Compass。日本語版では新潮社より「黄金の羅針盤」というタイトルで単行本および、文庫本が出ています。この話は、ライラの冒険シリーズということで、3部作からできており、第1部のタイトルが黄金の羅針盤です。また、この話は映画化が進んでおり、ドイツでは4月に公開になるそうです。日本では12月の公開予定のようです。また、映画も3部作る予定で、今後は指輪物語のように続編も映画化されるという話でした。話は、ファンタジー系の冒険談です。
ゲームは、すごろく形式で進み、途中いろいろなキャラクターに助けてもらったり、邪魔をされたりといったところではないかと思います。もちろん、Kosmosですので単純なすごろくなわけはありませんが、未プレイなので細かい点は不明です。
なお、本はただいま2部の途中まで読み進みました。ファンタジーに興味がない私でも、気楽に読める冒険物語です。どちらかというと、子供向けかな?でも、パラレルワールドや素粒子が出てきたり、教会の権威が出てきたりして、テーマも楽しんでいます。
大聖堂がかなり良いできだったので、今回も期待してしまうのですが、はてさて。日本では原作付ゲームは大概駄作、というイメージがあるので、ドイツゲームにおいてはその限りにあらず、というところをぜひ見せてもらいたいものです。
投稿: Nim | 2007年3月19日 (月) 22時11分