« 陰謀 | トップページ | アルカディアの建設 »

2006年11月 8日 (水)

ひつじパニック

Haste Bock / Zoch / Fraser & Gordon Lamont作

Hastebockboard

まず目に付くのが、陶製の可愛いひつじコマ。

ゲームは4つのフェイズに分かれており、それぞれ得点の取り方が違います。第1フェイズは、自分の2個のひつじコマが隣接するマスに居れば得点です。第2フェイズは、集団のできるだけ前の列にいるほど高得点です。第3フェイズは、黒いひつじに隣接するマスに自分のひつじがいれば得点です。最後の第4フェイズは、集団のでくるだけ後方にいれば高得点になります。

手番には、各プレーヤが持っているアクションタイル1セットの中から1枚を選んでプレイします。アクションタイルの内容は、「自分のひつじを隣接する空いているマスに移動させる」「いずれか1列を選んで、その列上のひつじを列のどちらかの方向に1マスずつずらす」「自分のひつじ1頭を他のひつじに激突させたり、ジャンプさせたりする」「群れ全体を整列させたり、90度方向転換させたりする(先頭が大幅に変わる)」などです。なお、アクションタイルにはタイマーの数字が書かれており、プレしたらそのタイマー分タイマーのコマを進めます。進めた後、このタイマーのコマが第1フェイズや第3フェイズにいたら、そこで、得点をチェックします。第2フェイズと第4フェイズは、タイマーが基準点を越えた時点で、全員の得点をチェックします。

タイマーの進め方、アクションタイルを使ってのひつじの移動、フェイズの変化などをうまく使って、一番多くの得点を得たプレーヤーが勝ちです。アクションタイルは、任意の順番で使用できますので、コマの可愛さと違ってシビアーなゲームです。

« 陰謀 | トップページ | アルカディアの建設 »

コメント

子供向けゲームだと思いますが、それに似合わずシビアなゲーム展開になりそうですね。わいわい言いながら遊ぶと楽しそうです。これから日本に入ってくるのでしょうが、流通が始まるのが楽しみです。

Nimさま

ひつじパニックは、決して子供向けゲームではありません。表示されている対象年齢は10歳以上です。(サンクトペテルブルグや郵便馬車も「10歳以上」です)
見た目は、牧歌的なのにシビアーなゲームといえば、クーハンデルを思い出します。

そうでしたか、まさか10歳以上とは。
見かけにだまされそうなコンポーネントですね。でも、シビアな駆け引きが出来そうな感じがして、今から楽しみです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ひつじパニック:

« 陰謀 | トップページ | アルカディアの建設 »