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2006年11月16日 (木)

大聖堂

Die Säulen der Erde / Kosmos / Michael Rieneck & Stefan Stadler作

Diesaulendererdeboard1

 ケン・フォレットのThe Pillars of the Earthという小説を舞台にしたゲームです。この小説は大聖堂を建てたいという夢を抱いている建築職人の物語です。
 プレーヤーはそれぞれ大聖堂建築に携わる親方です。手元に人夫・職人・建築士と資金を持ってゲームをスタートさせます。ゲームは6ラウンドにわたって行われますが、それぞれのラウンドは3つのフェイズでできています。
 最初のフェイズでは人夫や資金を使い資材や新しい職人の確保を目指します。資材と職人を組み合わせることにより、ゲームの目的である勝利ポイントや、資金を確保できるのです。
 第2フェイズでは、建築士をボード上のいろいろの現場に送り込むことにより、いろいろな特典を得ます。この過程がこのゲームの特徴でもあります。各プレーヤーの建築士のコマ3個ずつを袋の中に入れ、スタートプレーヤーが中を見ずに順番にコマを1つずつ取り出します。そして、その順番に任意の位置に、コマの所有者が配置できるのです。ただし、1番最初に出てきたコマを配置するには、お金が7必要です。2番目は6必要なのです。このようにして7番目まではボードに配置するためにはコストがかかります。それ以降のコマの配置にはコストはかかりません。ただし、7番目までに出たコマは支払いたくなければ配置をパスすることができます。そして、すべてのコマが配置された後、パスされているコマを順番に配置できます。コマを配置する位置は、職人や特典カードを無料で確保できるものや、勝利ポイントが確保できるもの、税金を免除してもらえるもの、特殊な資材が得られるものなどがあります。もちろんそれぞれの場所には、配置できる数が限られているので、先に置きたいのですが、コストがかかるということです。
 そして最終フェイズは、第2フェイズで配置したコマの処理で、最後に資材と職人の能力で勝利ポイントを得ます。
 ランダムの要素もそこそこあるとはいえ、やっぱりゲーマーズゲームでしょう。手にしている職人、新たに手に入れる職人と、確保する資材などゲームの展開に合わせた判断が必要です。しっかり勝利ポイントを積み上げるゲームです。小説がテーマだということで、その粗筋をたどるだけのゲームだと思っていましたが、ぜんぜん違いました。初めてのプレイとしては好感触。
 このゲームの舞台となっている小説「大聖堂」は矢野浩三郎訳でSB文庫から出ています。ゲーム自体は,それほどこの小説とリンクしているわけではありません。特権カードやイベントカードに登場人物などが使われている程度です。

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