メガスター
Megastar / Amigo / Friedemann Friese作
スターを育てて、メガスターを目指すゲーム。人気というものは恐ろしいもので、常に劇的に変化する。このゲームでもそれがはっきり現れており、昨日までトップだった人気が、次の瞬間には、最下位になっていることもある。人気の上昇は、それほど劇的ではなく、最大でも3段階。
カードには、7人のスターの卵の絵が描かれている。手番には、カード1枚プレイして、場から1枚と山札から1枚補充する。つまり手番が進めば手札は増える。このゲームのひとつの特徴は、プレイするカードは、前の手番で決めなければならない。つまり手番の最後に、一枚伏せてカードを置き、このカードを次の手番でプレイする。プレイされたスターは人気が上がる可能性がある。しかし、どのスターの人気を上げるかは、事前に決めるのだ。(人気の尻馬に乗るのは、本当のファンではないということか)
いずれかのスターのカードの3枚目がプレイされたら、ゲームを中断して人気チェック。前の手番で、プレイするカードを決めているので、人気チェックのタイミングは突然やってくる。もちろん多くプレイされていれば人気が上がるが、上位陣はそうは行かない。下位が人気を集めていると、自分たちの人気にかかわらず、順位が一気に落ちる。
人気チェックにより順位が決まったら、ゲームは再スタート、前のラウンドでプレイされたカードが、今度のラウンドでは、補充のための場札となる。
ゲームは、山札がなくなったら終わり。次の手番にそなえて裏にして置かれているカードすべてをプレイして、最終人気チェック。
それぞれのスターのカードを一番多く持っているプレーヤのみが、そのスターの順位に応じて得点が得られる。人気を上げるためにプレイすると、持ち札が1番でなくなってしまうかもしれない。
人気は常に激しく変動するため、終盤の順位が大事。上位は一気に落ちる可能性あり。下位はあまり見込みなし。3~4位が有利なようだ。ただ、人気チェックが突然起こるので、あせって、順位を上げると最後の人気チェックのときの位置が悪かったりする。つまり、第4コーナーを曲がったあたりで、人気を上げたいのだが、どこが第4コーナーなのか分からないのが面白い。
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